図書館の神様 の商品レビュー

瀬尾まいこ(著者)

2024/10/22

どうしてこの本を読もうと思ったか覚えてない
読みたいリストにあったので
図書館が身近だから自動的に手に取ったみたい

瀬尾まい子は割と好きなので
図書館ファンタジー？なんて思ってたけど
予想と反して力が抜けた風の主人公

素直に垣内くんに意見を聞けるのがいい
長いトンネルを抜ける途中の話
夕暮れの海の印象が残る

2024/09/10

舞台は高校の図書室で、本文中でもずっと図書室なのに、何でタイトルは図書館なんだろう？内容はおもしろいです。

2024/08/06

手痛い過去をもつ主人公。真面目すぎるがゆえに、まわりの人の気持ちをくみとれなくなることがあるのかもしれない。
図書室での活動のなかで少しづつ生きる力を取りもどしていく。垣内くんと弟の優しさが非常にいい。

2024/07/18

図書館でたまたま手に取り読み始めた
学生時代頑張った部活動で、あるアクシデントの為トラウマになったきよ
高校の講師になり文芸部の顧問になり部員の子と色々活動するうちにきよの中の何かが少しずつ変わった気がして一気読みでした

2024/07/15

瀬尾さんの本を読むのはこれが初めて。◆主人公のそばの三人の男性たちによって、どんどん変化するストーリー。いくつものテーマがある小説だった。垣内君の言うことはすきだったなあ。発表のシーンとか、とてもよかった。考えさせられた。文学作品って苦手だけど、読んでみようかな

2024/07/05

瀬尾さん節の物語と文章。瀬尾さんだからこそ作れた世界だよなと思う

凪いだ海を見てるはずなのにずっと見ちゃうというか、どんどん先が気になって読んでしまうマジック

そしてびっくり、小難しい文学が読みたくなった。瀬尾さんの文章はこんなにも軽やかなのに。瀬尾さんが、いや、垣内君がすごい

2024/05/13

正義より平和と話してくれた指導員がいた。

悪い人は出てこない。

その人にはその人なりの考えがあるから。

真面目すぎるのか、ちゃんとしないとという気持ちが強い。

2024/05/11

さっぱりとした性格の女性の話し。高校生の時に犯してしまった事で、もしかして自暴自棄にもなっていたのかな、許されないような生活をしてしまっていたけれど、生徒たちと接していくうちに少しずつ素直な気持ちを取り戻せていったのかなと思う。取り戻せない後悔や強い懺悔の気持ちも、最後の手紙を書いてくれた人には少しずつ届いていたのかもしれない。読んでいてこの人は好きになれないなと思っていたが読後は応援したくなっていました。

2024/04/17

さくっと読めて心が温かくなる本。瀬尾さんの物語は安心感があります。
先生と生徒っていいな。学生時代に戻りたくなる。

瀬尾さんの本には珍しく浅見さんが最後まで好きになれなかった。手紙の文章とかイラっときた。

2024/03/14

読みやすく　短いページ数だけど、色々学ばされました。清く正しい真面目な主人公…だった　清。
真面目さ上の何事にも全力投球打ち込む一生懸命な姿。時には言い過ぎ人を傷つける事も。職場にもいます。本人に悪気はないのは解る。
耐えることのできる人もいれば繊細な人もいる。
人に発する言葉って難しいです。

垣内君の詩　P73
雑草は、強いと言いますが、どうしてでしょう。
彼らだって弱い部分があるはずです。
「ふんでもすぐたちなおる」
「愛情をかけなくても強く生き抜く」
かわいそうです。
見ていられません。
僕は彼らの弱い心を見つけられるそんな大人になりたいです。

私もこんな人間になりたい！