延長戦に入りました の商品レビュー
同著者の『我が家の問題』、『家日和』が面白かったので購入。 奥田英朗がスポーツに関して思ったことを色々綴ったエッセイ。 かなり痛烈な意見が多くて笑える。 考え方の幅を広げるのに良い。
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『空中ブランコ』等で人気の小説家・奥田英朗の爆笑スポーツエッセイ集。あとがきによれば雑誌「モノ・マガジン」に連載していたのをまとめたものなのだそうだ。 いわゆる本職のスポーツライターが書いたスポーツエッセイではないので、その視点はとっても気が抜けてて楽しい。 例えば「...
『空中ブランコ』等で人気の小説家・奥田英朗の爆笑スポーツエッセイ集。あとがきによれば雑誌「モノ・マガジン」に連載していたのをまとめたものなのだそうだ。 いわゆる本職のスポーツライターが書いたスポーツエッセイではないので、その視点はとっても気が抜けてて楽しい。 例えば「スピードスケートの選手のスタートはドタバタしててカッコ悪い」とか「水球の選手は筋骨隆々なのに帽子が可愛いすぎる」とか「レスリングのタイツは乳首を隠すのか隠さないのかハッキリしてほしい」とか、本当に爆笑しながらサクサクと読み進めてしまうのである。 もちろんその中にもスポーツが好きな人特有の≪熱い≫語り口は垣間見えるし、「野茂の大リーグ挑戦と日本人のナショナル・パスタイム」という章なんかは何となく考えさせられてしまう。 男の人は、特にオジさんなんかはスポーツが大好きな人が多い。野球であれサッカーであれ格闘技であれ、やたら語りたがる人をよく見かける。 居酒屋でいい気持になりながら、あれやこれやとスポーツの話題で盛り上がる。そんな感覚で楽しく読める本。 もちろんスポーツになんの興味もない人でも楽しめる。
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奥田さんのスポーツツッコミエッセイ。 運動部あるあるネタも多々。 基本ネタに走ってるが、時々はっとさせられる指摘も。 やはり男性向けの作家さんだなあ。
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『空中ブランコ』の作者によるスポーツエッセイ。 スポーツ観戦はそれほどしないので、どこまで理解して読めるか不安でしたが、わからないなりに楽しいです。 シロウト目にもこの作者は本当にスポーツ好きで、チームや選手名、その特徴などが文章に織り込まれており、ついていけないなと思いますが、...
『空中ブランコ』の作者によるスポーツエッセイ。 スポーツ観戦はそれほどしないので、どこまで理解して読めるか不安でしたが、わからないなりに楽しいです。 シロウト目にもこの作者は本当にスポーツ好きで、チームや選手名、その特徴などが文章に織り込まれており、ついていけないなと思いますが、作者のスポーツへの目線がおもしろいわけなので、スポーツそのものがなんであれ、次第に気にならなくなってきます。 見慣れた者ならではの目線で、観客が集中する試合のわきで働く人や応援する人に目を向けていたり、レスリングの競技服のデザインについて悩んでみたりしているところが、くすりとおかしみをさそいます。 ボブスレーの2番目の人の役割など、考えてみたら確かに謎ですね。 小学校の校庭にあるうんていや昇り棒、確かに人目を気にせず、思いっきり使ってみたいです。 誰しもが、うっすらと感じながらも、あまり深く考えずにそのまま忘れるような(つまりはどうでもいい)事柄一つ一つに目を向けて、生真面目に考察をしていく様子が、笑えます。 そして、ぼんやり考えかけて途中でやめてしまった私たちは、(あーあるある、そうそう)と同感しながら読んでいくのです。 それにしても、これを読んで特にスポーツの知識がつくというわけではなく、(よくそういうところに目をつけて、文章にまとめるなあ)と感心する方がメインのエッセイ。 気分転換にちょうどいい本です。 あまりにフリーダムに書いているなあと思ったら、あとがきには、"自分が作家になる前に雑誌で手掛けたエッセイ"だと書いてありました。 しがらみがなにもなかった時だったんですね。 (まあ、作家になっても、スポーツにしがらみはなさそうですが) ルールを知らない私でもそれなりにおもしろく読めたので、スポーツ好きの人たちにとっては、一層ツボにはまることでしょう。 それにしても、この文庫版の表紙、まるで内容とは関係ない写真なのが、謎です。 ベッドに横たわる外人男性と、仲たがいをしたかのように端に浅く座り、よそを向いて頬杖を突く外人女性。 アンニュイな空気が流れ、そこには多少なりとも深刻なドラマがありそうですが、案外二人とも、それぞれに好きなスポーツをTVやラジオで観戦しているだけかもしれません。 ここまで表紙と内容が合っていない本もないわ~、でももしかしたら、深いつながりがあるのかな?なんてかんぐってしまうところで、結局は奥田氏と幻冬舎に踊らされているのかも。 そんな感じの、ちょっと異色の一冊です。
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ちょっと時代は古くなってしまったが、92年から97年の野球をめぐるエピソードは、当時を思い出してなつかしい。 毒舌は爽快。しっかり笑える。
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もーアホすぎますよ奥田サン。 でも天才ですww ニヤニヤが止まらないとはまさにこのこと。 自分もニュースとかでもみんなと全然別のトコ見てて 「あの後ろの建物、う○こに似てない??」 とか言っちゃう方なのでこんな人とお友達になれたらなあ… なんて夢のようなことをホザイていました。...
