そこへ届くのは僕たちの声 の商品レビュー

小路幸也【著】

2011/02/26

タイトルに惹かれて読んだ。
子どもたちにしかできない子どもたちの救い方。
ものすごく純真で、ラストは涙した。
昨年、はやぶさの帰還に感動した方や、空や宇宙が好きな方にぜひお勧めしたい本。

2011/01/08

植物人間を覚醒させる能力を持つ人がいるという噂と、各地で起きる奇妙な誘拐事件。無関係なはずの二つの出来事を結んだのは、“ハヤブサ”というキーワードだった。“ハヤブサ”とはいったい何なのか?―うちに秘めた「見えざる力」を駆使して、、次々と降りかかる試練を乗り越える子供たち。本当の友情と勇気を描いた物語。 （amazonより抜粋）

小路さんの文章の書き方が何だか好きです。
優しい文体という印象でしょうか。
なので始終柔らかいものを読んでいる感覚になります。

ただ、この物語。
空耳からうまれたエピソードなんですか、内容がSFっぽくて、それに弱い私には話を理解するのが大変でした。
苦手分野でした。

ありえないって思ったらいけないのがSFの醍醐味だとは思いますが、いやぁー・・・最後まで辛うじてついていったという感じですね。

それでも害のない文章・内容。
キラキラしたものを読んでいる感覚になるので、小路さんの作品はおすすめです。

ちょっぴり刺激が足りないとか、物足りないと感じてしまうかもしれないけど。

2011/09/14

ちょっと小難しい気もするけど、家族のこととか、社会の目とか大事なことも訴えかけている本。やっぱ新聞記者の辻谷さんがいい。最初、読みにくく感じるけど山を越えるとつながってくるのが楽しくてどんどん読めます。

2010/11/19

内容（「BOOK」データベースより）
植物人間を覚醒させる能力を持つ人がいるという噂と、各地で起きる奇妙な誘拐事件。無関係なはずの二つの出来事を結んだのは、“ハヤブサ”というキーワードだった。“ハヤブサ”とはいったい何なのか?—うちに秘めた「見えざる力」を駆使して、、次々と降りかかる試練を乗り越える子供たち。本当の友情と勇気を描いた物語。

2010/11/09

面白かったです…！初めての小路さん作品なんですが他のも読みたくなりました。宇宙や星のことが最後まで出てきて、調べたくなりました。登場人物の多くが中学生（だったかな？）と若いので専門的な知識はあまり出てこなくて読みやすいです。ＳＦっぽいことも出てきますが以下同文。
最後にどかんと一発事件があって面白かったです。終息ら辺のシーンでは涙ぐみました。でも事件自体にはそこまでページが割かれてないのでとある特殊能力を持った少年少女の冒険を目当てに読んだら物足りないかも。
主人公（ヒロイン）も活躍しますが大技とか繰り出しませんし。そもそもバトルものじゃないので地味です。
この物語の軸は家族や大人と子ども、友人同士の絆である気がします。読後はとてもほっこりと優しい気分になります。
とある事件達から調べていくうちにとある能力に辿り着くので、読者は物語が展開していくのと一緒に物語にのめり込んでいけるのでとても読みやすかったです。

2010/10/03

いい本です。

ただ日常!?を書いた本を読んでばかりの私には読むのが少し大変でした。

みんな良い人なところとあたたかい空気はすごく好きです。

好きなとこ

人間は目に見えないものを本当には理解できない動物なんだ

2010/08/25

雰囲気のある本。
自分にしか出来ないって分かりきったことがあるのは
とても羨ましい。けれどつらいことでもあると思う。
登場人物がみんなピュアでいい人。
天文台行きたいなぁー

2010/08/18

わたしは、恐らく、いや
確実に、この小路さんの文体が好きなのだと思う。

しみじみとしました。

2010/03/03

ありえないと思いながらもありえそうな気がして共感できた。子供たちの正義感というか使命感には脱帽。ワタシにそういう能力があったとして果たしてちゃんと使うのか…。大人がちゃんと守ったのもイイな。10.02読了。

2009/10/17

「良かった！！」ってほどでもないけど、
楽しくほんわかムードで読めました。
小路さんの本は、だいたいほんわかムードで読めるから好きです。