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象は忘れない の商品レビュー

3.6

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2012/04/03

半分ぐらいまで、この調子で進んでいって終わるのかな~と心配していたが、最後にはパズルが組み合わさったときの達成感を得て、納得です。

Posted byブクログ

2012/03/05
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過去の事件を掘り返すことで、今現在起こりつつある犯罪を・・・という、ポアロもの。 アガサクリスティー晩年の作らしい。

Posted byブクログ

2011/11/06

ポアロシリーズ。 若い恋人たちの未来のために、過去の事件の真相を探る話。過去に遡り、多く人を訪れ事件についてを聞く。証言者の記憶は曖昧で、何が真実か考えながら読めて楽しかった。

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2011/10/08
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エルキュール・ポアロ・シリーズ オリヴァ夫人の名付け子シリヤの両親の死についての不愉快な話。どちらがどちらを殺したのか?彼女の婚約者デズモンドの母親の疑惑。夫婦の間の溝の謎。彼女の母親マーガレットと姉ドロテアの関係。マーガレットにかみついた飼い犬と4つのカツラの秘密  2011年10月8日読了

Posted byブクログ

2011/08/14
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ポアロものでも、オリヴァがでてくるのは安心して読めます。 オリヴァが、ある意味、アガサクリスティの分身でもあり、 作家生活について表現したいことが、ところどころで本音として現れています。 物語は、悲しいお話ですし、一卵性双生児についてと、精神病に関する記述では、 妥当性について考えさせられるところもありました。 アガサクリスティが人間性を大事にしているということが分かっていて読めば問題がないですが、 誰の作品か分からずに、この本だけを読むと、よい印象を持たない読者もあるかもわかりません。 ファンの目と、通りすがりの読者の視点の違いが気がかりです。 ただし、「象は忘れないが、人間は忘れる」というのが大事な伝言だと思いました。 つまらないことを忘れる能力が、人間が大事なことに集中できる力なのだと。

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2011/08/02

初ポアロ♪面白かったです! 推理作家のミセス・オリヴァが名付け親になっている シリヤの両親の12年前の心中事件の真相を調査する為、 象のように記憶力の良い当時の関係者達を訪ね歩き、 やがてポアロは愛の悲劇とも呼べる真相に辿り着く。 「象は忘れない」というのはイギリスに伝わる慣用句...

初ポアロ♪面白かったです! 推理作家のミセス・オリヴァが名付け親になっている シリヤの両親の12年前の心中事件の真相を調査する為、 象のように記憶力の良い当時の関係者達を訪ね歩き、 やがてポアロは愛の悲劇とも呼べる真相に辿り着く。 「象は忘れない」というのはイギリスに伝わる慣用句で、 象は自分をひどいめに合わせた人を一生忘れないし 自分を助けてくれた人も一生忘れないという意味だそうです。 「象は忘れないけれど、人間は忘れます」というセリフで 読後感がますます爽やかになりました。

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2010/06/06

なぜか突然読んでしまった,「実質最後のポワロ」などと言われている「象は忘れない」。 クリスティ文庫は版が読み易くて好き。 中村能三の訳は昔から大好き。 後期のクリスティっぽい感じが結構好きです。 オリヴァ夫人なんて,なんかもうザ・クリスティだよね。 クリスティ自身も女流作家で流...

なぜか突然読んでしまった,「実質最後のポワロ」などと言われている「象は忘れない」。 クリスティ文庫は版が読み易くて好き。 中村能三の訳は昔から大好き。 後期のクリスティっぽい感じが結構好きです。 オリヴァ夫人なんて,なんかもうザ・クリスティだよね。 クリスティ自身も女流作家で流行作家なわけじゃないですか。 オリヴァ夫人の愚痴に込められた実感が意味深だ・・・笑 謎自体は,うーん,途中でわかるかもしれない。 でも,こういう,話を尋ねて歩くスタイルは悪くないな。ちょっと読みにくいという向きもあるかもしれませんが。 一幕劇みたいで面白いよね。実際,クリスティは舞台化されているものも結構あるわけですが。 もっとクリスティを読みたくなった1冊。

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2010/04/29

過去にあった事件を解く、というスタイルなのでスリル感はなく、かつ情報収集の部分が多くて少し疲れる。 けどまったく答えの見当がつかず、最後まで読んでしまった。

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2011/09/17

クリスティの「回想殺人」の傑作の一つ。ポアロとオリヴァ夫人が活躍する。ドラマティックではないが、丹念に織り込まれた登場人物の心の動きを穏やかに楽しみたい。

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2009/10/07

ミセス・オリヴァがほとんど主人公。ポアロはあんまり出てこない。実質的には最後に書かれたポアロ作品。ポアロが関係者全員集めて謎解きする時、なんか雰囲気若いよ、ポアロ!

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