語学で身を立てる の商品レビュー
具体的でわかりやすかった。 翻訳に興味はあるけど手が出せなかったので、真剣に向き合ってみようかと思わされました。 安易に手を出すことは推奨せず、学ぶなら、仕事にするならプロとしての意識を持つこと。 厳しいけれどその分現実味もあって、読んでいて大変参考になりました。 語学の勉強...
具体的でわかりやすかった。 翻訳に興味はあるけど手が出せなかったので、真剣に向き合ってみようかと思わされました。 安易に手を出すことは推奨せず、学ぶなら、仕事にするならプロとしての意識を持つこと。 厳しいけれどその分現実味もあって、読んでいて大変参考になりました。 語学の勉強を始めるなら手元に置いておきたい一冊でした。
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語学を使った仕事として、翻訳、通訳、語学教師に絞って、持論を展開されている。 語学と向き合うに当たり、覚悟と決意を持っているか、問いただされているように、感じた。 言語学と音声学を学べ、とのこと。 う~ん、道は遠そうだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・語学力を生かした仕事をする(12) ①語学の専門家になる(スペシャリスト・コース) ②会社に勤めて組織の中で語学力を武器にする(ビジネスマン・コース) ③語学力を武器にして自分でビジネスを開く(起業家コース) ・語学スペシャリストの3つのタイプ(17) ①翻訳系の仕事:出版(文芸)翻訳、産業翻訳 -語学の素質(センス) -翻訳家としてやっていくのに必要な雑学知識 -日本語の文章表現力 ②通訳系の仕事 ③語学教師の仕事 ・翻訳家に必要な素質(32) -当該の国に関するあらゆる知識 -一般的に家で本を読んだり音楽を聴いたりするのが好きな人 -ちょっとわからないことがあるとすぐに辞書や百科事典を引きたくなるような、好奇心が強く生真面目な性格の人 ・分野別キャリアアップ戦略:産業翻訳家(43) -自分で営業活動をして仕事をとるか、エージェントに登録してそこから仕事をもらうか、どちらかに方向性を決める。その後は営業あるのみ -語学力が不完全なのか、日本語の訳文が稚拙なのか、専門用語や各分野に特有の文体になっていないのか、ドキュメントの内容についての知識が貧しいのかなど、自分に欠けている部分を明確に知ることが必要 ・あくまでビジネスであるということを忘れず、常に現代の社会の動きに関心をもち、パソコンなどが操れる人(69) ・投資するべきツール(82) -パソコンとインターネット、ソフト -辞典類:権威ある、最も通事的な語学辞典(英和等)、語彙が多く載っている大辞典、その言語専門の辞典類を最低2冊、経済・商業系と、理工系の専門用語辞典の2冊。英語・仏語あたりだと、業界ごとに辞典がたくさん出ている。 -権威ある詳しい決定版の文法書 ・語学センスは磨けるか(85) ①意味の範囲の比較と対応 ②同一の言葉におけるイメージのずれ ③表現の慣用の違いによる「発想転換文」 ・いかに仕事を獲得するか(137) -履歴書は300件ぐらい送る(140) -履歴書、職務経歴書、資格、第二外国語の知識、翻訳サンプル(146) -人脈の重要性(148) ・語学力があるのに仕事を失っていく人(152) -納期を守らない人 -手抜きをする人(訳抜けがあったり、原稿の処理が不親切だったりする) -自分の実力に対して謙虚でない人 ・自分の実力とウィークポイントを客観的に知る(156) ・利益構造を明確にする:入ってくる金は半額だと思い、出て行く金は倍だと思え(157) ・自分に欠けている能力(ウィークポイント)どうやって克服するか:外注化(158) ・事業計画書とスケジュール表をつくる(158) ・提携先との交渉、条件の取り決め(159) ・業務展開の方向性を決めておく:「狭く深く」(か「浅く広く」)(160) ・商品開発、業務管理のシステムを確立し、営業活動を開始する(161)
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"語学を操り、職業とする方たちへの本。語学を学習する人にもとても参考になる。英語に限らず、多くの言語をビジネスのマーケティング的視点から、プロとして自立するまでの競争率やこれからの需要などにもふれている。 多言語を操れる人たちが、どんな風に学習をしてきたかも紹介されてい...
