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文庫版 塗仏の宴 宴の始末 の商品レビュー

4

200件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2022/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても面白かったのです、が、関口先生〜!!!!と最後ずっと心配してしまいました。おそらくそこの結末までは書かないだろうと予想はしていましたが…。今回は上下巻の厚み分の内容ということもあり、登場人物を覚えるのにも一苦労でしたが、内容が相変わらず面白く濃密だったので夢中で読み進めました!前作と比較すると人は死んでいないのですが、死なないからといっていいわけではないですね。自分の記憶が信じられなくなる。勝手に記憶を改竄される。そんなことが身の回りで起こってしまったら、気がふれるに違いないと恐ろしく感じました。

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2022/06/28

おいおいおいおいおい!!!!面白すぎるやん!!前作超えてきてるやん!!まさに百鬼夜行シリーズの総決算とも言えるような名作やわ!!今までの主要人物オールスター出演!!伏線回収しまくりの京極堂さん自身の事件の結末は?! 宴の支度を読んだ時点ではこんな感じに物語が広がってこんな感じで...

おいおいおいおいおい!!!!面白すぎるやん!!前作超えてきてるやん!!まさに百鬼夜行シリーズの総決算とも言えるような名作やわ!!今までの主要人物オールスター出演!!伏線回収しまくりの京極堂さん自身の事件の結末は?! 宴の支度を読んだ時点ではこんな感じに物語が広がってこんな感じで宴を始末するとは予想もしてなかった!!さすが百鬼夜行シリーズは長編やのに最後まで飽きさせずに読ませるねぇ〜 なんやかんやで最後まで夢中になって読める  ★★★★★ 京極堂さん榎木津さん木場さんの3人はやっぱ最高 ★★★★★

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2022/05/12

読間ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長いね。下巻の5分の2くらいまで進んだが、未だ物語の全貌は見えてこない。京極堂と多々良くんの妖怪談義がやっと終わったろころで、随分と時間軸が操作されて描かれていたのだということは分かったが。 妹が攫われた・・との知らせを受けてようや...

読間ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長いね。下巻の5分の2くらいまで進んだが、未だ物語の全貌は見えてこない。京極堂と多々良くんの妖怪談義がやっと終わったろころで、随分と時間軸が操作されて描かれていたのだということは分かったが。 妹が攫われた・・との知らせを受けてようやく話が転がり始めたかと思いきや、またぞろ上野に場面が転じて新たなキャラが出てくる・・・ さて、先はまだ長いが結末が気になりすぎる。 残り数mm(厚みで)ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 村の謎は明かされた 薬売りは退場した 子生意気な子供もその役を終えた そして、堂島・・・黒幕?最強の敵? 残り数十頁でここからどう決着をつけるのか、落とし所が全く読めない。 ※今回の「お弁当箱」はいつにも増して読み進めるのに時間がかかったが・・解決編に入ったら途端に目が離せなくなった。今夜くらいには読了できるかしら 20220512メモ 【読了】 読了 結局、上記時点からはほんの十数頁で終わってたという(苦笑) そして、堂島の正体は未だよくわからず。 京極堂も、なんだか負けたに近い引き分け・・・という雰囲気で煮え切らない結末。 自分の読解力が足りないだけなのか? 他の読者もそうなのか? なんだか壮大な物語の幕が開いたばかり、というようにも感じる。 一つだけ言えるのは、続編もきっと読むということ。 ★4つ、7ポイント半。 2022.05.12.古。

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2022/03/15
  • ネタバレ

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解決までが長かった… 途中、誰の視点で書かれているのか疑問に思うところがあったが、所々に黒幕が登場していたのだろう。 それにしても思いもよらない結末だった。 (巻数を重ねるごとに、主人公とその友人達以外にも再登場する人物が増えてきて、誰だったのか何をした人なのか、自分の記憶が曖昧になっている。続けて読もうにも1冊が長過ぎるのが難点…)

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2021/12/12
  • ネタバレ

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姑獲鳥の夏をこうやって絡ませてくるのか!!と感嘆した。それはそれとして長く複雑だった…作者の持ち味だろうから欠点とはみなしていないんだけど、途中図でも書いたろか!?と思いながら読んだ。楽しめたのでよかった。茜さん亡くなったの惜しいな…わりと悪いことした人容赦なく死ぬなと思った。

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2021/09/02
  • ネタバレ

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後編 京極堂の妖怪解説は作品のポイントだし、その後の謎解き(憑き物落とし)の理解度に重要であることが多いので大事なのだが…今回ちょっと長すぎでは? 前編は短編風に妖怪当ててたこともあって、妖怪解説が多いし、塗仏についてはわかりにくいし、関口くんが大変なことになってるのに悠長にしててちょっと辛い。 クライマックスに向けての大集合はエンタメ的で面白かった。榎木津の安心感(笑) 木場も騙されてなかったのかっこよかった。 敦子はあかん。兄ちゃんをもっと頼りなさい。 過去作読んだの昔すぎて朱美と内藤は覚えてなかった。茜さんは確かに黒幕的だったけど死んじゃうのは呆気なかったなぁ。 京極の宿敵登場?! 蘭童子と一緒に再登場しそう。 ムカついたからもう少し蘭童子痛い目見て欲しかった。 なぜ京極に対してゲームを仕掛けたのかがよくわからなかった。 (前作も出番なかったのに)後半関口くん出てこないし、関口くんの扱いが酷いよ…(笑)

