脳男 の商品レビュー

首藤瓜於(著者)

2018/10/15

感情を持たない男、鈴木一郎。
最初の方は、読むペースがなかなか上がらずシックリこなかったのですが、真梨子が鈴木一郎の生い立ちを本気で探し始めたぐらいから、一気に読み切っちゃいました(^^)
最後は、ちょっと切ない感じ(v_v)

2018/10/08

「退屈しない」という感想が適当/　特別面白くはないし、乱歩賞はエンタメ以外の何かしらの価値を重視しそれをこの文章から見つけたのだろうか/　静かなる天才と宗教感化なカルト犯罪者ってのも見飽きる/　取り立てて目新しいものもなく、トリックに感心するでもなく/　なにもかもが薄い/　あと、タイトルも悪い/　キャラの作りからして続編臭がすさまじいが、案の定って感じ/　いっそのこと脳男はロボットでSFに振れば良かったのに

2018/09/10

先に映画を見たことがあったから、細かい内容まではともかく、なんとなく断片的な話は覚えていた。痛みを全く感じていないような謎の男が登場するのだが、どうも感情も欠如しているような感じ、そんな男の周りに謎の事件が起こってゆくという話。特に後半は、話はやや強引で無理があるような感じもあった。

2018/07/01

映画の評価が酷評だったが、ブックオフに大量に売られていたのを見て買ってみた（大量に売られているということは大量に売れた事実があるということなので）。思った以上に面白く、また専門的でもあった。脳男の役回りがもっと煽動的でもいいなあと思ったが、それはそれで登場人物の設定が崩れてしまうのかな。
発達障害が、感情表出障害という言葉に置き換えられるように感じた。

2018/06/15

読みやすく面白かった。文体も特に癖みたいな物もなく自分には合ってると思った。内容としては最近見かける様な感じな気もするけど、元々こういう物は好きだし、受け入れられた。人とはかなり違う主人公は特殊と言ってもいい能力を発揮して自分の存在を守ろうと行動に出ていたんですね。人間としての特殊さはドラマ「ATARU」の能力や悪の教典のハスミンの障害にもちょっと被るかなぁと。それでも面白かったです。脳男２も是非読みたい。

2018/05/27

2018年58冊目。⌈脳男⌋鈴木一郎をいかにうまく描けるかが肝になる。徐々に正体に迫っていって、底知れなさの演出は出来ていたと思う。爆弾魔の存在が浮いてしまったのは勿体ないと感じる。

2018/04/01

脳を題材としたミステリー。
天才が出てくる作品は面白い。
感情を持たない天才鈴木。淡々としてる彼だけれど、どこかに寂しさを感じさせるようなこの男、読み進めていくうちに段々と好きになってくる。
物語としては遊びの部分が足りなく感じ、すこーしだけ退屈しました。

印象的な珍しい苗字の登場人物が多い。

2017/11/30

連続爆弾魔のアジトに踏み込んだ刑事、茶屋。しかしそこには犯人以外にもう1人男がいた。男は隠された爆弾の位置を茶屋に教え、そのために共犯者として逮捕される。男は精神鑑定を受けるが、その結果は驚くべきものだったー。

精神科を舞台にしていてツッコミどころ満載なんだけど、「寄付金集めが目当てのパーティの招待状」ってとこだけリアルで笑った。それほど「衝撃の結末！」というほどでもなかったかな…

2017/08/07

なんの感情も持たない人っているのかな、と思いつつも鈴木の特殊さにグイグイ引き込まれました。もう少し、最後にいろんなことが明らかにされたりすると星5だったかな。続編は読んだほうがいいのか？

2017/08/07

設定はおもしろかった。
終盤いろいろ駆け足でトータル評価は★3くらい。
興味深さと頁めくれ度分おまけ加点。

最後までキャラクターそれぞれを
しっかり掘り下げてくれてたらもっと
よかったなぁと思う。
次作に持ち越しってことなのかなぁ。

映画観たいなぁ。