悪の読書術 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「悪の読書術」 ・・・。 どの辺が「悪」なのか、わかりませんでした。 著者の「本も服と同じようにTPOをわきまえて、選んだり読んだりするべきだ」との意見にも同調しかねます。 電車の中で「アナル・バロック」を読んでいる人がいれば、それは変わった人でしょうけど、他人を意識することから分厚い哲学の原著などを人前で読もうとしたりするのは、読書の本質からズレるような感じを受けるのは、私だけでしょうか。 単なる娯楽や知識欲として、好きな本を読む方が読書の本質に近いのでは。 著者の意見に従えば、ブクログの本棚への登録も、人に見せるための登録する本としない本が存在すべきなのでしょう。
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読んでいる本で人の知的水準がわかるので、本について人に話す時は、どんな人間だと思われるかを考えましょう。という内容。 金沢の21世紀美術館で買って、帰りの新幹線で読了しました
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[ 内容 ] 成熟した大人になるには、読むべき本と読んだら恥ずかしい本がある。 白洲正子、村上春樹、林真理子、高村薫ら人気作家の戦略的な読み方。 [ 目次 ] 序章 社交的な読書とは何か 第1章 社交的に高級な作家 第2章 女性作家の読み方 第3章 男性作家の読み方 第4章 価...
[ 内容 ] 成熟した大人になるには、読むべき本と読んだら恥ずかしい本がある。 白洲正子、村上春樹、林真理子、高村薫ら人気作家の戦略的な読み方。 [ 目次 ] 序章 社交的な読書とは何か 第1章 社交的に高級な作家 第2章 女性作家の読み方 第3章 男性作家の読み方 第4章 価値とよそおい 第5章 カルチャーの周辺 結語 自分を作る読書を [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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この本を読み、あらためて、僕がBooklogに書き込んでいる本のラインアップが恥ずかしくなったが、今更お化粧したり着飾ったりしても、遅いですね。
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読書術 という言葉は 全く興味がなかったのですが(だって好きな物好き読めばいいと 思うから)“悪の”という言葉にひかれて読みました。・・なるほど、合点。悪の三部作 これから読みたいと思います。
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2009/8/22図書館で借りる 2009/8/24簡単に目を通し、読了 リスナーに紹介された本です。
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だんだん 面 白 く な くな っ て きました! でも「あらゆる観賞行為にはこうしたスノビズムとナルシシズムがつきまとうからです」という文章に納得。鑑賞でなく観賞なのがポイント。とにかく前2巻が面白すぎたからなぁー。
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語り口は上品だけど、きついことを何気にズケズケ言うなぁ。と最初は他人事のように著者の意見を捕らえていたのですが、最後まで読んでみて自分も無意識の内にやっていたことに気づきました。そして無意識だったぶん性質が悪い。笑 確かに「盲導犬クイール」は感動的な話かもしれないけれど、それを電...
語り口は上品だけど、きついことを何気にズケズケ言うなぁ。と最初は他人事のように著者の意見を捕らえていたのですが、最後まで読んでみて自分も無意識の内にやっていたことに気づきました。そして無意識だったぶん性質が悪い。笑 確かに「盲導犬クイール」は感動的な話かもしれないけれど、それを電車の中で臆面も無く読んでいる大人を見たらちょっとぎょっとしてしまうかも。自己分析とかいろいろやってきたけど、自分の好きな本、音楽などを人にどう伝えているか、薦めているかを思い返すだけでも、「自分」って意外にはっきりと表れているものですね、意識していないだけで。
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読書をファッションのように見立て、誰かに好きな作家・本を聞かれ、○○さんの本を読んでいるなどと答えたら社交的にどう思われるのかみたいなことを書いている。本を読むときにも自分がどう見られるのかを意識したほうがいい。そんな考え方もあるんだなあと思った。前半は女性向けに書かれているよう...
読書をファッションのように見立て、誰かに好きな作家・本を聞かれ、○○さんの本を読んでいるなどと答えたら社交的にどう思われるのかみたいなことを書いている。本を読むときにも自分がどう見られるのかを意識したほうがいい。そんな考え方もあるんだなあと思った。前半は女性向けに書かれているような感じだが、男女ともに楽しめる。
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2007年8月19日 語り口:もったいぶり 内容の密度:中 役立度:中 所要時間:2時間 私の読書の自意識は高い方みたい。本を紹介する「作家の値打ち」を読んだ方がよかったな。
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