悪の読書術 の商品レビュー
社交的な意味での読書のありかたを考える上では、とても勉強になる一冊。でも、純粋にエンターテイメントとして読書好きな人には、どうしても読んでいてイラっとくる部分もあると思います(それがこの本の読み解き方としてズレているとわかっていても)。なんか、ところどころ矛盾していると言うか、作...
社交的な意味での読書のありかたを考える上では、とても勉強になる一冊。でも、純粋にエンターテイメントとして読書好きな人には、どうしても読んでいてイラっとくる部分もあると思います(それがこの本の読み解き方としてズレているとわかっていても)。なんか、ところどころ矛盾していると言うか、作者さんの中での良い・悪いの定義が結局イマイチわからない気がしたのは私だけ‥?芥川賞・直木賞がなぜ他の文学賞に比べて注目されるのか、についての話が一番楽しめました。ずっと気になっていたことなので。
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福田さんは、人前で好きな本を読むとき、恥ずかしくない本を読めといっています。分かります。しかし、どうしても読みたい場合は、ブックカバーをつけましょう。今の時代、漫画にブックカバーをつける人がいるのですから!
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須賀敦子 ヴェネツィアの宿 文藝春秋 白州正子 いまなぜ青山二郎なのか 新潮社 石井桃子 幻の朱い実 岩波書店 塩野七生 ローマ人の物語 新潮社 男たちへ イタリアからの手紙 江國香織 泣く大人 世界文化社 山田詠美 ぼくは勉強ができない 新潮社 pay day! 新潮社 沢木耕...
須賀敦子 ヴェネツィアの宿 文藝春秋 白州正子 いまなぜ青山二郎なのか 新潮社 石井桃子 幻の朱い実 岩波書店 塩野七生 ローマ人の物語 新潮社 男たちへ イタリアからの手紙 江國香織 泣く大人 世界文化社 山田詠美 ぼくは勉強ができない 新潮社 pay day! 新潮社 沢木耕太郎 深夜特急 新潮社 michelin red guide
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悪い読書の仕方、ってどんなだろうとワクワクして読んだのだが、どうすれば格好良く読書ができるか、という些事にテーマを置いた自意識過剰本だった。少なくとも私にとって読書はファッションではない。
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読んでは恥ずかしい本、などを 紹介してくれる。読んでいる本はその人の知的階級を示すことを教えてくれる本。
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普段思っていてもなかなか口に出せないことを口に出し、記述してらっしゃる。言わんとすることはよくわかります。作家批評に同調するとは限りませんが、それがこの本の趣旨ではないので別に関係ありません。
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どんな本を読んだかってのはファッションと同じで、それを客観的に意識すべきなんだって。盲導犬クイールやハリポタなんて読んでんじゃねーよと。自己向上のために読むべき本を選べよと。最初著者がキモイしむかつくんだけどだんだんいい人かも知れないと思ってしまった。たぶんいい人なんだろう
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福田和也の悪の読書術を読みました。「悪の○○術」シリーズ3冊目です。どんな本を読んでいるか、読んでいると公言するか、でその人となりが判断されるんですよ、幼稚な本を好きですと公言するのは携帯を持ったサルと同じように恥ずかしいことですよ、という主張の本です。おすすめの本をHPのコンテ...
福田和也の悪の読書術を読みました。「悪の○○術」シリーズ3冊目です。どんな本を読んでいるか、読んでいると公言するか、でその人となりが判断されるんですよ、幼稚な本を好きですと公言するのは携帯を持ったサルと同じように恥ずかしいことですよ、という主張の本です。おすすめの本をHPのコンテンツにしている私としては耳が痛いですね。紹介されている本や作家の批評は辛口でつい笑ってしまうものもあります。この人がここまで言うんだから読んでみようか、と思うような本も何冊かあり、読みたい本の待ち行列が増えてしまいました。
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