1,800円以上の注文で送料無料

姫椿 の商品レビュー

3.8

153件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    66

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2013/02/24

個人的には「姫椿」と「永遠の緑」が好きでした。 (夫婦の絆系に弱いのかもしれません。) 浅田次郎の小説は不思議なんだけど、自分の隣の人に起きてる何気ない出来事なんだろうなと感じてしまう。

Posted byブクログ

2013/02/15

センスのない作家だと思う。何の伏線も張らず突拍子も無い結末でしめくくるか話と、見え見えの結末の話しかしない。謎解きをした後も分かりきったことを冗長に説明する。センチメンタル過多なのも合わない。

Posted byブクログ

2013/02/06

ファンタジーの要素を踏まえつつも、現実にもありえそうな作品が詰め込まれた短編集。ストーリーをワザとらしく演出したり、大袈裟に盛らないあたりが、著者らしい。

Posted byブクログ

2013/02/01

短篇集だが、浅田さんの作品に間違いはない。 ファンタジー調で進んでいく作品群は、涙あり感動あり感銘あり、いろいろと考えさせられます。

Posted byブクログ

2013/01/20

「シエ」というお話が、大好きなので購入。 やっぱり一番「シエ」が好きです。読むと、無性に満開の桜を見たくなる。 「零下の災厄」は、全ての謎解きを期待してしまうのが、読み手の性なのかなと思いつつ、どうしようもなくもやもや。

Posted byブクログ

2012/10/29

浅田さんの短編集は、僕の知る限り冊子単位である程度テーマが統一されていて、各々の話が様々な切り口でメッセージを投げかける形式かと。 この「姫椿」は逆に色とりどり。ファンタジーもあればミステリー、コメディ、純愛。。お約束のお涙頂戴は控えめ。飽きの来ない一冊かな(笑)

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

* 短編集 印象に残ったのは 「シエ(漢字出ない…)」と「再会」 シエは中国の伝説の生き物 額には鹿の角、足には牛の蹄、尻尾は虎で体は鱗で覆われている 面白いと思ったのは シエが人の不幸を食べる生き物だということ 最後のシエの言葉はとても悲しいものだった 自分の不幸を食べてくれる人はいない 自分の涙をすすってくれる人はいない と嘆いて死んでいったシエ 彼の気持ちを考えるととても切なくなった あの時違う選択をしていたなら自分の未来はどうなっていたんだろう? それを描いたのが「再会」 昔の浮気相手だったり 同級生の奥さんだったり はたまた自分だったり 全く違う生活を送っている『もう一人の人間』 世界にそっくりさんは3人いるってよく言うけど 実はそれはもう一人の違う選択をした自分だったりして… 全体としても割と楽しめた ただいまいち煮え切らない話が多かったかな

Posted byブクログ

2012/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白いアイデアもある。でも、短編作品としては単なる「作文」みたいに感じてしまう。以前何処かで「鉄道員」の一節を読んでうるるときたことがあり、友人からも浅田節なるものには泣かされずにいられないという話をいていたから期待は大きかったんだけれど。作品をちゃんと読んだのはこれが初めてだが、もう幾つか読まないと浅田節のその浅田節らしさはわからんのかもしれん。

Posted byブクログ

2012/02/05

短編8話それぞれが面白い。中国の伝説上の動物で人の不幸を食べてくれるシエは微笑ましくなる。 椿姫、再会、マダムの喉仏、トラブルメーカー、オリンポスの聖女、零下の災危、永遠の緑は中年以上の人生経験者が中心となってる話しで泣けたり、苦しくなったり、感動したりと楽しめた。オリンポスの聖...

短編8話それぞれが面白い。中国の伝説上の動物で人の不幸を食べてくれるシエは微笑ましくなる。 椿姫、再会、マダムの喉仏、トラブルメーカー、オリンポスの聖女、零下の災危、永遠の緑は中年以上の人生経験者が中心となってる話しで泣けたり、苦しくなったり、感動したりと楽しめた。オリンポスの聖女でオーストラリア人はアメリカが嫌いだという部分は面白かった。永遠の緑では先生の想いに泣けてしまうし、男らしいし、清々しい気持ちになった。

Posted byブクログ

2011/12/20

どういう経路で入手したか忘れてしまったが、スーダンにいた頃ベッドの上で読んでた。『シエ』(←本当は変な漢字)という作品がスゲー好き。結局のところ自分は寂しがりなのだとよーくわかった。

Posted byブクログ