ハゴロモ の商品レビュー
冬のパリッとした空気の中で、あったかい人たちに囲まれて、奇跡も起こって、すこし元気になれる話。全体的にのんびりした空気が流れていたなあ。
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ほんわかしていて、心が暖まります。 疲れているときとか、寂しいときに読むとすこし気が晴れる気がします。リハビリ本ですかね^^
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2007.10. 隣りに座って静かに語りかけてくるような、ゆったりした流れに身を任せられる小説。ほんと、最近読むばななさんの小説はどれもこれもじーんと心に染み入ってきて泣きそうになる。こんなこと、すごく珍しいのに。登場人物たちは、ちょっと変わっていても毎日を一生懸命生きていて、受...
2007.10. 隣りに座って静かに語りかけてくるような、ゆったりした流れに身を任せられる小説。ほんと、最近読むばななさんの小説はどれもこれもじーんと心に染み入ってきて泣きそうになる。こんなこと、すごく珍しいのに。登場人物たちは、ちょっと変わっていても毎日を一生懸命生きていて、受け入れていて、そういうことが大切なんだってことを、再確認。ハゴロモに抱かれるような心地よさ。
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不倫が終わってしまい、故郷でその傷を癒そうとする女性の話。よしもとばななの「死」の扱い方も、これまた変わってるけど、読むと至極「自然」に感じちゃうから不思議ですね。ある意味、一種の宗教観なのかな。「夢」の延長にある「死」という印象を受け、その「夢」が作品の中にうまく溶け込んでる感...
不倫が終わってしまい、故郷でその傷を癒そうとする女性の話。よしもとばななの「死」の扱い方も、これまた変わってるけど、読むと至極「自然」に感じちゃうから不思議ですね。ある意味、一種の宗教観なのかな。「夢」の延長にある「死」という印象を受け、その「夢」が作品の中にうまく溶け込んでる感じ。一般的にはディープな話題も普通に書いちゃうから、ずーっと靄がかかったような作品。あとがきで作者が書いてあるように、「何ということもない内容」。でもそれなりに良かったです。
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今回はなんだかおとぎ話みたいな不思議な雰囲気。 でも,やっぱりばななさんのお話は根本的な優しさとかあたたかさが変わってなくって素敵。
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再生のお話なので、ちょうど落ち込んでいるときに読み、こころに染み入るようでした。主人公も実際にいそうな普通の子で、まわりを囲む登場人物も結構普通ぽくて、よかったです。最近のばなな作品て、なんか、アレだから・・。
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ラーメン屋がすごい印象に残ってる。(笑)よしもとさんの小説は本当に些細なところにこそ救いがあることを書き表していると思います。
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後世まで語り継がれるようなすごい名作ではないけど、文章全体に「優しさ」みたいなんが溢れてて、すごいええ小説。 癒されて元気になれます
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心が川の流れみたいに緩やかになる本。 悩んでる時とかに、ゆっくりゆっくり生きたらいいんだなって思える。 1人ぼっちって思っちゃったときに、どこかに私を思ってくれてる人がいると感じれる。 ホッとしたいならこれ。
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ふるさとに傷心で帰ってきて、人とのつながりがあって、癒し癒されていく。互いに支え合える関係ちいいな。意図してない所に縁があるのは必然や大きな流れの様なものだろう。それは今いる所にあるのかなと振り返ってしまう。
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