"語学を操り、職業とする方たちへの本。語学を学習する人にもとても参考になる。英語に限らず、多くの言語をビジネスのマーケティング的視点から、プロとして自立するまでの競争率やこれからの需要などにもふれている。 多言語を操れる人たちが、どんな風に学習をしてきたかも紹介されている。すべての人が同様に学習すればマスターできるわけではないが、参考にはなる。 基本は、文法。文法。 ここをしっかり押さえることの大切さも教えてくれる。"
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語学を使う職業の紹介とそのなり方、仕事の取り方などが細かく書かれている。 15年前の本ではあるけれど、今に通ずるところも多いと思う。
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日本語の教材で学ぶことも時に大切であると理解した。というのも、最近自身はしきりに海外の英語教材を探しがちであるが、日本語の特徴、日本人としての癖にも向き合う必要を感じる。
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著者のこれから語学で身を立てようとする人々への真摯なアドバイスが良い。中途半端な自分を奮い立たせてくれる。
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多国語をマスターし、語学ビジネスを経営する人による本。言語ごとに、どういう勉強法がいいのか、どうやって仕事を見つけるか、仕事の種類などが詳しく書いてある。本人が長年かけて編み出したであろうメソドロジーを惜しげなく書いてあるのは、自信があるからなのだろう。 よく言われているように、...
多国語をマスターし、語学ビジネスを経営する人による本。言語ごとに、どういう勉強法がいいのか、どうやって仕事を見つけるか、仕事の種類などが詳しく書いてある。本人が長年かけて編み出したであろうメソドロジーを惜しげなく書いてあるのは、自信があるからなのだろう。 よく言われているように、通訳や翻訳を仕事とするには、日本語の卓越した能力がものをいう。それは自分も日ごろから痛感しているところだ。著者はさらに、あえて日本人の教師から学ぶことを推奨している。外国人は日本語をよく理解しておらず、日本人にとって何が難しいのか教えられないからだ。 個人的な体験からすると、外国語をマスターするには、その国に対する興味が必要不可欠だと思う。その国の人と話してみたい、という気持ちがなければモチベーションがあがらず、挫折することになるであろう。
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ほとんどが知っているもの、実際にしてきたものだった。具体的ではないけれど、基本的なものは記述されていると思う。
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[ 内容 ] 老若男女を問わず、多くの人が語学を学び始めている。 英語だけでなく、さまざまな言語に関心が拡がっている。 そして、そうした人たちの多くが、外国語を習得したのち、それを仕事に結びつけていくには、どのような方法があるのだろうか。 本書は、通訳や翻訳家といった代表的な職業...
[ 内容 ] 老若男女を問わず、多くの人が語学を学び始めている。 英語だけでなく、さまざまな言語に関心が拡がっている。 そして、そうした人たちの多くが、外国語を習得したのち、それを仕事に結びつけていくには、どのような方法があるのだろうか。 本書は、通訳や翻訳家といった代表的な職業だけでなく、初心者向けに、何のために語学を学ぶのか、学んだ語学をどう仕事に生かすのかについて、指針を与える。 [ 目次 ] 1 語学力を生かす三つの道 2 語学スペシャリストの三つのタイプ 3 語学エキスパートになるための資質 4 分野別キャリアアップ戦略 5 現状分析―いまなにをすべきか 6 語学専門家になるための勉強法 7 語学学習メソッドの種類と特徴 8 各国語翻訳市場概観 9 プロモーション戦略―いかに仕事を獲得するか 10 ケーススタディ―語学で身を立てている人々の実際 11 FAQ―頻繁に受ける質問 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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