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看守眼 の商品レビュー

3.5

41件のお客様レビュー

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2009/10/07

個人的にはいまいち。比較的マイナーな職種の人たちが巻き込まれる様々な事件模様。 ある程度、オチを読ませておいて軽いどんでん返しを用意する手法が多かった。 性格がうじうじしていてる主人公が多くて、同属嫌悪的に感情移入できなかったかなあ。

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2009/10/07

面白かったです。短篇集。6作品あります。横山作品ははずれがないので、どの作品も安心して読めました。『秘書課の男』が良かったかな?

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2009/10/07

「臨場」の様に主人公が共通の短編集かと思ったら、作品毎に登場人物も設定(今回は警察以外も舞台)も異なる普通の短編集だった。しかし、そこは横山秀夫、どれも一定のクオリティがあって短編は上手だなあとうならされる。ただ、読後も強烈に覚えている作品はなく、なぜか「横山秀夫」の長編が読みた...

「臨場」の様に主人公が共通の短編集かと思ったら、作品毎に登場人物も設定(今回は警察以外も舞台)も異なる普通の短編集だった。しかし、そこは横山秀夫、どれも一定のクオリティがあって短編は上手だなあとうならされる。ただ、読後も強烈に覚えている作品はなく、なぜか「横山秀夫」の長編が読みたくなった。

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2009/10/07

短編集。通勤中のお伴に最適。 警察ものが2つ、記者ものが2つ、調停委員、秘書。 この堅さが横山秀夫っぽさですねえ。全体に漂う独特の緊迫感がたまらんです。

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2009/10/04

短編集。刑事になりたかったがほとんどを留置場の看守として過ごした退職警官と県警の機関誌の編集者。 状況も環境も違う人々の人間模様。ハッと気づく場面。私には予測できなかったけど気づくところにひかれる。まあまあ。2008.3.30 自伝;ライター仲間と”執筆集団T・I・N”。只野、...

短編集。刑事になりたかったがほとんどを留置場の看守として過ごした退職警官と県警の機関誌の編集者。 状況も環境も違う人々の人間模様。ハッと気づく場面。私には予測できなかったけど気づくところにひかれる。まあまあ。2008.3.30 自伝;ライター仲間と”執筆集団T・I・N”。只野、磯部、奈緒美を立ち上げた。家電量販店会長から自伝執筆の依頼がくる。 口癖;調停委員の関根ゆき江、離婚調停に過去の知り合いが現れる。自分と比較し勝ったと思うゆき江。 午前五時の侵入者;県警のHPに\"サイバーテロ\"。フランス語で書かれた文字。 静かな家;外勤記者だった高梨。地域版の整理記者となり悪戦苦闘。写真の個展の最終日を間違える。 秘書課の男;知事の右腕として働いていた男、若い桂木が知事のお気に入りに。ちじの倉内に対する態度に変化。

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2009/10/07

短編集。 どの作品にも、一瞬はっとさせられる瞬間があった。 自分が正しい。周りが間違ってるんだと思って、自分勝手に行動する人は多いけど 事実は自分の考えていたものと違うこともあるよなぁ。 なんかそんなことを考えてしまいました。

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2011/09/04

短編の中に”世界”がぎゅっと詰まってる。 どれをとっても、組織の中での葛藤とか熱い想いとかが詰め込まれていて、密度の濃い読書が愉しめる。警察・新聞社以外のシュチュエーションが入っているのも、面白い。それにしても、新潮社から出た親本の装丁のが、断然イイと思いませんか? 作品をよりき...

短編の中に”世界”がぎゅっと詰まってる。 どれをとっても、組織の中での葛藤とか熱い想いとかが詰め込まれていて、密度の濃い読書が愉しめる。警察・新聞社以外のシュチュエーションが入っているのも、面白い。それにしても、新潮社から出た親本の装丁のが、断然イイと思いませんか? 作品をよりきちんと表していると思うんですが。

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2009/10/07

いつか刑事になる日を夢見ながら、留置管理係として過ごした近藤。まもなく定年を迎える彼は、証拠不十分で釈放された容疑者の男を執拗に追う。マスコミを賑わした「死体なき殺人事件」の真相を見抜いたのは、長年培った「看守の勘」だった。(『看守眼』)ほか、短篇の名手の本領発揮、人生の一瞬を切...

いつか刑事になる日を夢見ながら、留置管理係として過ごした近藤。まもなく定年を迎える彼は、証拠不十分で釈放された容疑者の男を執拗に追う。マスコミを賑わした「死体なき殺人事件」の真相を見抜いたのは、長年培った「看守の勘」だった。(『看守眼』)ほか、短篇の名手の本領発揮、人生の一瞬を切り取る渾身の小説集。

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2009/10/04

さすが、横山作品。それぞれの短編が実に味わいがある。「県警機関紙の編集者」「フリーライター」「家裁の調停委員」「警察のIT担当者」「地方新聞の整理部」「県知事秘書」・・主人公は様々でバラエティ色が出ているが、いずれも警察小説同様に、複数の人物のかけひきがあり、物語に引き込まれる。...

さすが、横山作品。それぞれの短編が実に味わいがある。「県警機関紙の編集者」「フリーライター」「家裁の調停委員」「警察のIT担当者」「地方新聞の整理部」「県知事秘書」・・主人公は様々でバラエティ色が出ているが、いずれも警察小説同様に、複数の人物のかけひきがあり、物語に引き込まれる。読みごたえのある小説だ。

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2009/10/04

横山さんは「上手いなぁ」とは思いますけど「いつも同じだなぁ」とも思います。組織の話ばっかりで。タイトルの「看守眼」ドラマで見ました。どの話もドラマにしやすそうですね。

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