バカの壁 の商品レビュー
養老孟司のバカの壁を読みました。自分から見ようとしなければ現実は見えてこない、ということをテーマにしたエッセイです。表題にインパクトがあるのでつい買って読んでしまいました。文章は読みやすいとは言えませんが、情報は固定だが、人間は日々変わっていく、という主張や都市の生活というのは農...
養老孟司のバカの壁を読みました。自分から見ようとしなければ現実は見えてこない、ということをテーマにしたエッセイです。表題にインパクトがあるのでつい買って読んでしまいました。文章は読みやすいとは言えませんが、情報は固定だが、人間は日々変わっていく、という主張や都市の生活というのは農村の生活に比べて頭でっかちになっている、という主張など面白く読みました。
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今真っ只中のベストセラーだ!つー事で、内容的にはうーん?ベストセラー?なんだが。「作品の解説より」=人生でぶつかる諸問題について「共同体・無意識・身体個性・脳」の多様な角度から考えるヒントを提示する=とあった。文中にてなるほどぉ〜と共感のあった内容もあれば、作者の考え方の表現に違...
今真っ只中のベストセラーだ!つー事で、内容的にはうーん?ベストセラー?なんだが。「作品の解説より」=人生でぶつかる諸問題について「共同体・無意識・身体個性・脳」の多様な角度から考えるヒントを提示する=とあった。文中にてなるほどぉ〜と共感のあった内容もあれば、作者の考え方の表現に違うだろう?過激だろう?って内容も数箇所あった。それは、やはり読み手読み手の感性の違いであって、作者の意図することが全て「=」では有り得ないのだから。わたしが読書中に頭にすっと入って残った文面を以下に引用する。?自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在しています。これも一種の「バカの壁」です。?(引用一部抜粋)本来の「退ガ学」は1年通って指導を受ければ「改悛の情あり」とか言って復学させてもらえた。共同体というのは、絶対に人を追い出さないものなのです。しかし、今は「退学」は言葉通り追放であり、その後のフォローはない。どこかの「リストラ」という形で社員を追放する会社にも似ています。以上バカの壁より引用。
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