1,800円以上の注文で送料無料

水の中のふたつの月 の商品レビュー

3.1

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2011/01/26

小学校の頃なかよしだった女子三人組。 十数年ぶりの再会。彼女たちには秘密の約束があった。 昔々に交わした三人だけの秘密の約束とはなんなのか? 期待して読んでいたけれど… 全体的にイマイチだった。残念

Posted byブクログ

2010/09/23

内容(「BOOK」データベースより) 「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと―...

内容(「BOOK」データベースより) 「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと―。ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス。

Posted byブクログ

2010/06/19

乃南アサにしては珍しくおもしろくなかった。途中「少女」の視点が変わってわかりにくいし,過去と現在が混ざりすぎていた。あとなぜ女達は哲士を殺そうとしたのかの理由も不明瞭で,わかりにくかった。

Posted byブクログ

2009/10/24

主人公は3人の女性たち。 予定を常にいっぱいにしておかないと不安になる女性。 常習的な嘘つきの女性。 30分に一度は手を洗いに行く女性。 一見普通に生活する彼女たちに、読み進めてるうちにちょっとずつズレが見えてくる。小さなズレはどんどんと膨らみ、収拾がつかなくなる。 小学生の時...

主人公は3人の女性たち。 予定を常にいっぱいにしておかないと不安になる女性。 常習的な嘘つきの女性。 30分に一度は手を洗いに行く女性。 一見普通に生活する彼女たちに、読み進めてるうちにちょっとずつズレが見えてくる。小さなズレはどんどんと膨らみ、収拾がつかなくなる。 小学生の時に起こった「ある出来事」が発端で、現代と小学校時代が交互に描かれて、徐々に謎が分かってくる仕組み。 女性たちはとことんいけすかない性格で、読んでるこちら側まで気分が悪くなる。 ただ、女性特有の悪口やわがままがあまりにリアルでたまにハッとさせられる。 3人の会話は成り立っているようで、実は各々が言いたいことを口走ってるだけ。乃南アサは人間のコミュニケーション不全から起こる歪みを得意としているらしい。

Posted byブクログ

2009/10/13

小学生の時の仲良し三人組が偶然十数年ぶりに再会した。スケジュール長を一杯にしたがるOL亜理子、頻繁に手を洗わないといられない梨紗、見栄っ張りで嘘ばかりつく恵美。三人の遠い過去が少しずつ掘り起こされ、あの夏の日の封印された事件が甦る。三人が交わした秘密の「約束」とは何なのか。衝撃の...

小学生の時の仲良し三人組が偶然十数年ぶりに再会した。スケジュール長を一杯にしたがるOL亜理子、頻繁に手を洗わないといられない梨紗、見栄っ張りで嘘ばかりつく恵美。三人の遠い過去が少しずつ掘り起こされ、あの夏の日の封印された事件が甦る。三人が交わした秘密の「約束」とは何なのか。衝撃の心理サスペンス長編。 (裏表紙紹介文より)

Posted byブクログ

2010/10/14

小学生の時の仲良し三人組が偶然十数年ぶりに再会した。スケジュール長を一杯にしたがるOL亜理子、頻繁に手を洗わないといられない梨紗、見栄っ張りで嘘ばかりつく恵美。三人の遠い過去が少しずつ掘り起こされ、あの夏の日の封印された事件が甦る。三人が交わした秘密の「約束」とは何なのか。衝撃の...

小学生の時の仲良し三人組が偶然十数年ぶりに再会した。スケジュール長を一杯にしたがるOL亜理子、頻繁に手を洗わないといられない梨紗、見栄っ張りで嘘ばかりつく恵美。三人の遠い過去が少しずつ掘り起こされ、あの夏の日の封印された事件が甦る。三人が交わした秘密の「約束」とは何なのか。衝撃の心理サスペンス長編。 (裏表紙紹介文より) *** どこか狂ったまま大人になった少女たちと、彼女たちをみんな手に入れようとした哀れな男のお話。 心理サスペンスっていうか三人とも壊れてるだけっていう印象で、巻き込まれた周囲の人たちが可哀そうだなと思いました。 途中少女たちの過去がそれぞれの視点で語られるんだけど、そこが読んでて飽きる…。 『少女は』って語り口調が、いちいち今度は誰視点なの?っていったんちょっと考えなきゃいけなくてそのたびに引き戻される感じ。(私の読解力の問題かもだけど) なんか入り込めなかったです。 乃南さんの本は初めてなので、もうちょっと読んでみたいとは思います。 何が人気あるのかしら…。

Posted byブクログ

2009/10/07

不気味さが終始漂うこの作品。もっとあっと驚く展開を期待していたのに、先が読めてしまった。 ゾクゾクするというよりは、何やら不快感が付きまとう。ラストの終わり方も、私的には、いただけない。

Posted byブクログ

2009/10/04

読んでみたいと思っていた作家。 人間の人格、特に女性の人格がこと細やかに描かれていて、素晴らしかった。 内容はミステリーサスペンス。 この人の他の作品も読んでみる価値はありそうだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

小学校時代に仲良しだった三人組が東京で久しぶりに再開する。 小学校時代の約束を守っているかどうか、小学校時代と現在を行き来しながら、物語は進んでいく。 最後はちょっと意表をついたどんでん返し。 面白いけど、読むのが疲れた・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

初出1992年(角川書店) 心理サスペンス。偶然再会したかつての仲良し三人組。暗い過去の記憶と秘密の約束がよみがえる。予定が埋まらないと気が済まないありんこ。潔癖性の梨紗。見栄っ張りで嘘つきの恵美。

Posted byブクログ