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日本語練習帳 の商品レビュー

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118件のお客様レビュー

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    31

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2018/10/15

練習帳とか、糞かよ、やってられっっかとか。 思ーじゃんとか、とか思わんかった。 まさに良書であることに間違いなしとか思うじゃん。 は と が について、うまく説明しているいい本じゃなかろーか でも、この手のことは、学生時代に習ったことあるやん。そんな難しくはない。 他に、呼称...

練習帳とか、糞かよ、やってられっっかとか。 思ーじゃんとか、とか思わんかった。 まさに良書であることに間違いなしとか思うじゃん。 は と が について、うまく説明しているいい本じゃなかろーか でも、この手のことは、学生時代に習ったことあるやん。そんな難しくはない。 他に、呼称についてもこそアド言葉と関連があるとか。 実に面白い興味深いことばかりでした。 でもしかし、昔の人の文章が無駄がなくとか言うけれど、 現代の私にとっては、難解で全く読む気がしない。 ということだけはいいたいあるある。

Posted byブクログ

2018/01/23

本をよく読むようになって、おかしな文章に違和感を持つようになった今、これを読んで、何がどうしておかしいのか、理解できるようになった。「味は口と未の組み合わせで、未は~」などの説明に、日本語のひとつひとつの単語に意味があることを気づかされた。

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2017/10/22

日本語を学ぶ上での基礎となる部分が書かれている、良い入門書。この本を最初に読んでから、他の本を読むと、内容がすっと入りやすいと思う。

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2017/09/12

大野晋さんの名作。 何度読んでも、新しく気づかされる。 ◯「思うと「考える」の違い 「思う」はひとつのこと 、「考える」は複数を比較すること。 ◯「うれしい」と「喜ばしい」の違い 個人的な満足と、社会的な慶祝・お礼。 ◯「通る」と「通じる」 向こうまで見渡せること、太い道。...

大野晋さんの名作。 何度読んでも、新しく気づかされる。 ◯「思うと「考える」の違い 「思う」はひとつのこと 、「考える」は複数を比較すること。 ◯「うれしい」と「喜ばしい」の違い 個人的な満足と、社会的な慶祝・お礼。 ◯「通る」と「通じる」 向こうまで見渡せること、太い道。細い道を通すこと。 ◯「最善」と「最良」の違い 善行と良質と覚える。善は行為に、良は質に。 ◯「は」と「が」 「は」問題を出して、その下に答えが来ることを予約。 「は」は対比。 「は」は限度。 「は」は再問題化 「は」は取り立てる、とりわけ。 「が」は、名詞と名詞をくっつける。 「が」は現象文。 「は」は問題を提示し、下で解答を示す。 「が」は新事実を写生する。 ◯社説を縮約する。次に要約する。 ◯敬語についても示唆に富む。

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2017/08/14

日本語は天然自然に伝わるものではなく、 伝えたいことを正確に伝えるためには、一義的な日本語を使わなければならない。 仕事でも行きてく上でも読んでおきたい一冊です。ハとかガの意味なんて、初めて考えました。 #読書 #読書記録 #読書倶楽部 #日本語練習帳 #大野晋 #2017年...

日本語は天然自然に伝わるものではなく、 伝えたいことを正確に伝えるためには、一義的な日本語を使わなければならない。 仕事でも行きてく上でも読んでおきたい一冊です。ハとかガの意味なんて、初めて考えました。 #読書 #読書記録 #読書倶楽部 #日本語練習帳 #大野晋 #2017年35冊目

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2017/05/28

ハの働き①問題トピックを設定して下にその答えが来ると予約する 必ずその下に新情報ないし答えがある ハの下の答え(新情報)はどれかと求めるのが、日本語の文章を読むコツです。それは基本的にはその文章の結びの一句です。49ー50p

Posted byブクログ

2017/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルからは、想像できない内容であった。 日本語の奥の深さを改めて感じることができ、とてもおもしろく読ませていただいた。 なかでも、執筆のアプローチについての内容が印象に残った。 要約すると、『① 頭の中にある事柄を、思いつくまま書き付け、② どれを最初に、次に何をと見定める。③ 途中で準備・知識・考察の不足が、ここかしこに見えてくる。不足な材料を集め、調べ、考える。④ 内容の要点を項目として順に書きあげると、順序が逆、あるいは錯綜に気づく。それを整える。』というものだが、これはアイデアの作り方や発想法のアプローチと同じだ。 また、『作品を書き上げて、半月くらい箱に入れておいたあとでするといい。その頃になると自分の文章を客観的に見ることができるようになります。』ともあった。ますます同じであるなと感じた。 知人は、プログラムミングのコード記述には個人差があるといっていた。上手い人が記述したプログラムはエレガントであると。 文章もデザインであると思うし、この書籍にはエレガントな文章を書くためのヒントがある。 日本語=表現豊かな言語が母国語であることを少しありがたく感じる書籍だ。

Posted byブクログ

2016/08/12

助詞「は」と「が」の違いがこんなにも整然と完全に説明されるなんて! 他にも「最良」と「最善」などのニュアンスを次々と具体的に説明してみせる筆者の力に圧倒され、もっと丁寧に言葉を扱わねばという意識が芽生える。古代日本語の尊敬語に関する話も興味深い。

Posted byブクログ

2016/07/18

皆さんは「思う」と「考える」の違いを説明できるだろうか。「通る」と「通じる」、「嬉しい」と「喜ばしい」の意味を正しく理解して使い分けているだろうか。「大丈夫」の使い方を間違えてはいないだろうか。 私達は日本語で本や雑誌を読み、文章を書いている。コミュニケーションをとるのもほとんど...

