文庫版 塗仏の宴 宴の始末 の商品レビュー
今までとは一味違った事件でした。消えた村やら謎の新興宗教やらの話で序盤から引き込まれました。 それにしても今回は一段と登場人物が多いですね。 今回ばっかりはこの世には不思議な事もあるもんなんだ、なんて思っちゃったり…いやいや、やっぱりこの世に不思議な事なんてないのだよ!
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クライマックスの大騒ぎは、まさに宴。京極堂の苦悩、榎さんと木場さんのコンビネーションがいい。青木くんも頑張った!でも、あの人との決着がつかないままで、ちょっともやもや…。いつか、やっつけてほしいです。京極堂に。
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長いし登場人物が多く、しかも宴の支度から時間があいたので、誰が誰だか、誰に何が起こったのかわからなくなってしまいました。 ゆっくりじっくり読み直さないと。
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登場人物が多かったなぁ。 今回は着いていくのが精一杯でした。 もう一回読んだらすっきりするでしょう。 榎木津が好きです。 いちいち台詞が面白い。
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仕事場で「小豆洗いが好きなんです」と言ってみたところ、 「ああ、うちの近所の川にいたよ」と真顔で返されたことがある。 私はまだ妖怪を見たことはないが、どうやら実在するらしい。 最近別の職場で「小さい頃作った妖怪は何だった?」と真顔で聞かれ、 日本における妖怪はまだまだ「生きている...
仕事場で「小豆洗いが好きなんです」と言ってみたところ、 「ああ、うちの近所の川にいたよ」と真顔で返されたことがある。 私はまだ妖怪を見たことはないが、どうやら実在するらしい。 最近別の職場で「小さい頃作った妖怪は何だった?」と真顔で聞かれ、 日本における妖怪はまだまだ「生きている」のだなあと感じた。 もちろん、答えられた者はおりません…。 今更ながら京極堂シリーズに手を出したが、探偵役・京極堂の妖怪うんちくが面白く、けっこうはまっている。加えて今回は、胡散臭い団体がたくさん出てくるうえ、陰鬱な主人公君の登場が少なく、わりあい楽しく読めた。 しかしこのシリーズ、重い。節約のために分冊ではない文庫版を買っているのだが、通勤鞄の重量が1.5倍くらいになる。カバーがグロテスクなのでむき身にしたくないが、太すぎてカバーにも入らない。 内容もおおむね重い。どれが二冊。いくらなんでももう少しページは減らせるのではないだろうか…。妖怪謎解きだけでいいのになあ…。
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長いのは覚悟の上だったのですが、とにかく登場人物が多い。あまりに多すぎて頭の中がひっちゃかめっちゃになってしまいました。 ラストの京極堂の憑きもの落としも、自分の中で人間関係が今ひとつ整理できていなかったものですから、いつもほどの衝撃を覚えることができず。 レギュラー陣総出演...
長いのは覚悟の上だったのですが、とにかく登場人物が多い。あまりに多すぎて頭の中がひっちゃかめっちゃになってしまいました。 ラストの京極堂の憑きもの落としも、自分の中で人間関係が今ひとつ整理できていなかったものですから、いつもほどの衝撃を覚えることができず。 レギュラー陣総出演は豪華でいいですが、私の頭ではついていくのが大変すぎました。
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最初、関口が出てきたから今回は出番多いのかな、と思ったら始末の方はもう全然出てこないじゃないの。語りはやっぱり関口がいいなぁと思う。関口関口言ってるけど私は中禅寺が好きなのでまあいいんだけどさ(笑)。 それにしても今回は中禅寺の過去やらが出て来て良かった。この後、あの大佐は出てくるのかな。是非出て来ていただきたいですが。中禅寺とでももいいけど大佐&明石先生のやりとりが見てみたい。 あと青木や鳥口や益田、敦子の内面が今回はよく見れた気がしますね。
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途中から登場人物が複雑に絡みすぎて何が何だか分からなくなってしまった・・・。似たような宗教団体ばかりなので誰が誰やらごっちゃごちゃ。結末や最後の謎解きは全作品中一番「はっ!」したのに、そこだけが残念だったので星4つ。もうそろそろ京極堂シリーズも読み終わるけれど、もう1度再読しなければならないなぁと思う今日この頃。 今回は謎が謎のまま全て終わった、という感じ。 今後の展開でその部分の謎解きがあればなぁと個人的には思います。 特に堂島と関口君のその後とか。 --------------------------------- 「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねぇ」その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか?ようやく乗り出した京極堂が、怒りと悲しみを持って開示する「宴」の驚愕の真相。(紹介文参照)
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内容(「BOOK」データベースより) 「愉しかったでしょう。こんなに長 い間、楽しませてあげたんですから ねぇ」。その男はそう言った。蓮台 寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕され た関口巽と、伊豆韮山の山深く分け 入らんとする宗教集団。接点は果た してあるのか?ようやく乗り出した京 ...
内容(「BOOK」データベースより) 「愉しかったでしょう。こんなに長 い間、楽しませてあげたんですから ねぇ」。その男はそう言った。蓮台 寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕され た関口巽と、伊豆韮山の山深く分け 入らんとする宗教集団。接点は果た してあるのか?ようやく乗り出した京 極堂が、怒りと哀しみをもって開示 する「宴」の驚愕の真相。
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支度の始末がしっかりなされていて流石と思いました。毎度の分厚さに加えて「支度」「始末」と分冊にもなり、大ボリューム。「支度」に時間がかかりすぎると感じていましたが、納得の「始末」でした。
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