文庫版 塗仏の宴 宴の始末 の商品レビュー
かなり熱い展開。今までの仲間は勢揃いだわ、幾つもある敵組織のトップ達の化けの皮を一挙に剥くわ、さらに奥にいるラスボスが登場するわ…!!精緻な複線、多岐に渡る情報は、読み返さないと全然整理出来ないけれども、仲間集結、敵も集結、敵を残らずに倒したら、最終ステージが出現…!さあ、ラスト...
かなり熱い展開。今までの仲間は勢揃いだわ、幾つもある敵組織のトップ達の化けの皮を一挙に剥くわ、さらに奥にいるラスボスが登場するわ…!!精緻な複線、多岐に渡る情報は、読み返さないと全然整理出来ないけれども、仲間集結、敵も集結、敵を残らずに倒したら、最終ステージが出現…!さあ、ラストバトルだ!という少年誌的な胸アツ展開の基本フォーマットを抑えていて、ヤバい。木場も榎木津もかっこいー。続きが早う読みたい。
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「宴の支度」を読んで連作短編かと思っていたら、ちゃんとした長編ストーリーだったのですね。 各エピソードで不明瞭だった事柄が、クライマックスの“憑物落とし”で暴かれるときのカタルシスは、いつもながら見事にして素敵。特に今回は二転三転する展開にシビれました。(「このくらいの覚悟がなくて〜憑物落としが務まるかッ!」のくだりが最高です。) ただ…“憑物落とし”が始まるまでがやったら長い。正直ダレダレな感じで、もっとコンパクトに出来たんじゃないかと思うのです。まぁその下準備があるからこそ“憑物落とし”のインパクトがあるのかもしれませんが…
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オールスター春の祭典は壮大過ぎて、人名相関図が欲しいっ! ということで、自分で整理しながらラストへ臨むこととなったぁ。 更にラストはなんと<To be continued>って感じで、次回作以降 いったい、どうなっていくのかぁ!? せっかく、前作「絡新婦の理」で、憑物が落ちたかのように、 すっきりしたのに、また、もやもやしてきてしまったではないか。 それにしても今回は、京極堂こと中禅寺明彦の事件・・・ということで このようなスケールの大きなお話になったのねん。 中禅寺が許した女・癒した男・呪いをかけた男。 そして、口癖のように「この世に不思議なことなど何もないのだよ」と 言う中禅寺に対し 「この世に不思議でないことなど何もないのだよ」と言う男との闘い。 あぁ、矛盾のようで同じのようで・・・ まったく、感想もまとまりゃしないわ。 エンディングに向けて韮山の佐伯家に向かうシーンは圧巻でした。 ドキドキワクワク・・・
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全部が全部そう超能力で上手くいくかよwwwうぇwっうぇwwwwって思いながら読んでた。 京極さんの小説は無理があるけど面白い。て済まされていたけれど、流石にこれはねーよwwwってなった。 青木君がカッコイイからよし! しかし最後関口くんwwww何でwww関口君のフォローはwww綺麗に終わってるけどお前ら関口シカトしすぎだろwwwww
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黒幕が怖すぎる。 善悪はともかく、言っている事がすごい。 今後はこの人が京極堂の敵になるのかなぁ。 シリーズの最初の方はあんまり榎さんのことが好きじゃなかったけど 今は結構、好きです(笑)
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終わったー!一気に読んでしまった。先が気になって気になって仕方がなかった。 読み終えて落ちた・・・って感じでした。 二回目だけど結末しか覚えてなくて自分の低脳に泣きながらも楽しめた。 堂島さんほんとスゲーマジでゲス野郎だけど、気になるわ!京極堂の事件は初めてだったのかな?多...
終わったー!一気に読んでしまった。先が気になって気になって仕方がなかった。 読み終えて落ちた・・・って感じでした。 二回目だけど結末しか覚えてなくて自分の低脳に泣きながらも楽しめた。 堂島さんほんとスゲーマジでゲス野郎だけど、気になるわ!京極堂の事件は初めてだったのかな?多分そうだからこの先京極堂が完全に落とす展開とかないのかなー?期待。 京極の文庫としての分厚さはほんときちってるけど読み応えあるわ!
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いやーすごい。 支度をずいぶん前に読み終わっていたんだけど、始末のこの分厚さを見ると躊躇しちゃって。 読み始めたらガンガンに読んじゃうのはわかってるんですけどね・・・。 事実ガンガン読んじゃったし(笑 ここまで序章から色んなことが絡んでくるとは。 言葉も文も内容も難しいから一度...
いやーすごい。 支度をずいぶん前に読み終わっていたんだけど、始末のこの分厚さを見ると躊躇しちゃって。 読み始めたらガンガンに読んじゃうのはわかってるんですけどね・・・。 事実ガンガン読んじゃったし(笑 ここまで序章から色んなことが絡んでくるとは。 言葉も文も内容も難しいから一度で全てなんて全然理解出来ないんだけどそれでも面白い。グイグイひきこまれてしまう。やっぱりすげぇなぁ。
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家族に対して常日頃から不平不満を抱いている人に読んで欲しい作品。 詳細をここでたらたらと書いても意味はないのでしないが、この作品にはいくつもの物語の骨があり、その中に家族の崩壊と再生という骨がある。 家族というモノは主観的に観れば不思議でもおかしいことでもなんでもない。だが客観的視点で観ると、実は歪で異常なモノであり、かつそれが正常である。ただそう認識していないだけであり、おかしい、と認識した途端に溜まっていた不平不満が爆発し、家族は崩壊する。 人間誰しも家族に不平不満を抱いている。ソレを自認しつつ上手に解消する術を身につけることが、良き家族関係を築き続ける方法なのだ、とこの作品を読んで私は思った。 今も、家族に対しよくない感情が強くなったり疑問を抱いたりしたときは、これを読んで、そのような気持ちを抱くのは当たり前である、と再確認することで自制を保っている。
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なんかビックリな結末です。このシリーズの中では少し種類の違うお話じゃないかと。しかしやっぱり京極堂が出てきた後が一番面白いです。にしても宗教は恐ろしいです。
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今までとは一味違った事件でした。消えた村やら謎の新興宗教やらの話で序盤から引き込まれました。 それにしても今回は一段と登場人物が多いですね。 今回ばっかりはこの世には不思議な事もあるもんなんだ、なんて思っちゃったり…いやいや、やっぱりこの世に不思議な事なんてないのだよ!
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