皆さんは「思う」と「考える」の違いを説明できるだろうか。「通る」と「通じる」、「嬉しい」と「喜ばしい」の意味を正しく理解して使い分けているだろうか。「大丈夫」の使い方を間違えてはいないだろうか。 私達は日本語で本や雑誌を読み、文章を書いている。コミュニケーションをとるのもほとんどの場合は日本語だ。それでも日本語を完璧に使いこなしていると自信を持って言える人は恐らくいないと思う。日常生活に支障はなくても、例えば参考図書として色々な本を読むときは、込み入った文章をもっと容易に理解できるようになりたいと感じるだろうし、レポートを書くときは、適切な表現を使ってもっと良い文章を書けるようになりたいと思うだろう。そんな学生や社会人のために書かれたのがこの『日本語練習帳』だ。練習帳なので、問題があり解答と解説が示され、自分の解答に点数も付けられる。繰り返し解いているうちに、読み書きをする上での考え方や技が身に着き、日本語の特質もわかってくるように工夫されている。 著者は『岩波古語辞典』などの編纂も手掛けた国語学者で、日本語について多くの本を著している。その中の1冊である本書は1999年に出版され、190万部を超える大ベストセラーとなり日本語ブームのきっかけをつくったものだ 単語の形と意味に敏感になる事、文法を理解すること、文章の骨格を見極めて要旨をつかむこと、敬語や謙譲語の成り立ちを知って適切に使う事などが日本語の基礎となる。 日本語文法で大切なことのひとつが「ハ」と「ガ」についての理解だ。「私は大野です」と「私が大野です」、「花は咲いていた」と「花が咲いていた」など、意味の違いをうまく説明できなくてモヤモヤしていた「ハ」と「ガ」について、著者はその文法的な役割を解説し意味の違いを明確に論じている。まさに目から鱗が落ちる思いだ。 文章の骨格をつかむ練習のために、1400字で書かれた新聞の社説を、論旨を損なうことなく400字に縮約し、更に200字に要約して見せた解答例は見事で、著者の文章に対する鋭い感覚と巧みな技には敬服せざるを得ない。本書は日本語の豊かさとそれを深く学ぶことの楽しさを教えてくれる。 骨董の目利きになるためには、まず一流品を見続けなければならないのと同様に、日本語の優れた使い手になりたいと思うのなら、言葉に対してセンスが鋭い優れた小説家、劇作家、詩人、歌人、学者の作品や文章を数多く読んで文脈ごと言葉を覚えるのが良いというのが著者のアドヴァイスだ。多くの優れた文章に触れれば語彙も豊富になり、日本語を使いこなす力も上がるだろう。言葉に対して鋭い感覚を持ち、深く文章を理解し、良い文章を書き、正しい言葉づかいで話すという能力は、これから大学で学び社会に出ていく皆さんにとって大きな強みとなるはずだ。

Posted byブクログ

2016/03/27

日本語能力、文章能力を上げたいと手に取った1冊。 Ⅰ 単語に敏感になろう 言葉遣いが適切かどうかの判断は、それまでに出会った文例の記憶による。文脈ごと言葉を覚えるのだ。そう、だから私が文章表現を上達したい、という理由で本を30冊読むことを今年の目標に据えたのも間違ってない、という...

日本語能力、文章能力を上げたいと手に取った1冊。 Ⅰ 単語に敏感になろう 言葉遣いが適切かどうかの判断は、それまでに出会った文例の記憶による。文脈ごと言葉を覚えるのだ。そう、だから私が文章表現を上達したい、という理由で本を30冊読むことを今年の目標に据えたのも間違ってない、ということだ。 単語を的確に使うということで大事なことは、単に言葉に敏感になるだけでなく、事実そのものをよくみる眼と心が要るということ。これ、確かに大事。「臆病」と「慎重」は全然違う。 そのときどきにピタっとあう、あるいは美しい表現ができるかどうか。それが問題。確かにそのとおりで、歌人や小説家は辞書を読んでいたという。私もそういう人でありたい。 この章はさまざまな問題と解説が載っていて、まさにこの本の醍醐味だと思う。ここだけでも読んでほしい。言葉の意味、日本語の複雑さと趣に気づくはず! Ⅱ 文法なんか嫌いー役に立つか ここでは「ハ」と「ガ」についてのお話。 ハの働きー他と区別して確定したこととして問題とする ①問題を設定してそのしたに答えがくると予約する。 ②対比 ③限度 ④再問題化 ガの働きー ①名詞と名詞をくっつける ②現象文をつくる Ⅲ 二つの心得 ノデアル、ノダ、を消す ガ、を使うな Ⅳ 文法の骨格 縮約。これ、感激。ぜひやってみてほしい。自分のできなさに驚愕した。答えを見れば、ああそうだ、とわかるのだけれど、実際にやるととても難しい。他でトレーニングできる問題ないのかなあ。。。 Ⅴ 敬語の基本 これはごく基本的な問題ばかり。少し拍子抜けかな。まあ、社会人だったら当然知ってなければいけない敬語。ただ、面白かったのが、中国は上下の関係により敬語を表現していたということ。日本にはそれはない。漢語が入ってきて初めて上下の関係の敬語が生まれた。それまでは、ウチかソトか。親密性によって使い分けていた方法が、日本古来の敬語なのである、というところが非常に興味深い点だった。 そして、人々はそうした上下だったり、ウチかソトかに非常に敏感に反応している。その認識を言葉の使い方の上に具体化する仕方、それが日本語の敬語の体系であって、その人間関係のとらえ方に、はっきり反応して適応しないと、即座にあの人は常識がない、モノを知らないというふうになってしまうというのも納得…。 総じて面白かったです。国語辞典と漢字辞典を持ってこようかな。こうしてブクログにレビューを書くのも良い訓練のひとつ、ということだよね。

Posted byブクログ