もーアホすぎますよ奥田サン。 でも天才ですww ニヤニヤが止まらないとはまさにこのこと。 自分もニュースとかでもみんなと全然別のトコ見てて 「あの後ろの建物、う○こに似てない??」 とか言っちゃう方なのでこんな人とお友達になれたらなあ… なんて夢のようなことをホザイていました。 なんか同志を見つけたようで嬉しい一冊でした。
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作家・奥田英朗さんが、作家になる以前、雑誌「モノ・マガジン」に連載していたエッセイ「スポーツ万華鏡」をまとめたものが本書。 一言で言うと、奥田さんが傍若無人に言いたい放題言いまくっているスポーツエッセイ集です。 つまり・・・ 何かにつけ、「けしからん(怒)」と思う人、特にス...
作家・奥田英朗さんが、作家になる以前、雑誌「モノ・マガジン」に連載していたエッセイ「スポーツ万華鏡」をまとめたものが本書。 一言で言うと、奥田さんが傍若無人に言いたい放題言いまくっているスポーツエッセイ集です。 つまり・・・ 何かにつけ、「けしからん(怒)」と思う人、特にスポーツ関係者やスポーツマニア(って何だ?)の方には、プッツン行ってしまうところがあるかも知れない本ということになります。 私は、結構笑わせてもらいました。 本書には34のエッセイが収められているのですが、1つのエッセイは7ページとちょうどいい文量ですので、少し時間が出来たときにでも少しずつ読み進めるのも良いかも知れません。 外で読む場合は、思わず笑ってしまうことに厳重注意です。 エッセイの内容は、選手の「故障=勲章」的な考え方に染まった日本社会をおちょくったり、図書館に置いてあるスポーツ新聞争奪戦における心理的駆け引き、血液型性格判断よりもあてになる(と著者が主張する)子供の時の足の速さによる性格分析(正直、どっちもどっち的な?)などと・・・上記しましたが正に言いたい放題のオンパレード(笑)。 あ、ちなみに東京ドームで初めてホームランを打ったのはたった1年で帰国したダグ・デシンセン選手だったとか。 ついでに彼は2号ホームランも打ったとのこと。 まあ、この様に「言いたい放題+たまにウンチク」が詰まった本書。 笑ってすっきりしたい人にはお勧めです。 追記: エッセイ連載時は1990年代なので、エッセイで取り上げられている人物、事柄は一昔前のものです。
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おどろく程つまらんのかと思って最初どきどきした。 少し時代が前のやつやから、いまとちょっと感覚が違う。 エッセイ集。 ときどきおもしろいのあってよかった。
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野球やサッカーに剣道などメジャーなスポーツから、ハンドボール、ボブスレーみたいなマイナーなものまで、著者独特の目線で面白おかしく書かれている。 まじめにスポーツに取り組み、冗談を受け付けない人には気分は良くないだろうが、いろいろ笑える話ばかりだった。
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いいんですかこんなことばっかり書いて。 マジメなボブスレーファンに怒られますよ。 と思いつつ、へらへら笑いながら読んでしまいました。
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