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2021/06/24
  • ネタバレ

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シリーズ史上最強最悪の黒幕。前作「女郎蜘蛛」も存在感があったが、それを上回るスケールの非道を見せてくれた。記憶を弄られ、家族の繋がり、そして人生を壊されるくらいならいっそ殺されたほうがマシかもしれない。 今回の事件では、犯人の奸計によりお馴染みの面子がバラバラに引き裂かれる。中でも、敦子が洗脳されたのは衝撃的だった。そして、関口先生が可哀想な目に遭うのは毎度のことだが、今回はいつも以上に踏んだり蹴ったりだ。序盤から終幕まで拘束され続け、憑物落としの様子も見れず、狂言廻しの座まで黒幕に奪われているのは不憫でならない。 今後に因縁が残るラストで、続編への期待が高まった。次作もなるべく早く読みたい。

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2021/06/05
  • ネタバレ

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前作絡新婦で人が死にすぎたのを反省してか、今回の直接の犠牲者は2名のみ。しかし記憶・経験を弄ぶ陰湿な手法が横行する。 初読のときは、催眠術や薬物で他人を好きなように操る、というトリックに「それを言っちゃぁお終いよ」と抵抗も感じたが、2回読んでみるとそこまで気にならない。むしろ『家族を繋ぎとめるのは愛でも尊敬でもなく、ただダラダラと続く日常』という記述が印象的だった。 一つの怪異を中心にした話ではない分、少しとっ散らかった読後感あり。

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2021/03/10

過去の人一気に登場。 関口放置がいつまで続くのかハラハラしていたが、ついに最後まで救出シーンはなかった...笑 対して黒幕は今回で決着はついてないけど、ホームズでいうモリアーティ的な存在なのかな #読了 #京極夏彦

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2020/05/01
  • ネタバレ

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な…長かったー!!!笑 前までの内容に比べ、なんだか京極堂が中禅寺として描かれていて背景が見えてきて、不穏な動きも今後に繋がりそうで、少年○ャンプのような展開になってきましたね!笑 尾国さんは堂島の手下として今後も出てくるのかと思いきや…(笑)ちょっとキャラがかぶってましたもんね 美少年笙くんは、私の脳内ではもはや千と千尋のハクです。。 堂島のチート感がすごくて、すごいはずの榎木津も木場も霞んじゃってましたね……関口は今後やっていけるのか……!?と余計な心配 そもそも関口ラストまで悲しい最後だったな…… この後百器徒然袋読めば元気が出るだろうか。時系列的にもそろそろいいはず! それにしても高校以来の再読なんだがなんも覚えてなかった……絡新婦までは割と記憶があるんだけどな……ある意味楽しく読ませていただきました。 名前覚えるのが苦手なので、佐伯家で既にパニックなのに、村人、宗教、その幹部、刑事さん……と50人は登場人物いたんじゃないかという状況が少しきつかった……岩がつく人3人くらいいなかったか??ラストの岩川さん(尾国刺した人)はもはや誰って思ったけど、戻る気がなくなり謎のまま……。読み返そうにも厚すぎて見つけられない(笑)そもそも上巻下巻どっちかも忘れてしまう(笑) そしてとにかく情報量が多かった!!! 中禅寺と多々良先生を喋らせてはいけないね!!!笑 鳥口君より理解できてなかったよね!!!笑 あの内容を理解しながら読んでる読者がどのくらい居るのか知りたい……みんな知識になってるのかな……それとも「ああその話しね!」ってピンとくる人もいるのだろうか(笑) 中禅寺、知り合い少ないのかと思いきや最近沢山出てきてそれも頭の中でゴチャゴチャしてます。 多々良先生と明石先生とね! あと司さんと駱駝さんは榎木津と木場の知り合いか?? どこまでが誰の知り合いかも危ういので相関図が欲しい。 ラストは宴の終わり感があって素敵だった。 読者も本を投げ出して一緒に寝そべりたいだろう。 どうでもいいけど京極堂はお酒飲めないのか?? っていうのと京極堂とエノさんが煙草吸っていて1人でニヤニヤしていた。京極堂とエノさんの言わずともわかっているやりとりと、エノさんと木場の学生のノリなやりとりがとてもかっこいいなぁと思った。 さぁて新作までに邪魅まで読み返せるかなーーー?

Posted byブクログ