1,800円以上の注文で送料無料

仔羊の巣 の商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/02/20

2011/02/08 連作の味はよいのだけど、この人関西を誤解してないかな?エスカレーターに立つのは左右逆だけど、右側通行が逆なわけではないんだが。

Posted byブクログ

2010/12/14

少し肌寒いぐらいの夜 あったかい紅茶と数枚のビスケット を用意して ゆっくり ページを めくっていたい そんな 一冊 

Posted byブクログ

2010/10/29

ひきこもり探偵シリーズ第二弾。 坂木の会社の同僚から持ちかけられた相談とは・・・「野生のチェシャ・キャット」 地下鉄の駅に現れる、不審な中学生の謎・・・「銀河鉄道を待ちながら」 最近の、坂木の周りに起こる小さな悪意ある出来事と、利明の父親の秘めたる想い・・・「カキの中...

ひきこもり探偵シリーズ第二弾。 坂木の会社の同僚から持ちかけられた相談とは・・・「野生のチェシャ・キャット」 地下鉄の駅に現れる、不審な中学生の謎・・・「銀河鉄道を待ちながら」 最近の、坂木の周りに起こる小さな悪意ある出来事と、利明の父親の秘めたる想い・・・「カキの中のサンタクロース」 今回は以上の3編。 鳥井が相変わらずのダメっ子だぁww。 でもそんな鳥井がちょっと愛おしく感じられるようになってきてしまった。ぼ、母性本能のなせるワザなのか・・・? 今回は保険会社の内情がちょっぴり伺えるお話があって興味をひかれる度合いが高かったです。 ただいくら外資系ったって、保険の営業職がここまで早退やら突然の休暇やらが取れるわけじゃないっすよ。 アタシ営業じゃなかったけど、それでも家に帰って晩ごはん食べるのは、TVのNEWS23が終わるころだったもん。 2次元の世界とはいえ、坂木、ちょううらやましいww。 しかも鳥井の作る、あんなおいしそうなごはんを食べられるしさぁ。 今回はハヤシライスと鶏のワイン煮込みとカキグラタンが食べたくてしょーがなかったです! (ちなみにアタシはホタテの身を剥くのが得意ですよ。坂木のカキ剥きとどっちが早いかな、ふふふ) このシリーズを読むと、ちょっと凝った料理が食べたくなるから困ります。 あ、だったら自分で作れって話ですよね、うんうん。 冬になったらカキグラタンを作ろうっと!

Posted byブクログ

2010/08/17

やっぱりみんないい人だー安心して読める。 日常の中のスパイス加減がいい。 鳥井の作ったご飯が食べたい!!

Posted byブクログ

2010/07/04

『いくつになったら、なにをしなくちゃいけなくて、いくつになったら、なにを諦めなくちゃいけないの?』 『優しくしてあげればいいんだよ。困っている人には、声をかけてあげればいい。なに、簡単なことじゃないか。 一番近くにいる人からはじめて、まだ手が届くようだったら、もう少し先の人に優...

『いくつになったら、なにをしなくちゃいけなくて、いくつになったら、なにを諦めなくちゃいけないの?』 『優しくしてあげればいいんだよ。困っている人には、声をかけてあげればいい。なに、簡単なことじゃないか。 一番近くにいる人からはじめて、まだ手が届くようだったら、もう少し先の人に優しく。 そういう風にしていけば、いつか遠くにも届くだろう?』

Posted byブクログ

2010/05/11

前作よりも、鳥井と坂木の依存関係は深まって描かれています。苦手な人は苦手でしょう。私は平気ですが。 話がすすむにつれどんどん鳥井が外の世界と関わろうとしているのが伝わってきます。食事のシーンが2人っきりでなく、大勢になったことでメニューが多様化してきました。食事は大勢で食べた方が...

前作よりも、鳥井と坂木の依存関係は深まって描かれています。苦手な人は苦手でしょう。私は平気ですが。 話がすすむにつれどんどん鳥井が外の世界と関わろうとしているのが伝わってきます。食事のシーンが2人っきりでなく、大勢になったことでメニューが多様化してきました。食事は大勢で食べた方がおいしいですよね。

Posted byブクログ

2010/03/28

シリーズ2作目。 青空の卵 仔羊の巣 動物園の鳥 と続く。 今回は、同僚吉成や佐久間さんとの交流。 地下鉄の運転手土井さんと その息子を虐めた利明くんとの交流。 佐久間さんの姪である矢崎さんとの交流。 等々… そろそろ坂木くんが鳥井くんに依存しているこ...

