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世に棲む日日 新装版(一) の商品レビュー

4.1

218件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

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2009/11/17

吉田松陰先生と高杉さんを主人公とした小説です。1巻は松陰先生の話です。 吉田松陰と高杉晋作という人物を知るための入門書になると思います。

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2009/10/07

内容(「BOOK」データベースより) 嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継...

内容(「BOOK」データベースより) 嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。

Posted byブクログ

2009/10/04

正直、面白い!! 最初の松陰先生が主人公の話は、ある意味、喜劇でしたよ。 なんなんですか!?あの、アイドルっぷりはッ!!! 長州の重臣どもは皆、寅ちゃんにメロメロでどんな悪いことをしても許しちゃってます。それで、いいんですか???と、ツッコミを入れたくなる。 主人公が代替わりして...

正直、面白い!! 最初の松陰先生が主人公の話は、ある意味、喜劇でしたよ。 なんなんですか!?あの、アイドルっぷりはッ!!! 長州の重臣どもは皆、寅ちゃんにメロメロでどんな悪いことをしても許しちゃってます。それで、いいんですか???と、ツッコミを入れたくなる。 主人公が代替わりして、晋作が登場。 自分の中にあったイメージより晋作がまともでした。ちょっと驚き。 もっと突飛でとんでもない考えのひとなのかと思っていたのですが、意外に普通の考えを持ってる優しいひとでしたね。 司馬さんの書かれる晋作だからかな?  朝起きて、「藩が潰れる」と不意に思いが込み上げて涙をこぼすシーンがすごく印象にあります。藩を、家族を、一番愛している晋作だから回天にかける想いの強さに説得力がありました。 聞多の癇癪が可愛いかったですね。 あと、三巻後半に出てきたガタの四巻での活躍にも注目です。P94、P95はガタ好きの私には珠玉のページでございます。

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2009/10/04

動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し …東行こと高杉晋作、その人を表す伊藤博文の言である。 1839年の今日が彼の誕生日であって、それから27年8ヵ月という 短い人生を怒涛の如く駆け、そして今に名を残す。 己の信ずるが忠義信念に一心進む様はまさに漢。 英雄色を好み遊に溺れるも...

動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し …東行こと高杉晋作、その人を表す伊藤博文の言である。 1839年の今日が彼の誕生日であって、それから27年8ヵ月という 短い人生を怒涛の如く駆け、そして今に名を残す。 己の信ずるが忠義信念に一心進む様はまさに漢。 英雄色を好み遊に溺れるも、道を違わずぶれてない。 個として尊敬できる生き様の極みと思う。 2006年の我、生き恥をさらしながら、27年と9ヶ月を経る。 ただそれだけのこと。

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2011/02/22

吉田松陰ならびに松下村塾ってすごい。明治の名だたるドンたちを輩出してる。 高杉晋作もすごい。考え方とか。 そして、幕末の志士はみんな一人ひとりが日本のこと考えてて自分が変えてやるって思ってて、本当に変えることが出来ると思っている。 現代に生きる私だって何か出来る。と思わせてくれた...

吉田松陰ならびに松下村塾ってすごい。明治の名だたるドンたちを輩出してる。 高杉晋作もすごい。考え方とか。 そして、幕末の志士はみんな一人ひとりが日本のこと考えてて自分が変えてやるって思ってて、本当に変えることが出来ると思っている。 現代に生きる私だって何か出来る。と思わせてくれた。 それにしても、幕末はなんて魅力的な人が多いこと。 「おもしろきこともなき世をおもしろく」

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2009/10/04

長州の吉田松陰、高杉晋作の師弟を描く小説。 社会的はみだし者として鋭い考えと優れた人物眼をもって幕末の長州の思想的基礎を作り上げながら 早すぎた登場のためについに社会に理解を得ず死んでしまった吉田松陰 そして鬼才として幕末の様々なターニングポイントに関わった高杉晋作という幕末を描...

長州の吉田松陰、高杉晋作の師弟を描く小説。 社会的はみだし者として鋭い考えと優れた人物眼をもって幕末の長州の思想的基礎を作り上げながら 早すぎた登場のためについに社会に理解を得ず死んでしまった吉田松陰 そして鬼才として幕末の様々なターニングポイントに関わった高杉晋作という幕末を描くのに欠かせない二人をテーマに描いた小説。 革命思想家(だけではなくリーダーと呼ばれる人々)のもっとも重要な要素は時機を読むことだと認識させられる。

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2009/10/04

色々つっこむところ満載の松陰先生なんですが、すごく魅力的! 3ページに一回はつっこめる。松陰先生が出なくなってから読んでないので星4つ。 でも松陰先生の魅力には星10個くらいつけられます。

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2011/07/31

松陰先生と高杉のお話 一巻の松陰先生は、あのひたむきな姿勢がかわいくもあったけれど、やっぱりただもんじゃないんだな、と思いました。 一番すきなのは三巻です。高杉が大活躍するの。 クーデターとはいえど、やることなすことが突拍子もなくて、すごくおもしろい。笑ってしまう。 伊藤と、井上...

松陰先生と高杉のお話 一巻の松陰先生は、あのひたむきな姿勢がかわいくもあったけれど、やっぱりただもんじゃないんだな、と思いました。 一番すきなのは三巻です。高杉が大活躍するの。 クーデターとはいえど、やることなすことが突拍子もなくて、すごくおもしろい。笑ってしまう。 伊藤と、井上もすごく好き。お雅さんと高杉は、なんだか素敵です。   彼らによってもまた、歴史は作られました。

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2009/10/07

「外国船にのりこみ、留学を申し出るが、断られて死刑になる。」 なんて明るい人なのだろう。 吉田松陰ならば師匠と呼びたい。

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2009/10/04

吉田松陰と高杉晋作の話。 松陰先生はとても純粋なのですが、思想は過激。出てくる門下生も良いです。 誰も彼も、不器用で真っ直ぐで、とても愛らしいです。 晋作の行動にはいつも驚かされますね。

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