あなたが世界を変える日 の商品レビュー
短い文章なので、すぐに読み終わります。 ただ腹にずしっと食らいます。 ちょっと泣いちゃったりもしました。 たくさんの人たちに読んでもらいたい1冊です。
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環境活動をしていると、仲間うちでは通じる言葉が、経済論理の中でつぶされ変形してしまい、疲弊してしまうことがある。そんな時、12歳の少女から発せられたシンプルなメッセージは、勇気を与えてくれる。「どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのは、もうやめてください。」森林は森林...
環境活動をしていると、仲間うちでは通じる言葉が、経済論理の中でつぶされ変形してしまい、疲弊してしまうことがある。そんな時、12歳の少女から発せられたシンプルなメッセージは、勇気を与えてくれる。「どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのは、もうやめてください。」森林は森林になるのに100年はかかる。それを壊す時、その100年を壊すのだと自覚してほしい。100年後の人たちから、それを奪っているのだと知ってほしい。復帰させようと思ったら、もっとかかる。その手間や価値と、これから求める開発の価値と、どのように天秤にかけたら良いのか、短期的な視野だけでなく、もっとロングスパンで考えるクセをつけて欲しい。そのために何をしたらいいのか、考えている。
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1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるよ...
1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。 自分と年が近い。少女の言葉で問いかけたスピーチ。言葉の持つ力、意思を感じる一方で、今それを聞いた人達は何をしているんだろう。何をなすべきか、大人の理論で壊し続けるのはもうやめないといけない。これを読んだ時の衝撃は、今の自分にどう響くのか。そんな気持ちで読んだけど、やっぱりすばらしい。トップしか変えられない世界、辿り着いたら理想を失い、固執する。日本の政治もそうだけど、足の引っ張り合いをして、見過ごしている渾沌と世界。心をもって、前へ導く力、それは子供だろうが大人だろうがきっと関係ないはずだしね。
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12歳の少女、といっても79年生まれだから僕と同い年なんですが、 その少女が92年にリオデジャネイロで開かれた環境サミットにおいて、 いならぶ各国リーダーを前に語ったスピーチは、 人々に感動を与え、「リオの伝説のスピーチ」と 呼ばれるようになったといいます。 92...
12歳の少女、といっても79年生まれだから僕と同い年なんですが、 その少女が92年にリオデジャネイロで開かれた環境サミットにおいて、 いならぶ各国リーダーを前に語ったスピーチは、 人々に感動を与え、「リオの伝説のスピーチ」と 呼ばれるようになったといいます。 92年には、僕も、この少女も、大人に訴える側の子供だったけれども、 今は、何かを出来るくらいの、力ある大人の側になった。
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友人の家にあったので。 すごく正論であるし、例えば自分が環境問題の専門家だとして、こんなことを12歳の少女に言われてしまったら参っちゃうだろうな。 けどもし、社会に出ている25歳の大人に同じことを言われたら、同じように感動できるのかな。
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当時12歳の女の子が環境サミットでしゃべったスピーチ、およびその背景等を絵本調にまとめた本。 こういった場であそこまでしゃべれる12歳というのは素晴らしい。
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世界を見渡せば戦争、環境破壊など自分の知らないところで、いろんなことが起きている。 複雑な問題が絡んでいるだろうけど、そんなのは大人達のいいわけ。 国連の地球環境サミット。各国のリーダーの前で、12歳のカナダ人の少女が6分間スピーチをした。 「どうやって直すかわからないものを、...
世界を見渡せば戦争、環境破壊など自分の知らないところで、いろんなことが起きている。 複雑な問題が絡んでいるだろうけど、そんなのは大人達のいいわけ。 国連の地球環境サミット。各国のリーダーの前で、12歳のカナダ人の少女が6分間スピーチをした。 「どうやって直すかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」 「もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えば、この地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどそのことを知っています。」 この少女の発言ひとつひとつには重みがあり、考えさせられました。
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素直に感動。 小学6年生の時に書いた、あのまっすぐな卒業文集を思い出す。 小学生のように夢を持っている大学生になりたい。
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12歳の少女が 92年リオ・サミットでの 「伝説のスピーチ」、日本の読者へのメッセージ、ROR JAPANを収録。 12歳の子どもをもつご両親はじめ、学校や会社でも英語、国語、環境教育の教材として使われています。
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子供って力強いな。。 あれから約17年… 彼女はecoistとして活動中。 感動した大人たちは、 どうやって直すのか分らないものを、 壊し続けている訳で…
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