羊をめぐる冒険(下) の商品レビュー
ダンス・ダンス・ダンスの元になった小説 すごい読みやすかったし、途中の展開も終わり方も村上春樹にしてはしっかりしてた
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村上春樹作品はあまりにも登場人物と親しみが出来てしまい読み終わるころには別れが寂しくなる! 2作目だけど今回も仙人の様な生活に賢い女性が出てきて良かった
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私がこの世で1番好きな本 晴れの眩しさがうざったいような世界観で、だけど何気に世界への愛があるかんじ。 寒くて寂しいけど人間だけは体温がある。はやくお酒が飲めるようになりたい。
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星の着いた羊を探すミステリー的に物語が進んでいくのも、最後にちゃんと(悲しいけど)オチがあるのも、とても良い。 羊をめぐる冒険のために、前の2作風の歌を聴けと、1973年のピンボールはあると思う。 次は羊男の正体に触れているみたいなので、ダンス・ダンス・ダンスかな?
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北海道の緑、グレー、白、くすんだ黄色のコントラストが頭の中に鮮明に浮かんでくる作品。 伝えたいこと…は言葉で表せないけどなんとなく心で理解できたきがする。料理のオシャレさはさすが。上巻よりも下巻の方が好きだった。 なんとなく、村上春樹の作品の中で一番好きかも。
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まさに端折ると意味がなくなってまう作品やー 以下印箇所 一般論を並べても人はどこに行けない。俺は今とても個人的な話をしているんだ。 彼らはまるで集団で思考をしているようにみえた。 羊がさった後ではどこまでが私でどこまでが羊の影なのか、それさえもわからないのだ 君は思想のみが存在し...
まさに端折ると意味がなくなってまう作品やー 以下印箇所 一般論を並べても人はどこに行けない。俺は今とても個人的な話をしているんだ。 彼らはまるで集団で思考をしているようにみえた。 羊がさった後ではどこまでが私でどこまでが羊の影なのか、それさえもわからないのだ 君は思想のみが存在し、表現が根こそぎもぎ取られた状態というものを想像できるか? ヴァイオリンの演奏を聴けばそれはわかります。
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くそ、意味がわからない。(上)までのスピード感はあれほど良かったのにどうしてこうなってしまったんだ。心象描写、風景描写は流石という言葉に尽きる。ただあまりにもそれがくどくて物語のスピード感を遅らせている。時の流れや、めくるめく日常を書くためにこれらの描写も必要だということはわかる...
くそ、意味がわからない。(上)までのスピード感はあれほど良かったのにどうしてこうなってしまったんだ。心象描写、風景描写は流石という言葉に尽きる。ただあまりにもそれがくどくて物語のスピード感を遅らせている。時の流れや、めくるめく日常を書くためにこれらの描写も必要だということはわかるけれど、もっとやり方はあると思うんだ。 次のページ、次のページ、うぉ‼️次のページッ‼️がない。何日もかけてちょくちょく読んで、気が向いたらまた読むような本。もしかしたら途中に本の存在すら忘れて、読むことは永遠になくなってしまう人も多いと思う。 とてつもない世界観だけど、独りよがりになっていてよくわからない。羊は何者なんだよ、結局。 しかし、一方で僕も全てに対して正解を求めてしまう現代の病に侵されているうちの一人なのかもしれない。だからこそ、この小説に魅力を感じないのかもしれない。 最後、自分自身でもズルいこと言っているなと思う。これを書くことでまたズルくなるからやめる。 とにかくあまりわからなかった。いつか歳をとってもう一度これを読むことがあったら、今度はスッとわかることに期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
212頁の最後から始まる2人の会話は個人的に最も好きな部分。鼠の持つ弱さは一般的な弱さとは別のもの である。ほとんどの読者が僕のような人間であり、そのような自分には無い弱さをもつ鼠に対して魅力を感じるのではないか。「俺は俺の弱さが好きなんだよ。…」の台詞に鼠という人間の魅力が詰まっており、惹きつけられる。
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個人的にはあんまり好きじゃない。ファンタジーであり得ないことが起こる、頭が混乱する、筋が通ってるのか通ってないのかわからない、それが純文学と言われる。結局のところ自分の理解力不足を感じるから好きじゃない。
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何度目かの再読。 物語に緩急があって、冒険の進展には高揚感がある。どんな話かと聞かれると、説明できない。 僕が言ったとおり、「端折ると意味がなくなっちゃうんだ」
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