シリーズ2作目。 青空の卵 仔羊の巣 動物園の鳥 と続く。 今回は、同僚吉成や佐久間さんとの交流。 地下鉄の運転手土井さんと その息子を虐めた利明くんとの交流。 佐久間さんの姪である矢崎さんとの交流。 等々… そろそろ坂木くんが鳥井くんに依存していることに 気付き始める巻である。 余談になるが、この本を見るとおやつタイムをとりたくなる。 地方銘菓を取り寄せたくなるし、お茶との相性を考えたりもする。 さらに、いつもより少し凝った料理を作る気になる。 とりあえず、登場人物が皆魅力的で、文章も読みやすい。 それに加えて物事を先入観なく見直す大切さに気づけるのだから この本からはかなり得るものが多いと言える。

Posted byブクログ

2010/01/14

前作以上に思ったこと。「坂木、あんたが自立しろ」(笑)。 コンセプトは「引きこもり探偵」だけど、どちらかといえば「過保護ワトスン」の方が問題だよなあ。なんかお互いがお互いをがんじがらめに縛りつけちゃってるじゃないか。純粋なようで実は歪んでるぞこの関係。で、今回はそんな二人の関係が...

前作以上に思ったこと。「坂木、あんたが自立しろ」(笑)。 コンセプトは「引きこもり探偵」だけど、どちらかといえば「過保護ワトスン」の方が問題だよなあ。なんかお互いがお互いをがんじがらめに縛りつけちゃってるじゃないか。純粋なようで実は歪んでるぞこの関係。で、今回はそんな二人の関係が○○だと誤解されちゃうわけだけど、それもさもありなん。 ミステリ的には……ちょっと緩くなったかな。人間ドラマが前面に押し出されてて、そっちの物語がメイン。まあそういうのも嫌いじゃないけど、そんなに世の中いい人ばかりじゃないよねえ、と苦笑。そう思ってしまう自分が一番歪んでるのかなあ。 「カキの中のサンタクロース」での利明の家庭事情の真相にはなるほど。おお、これぞ「日常の謎」! 完璧。

Posted byブクログ

2010/01/09

主人公は、とある事情で自室にて引きこもり生活を送っているプログラマーとその友人。 友人の名前を作者と同じ名前にしてあるのは、作者の実体験なのかそれともたまたまなのか。 ミステリーとなっていますが、日常の謎を解いていくタイプで加納朋子さんの作品に似ていると思いました 友人は主人...

主人公は、とある事情で自室にて引きこもり生活を送っているプログラマーとその友人。 友人の名前を作者と同じ名前にしてあるのは、作者の実体験なのかそれともたまたまなのか。 ミステリーとなっていますが、日常の謎を解いていくタイプで加納朋子さんの作品に似ていると思いました 友人は主人公を外の世界に連れ出すために、色々と自分の体験した謎を話し、解決に導いてもらいます。 これもまたとても暖かい話で、安心して読める一冊です。

Posted byブクログ

2009/11/22

坂木の心の揺れが垣間見れる今作。 坂木の鳥井に対する想いは、友情よりも心地良く重たいものなんじゃなかろうかと思いました。 そんな坂木と鳥井だけだと大丈夫かと思うのですが、そこに滝本がいてくれることでああ、大丈夫だと思いました。 なんやかんやと言いつつもこのシリーズを読んでいるのは...

坂木の心の揺れが垣間見れる今作。 坂木の鳥井に対する想いは、友情よりも心地良く重たいものなんじゃなかろうかと思いました。 そんな坂木と鳥井だけだと大丈夫かと思うのですが、そこに滝本がいてくれることでああ、大丈夫だと思いました。 なんやかんやと言いつつもこのシリーズを読んでいるのは、このシリーズに何かしら魅力を感じ、読ませる力があるのだと思います。 このシリーズが終わってしまうことに寂しさも感じてます。 満足度は★★★☆☆。 文庫本の解説をしている有栖川氏は鳥井が好きではないとか言ってるそうで、単行本の解説をしているはやみね氏も同様のことを言ってるのが面白いなと思います。 文庫本の解説を読みたいです。

Posted byブクログ