姫椿 の商品レビュー
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浅田次郎さんの短編集は、とってもほのぼのするものから、ちょっとゾクっとするものまで、ほんとに多種多様。 1編づつがみんな違う色があって、同じ作者が書いているとは思えないストーリーですが、一本底にとおっている人への優しさがある気がして、心に残ります。 私は最後に収録されていた「永遠の緑」がすごく好き。 父と娘、そして彼氏のそれぞれの優しさが伝わって暖かい気持ちになれました。
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短篇集自体あまり読んだことがなかったけれど、短篇集っていいかもと 思わせる一冊だった。 初めての浅田次郎作品で、読みながらまず受けた印象は「大人の物語だな」 ということ。これまで読んできたものと毛色が違ったので、しっとりした感じが 新鮮で、話によって雰囲気もがらりと変わるので、...
短篇集自体あまり読んだことがなかったけれど、短篇集っていいかもと 思わせる一冊だった。 初めての浅田次郎作品で、読みながらまず受けた印象は「大人の物語だな」 ということ。これまで読んできたものと毛色が違ったので、しっとりした感じが 新鮮で、話によって雰囲気もがらりと変わるので、単調にならずに読めて よかった。 ところどころ笑ってしまいそうになる箇所があるのもまた良し。ほっこりする話も いいけど、「再会」「マダムの喉仏」「トラブル・メーカー」みたいな話が 好きなのは、まだまだ子供ってことなのかな…。結婚したことないし…
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8編からなる短編集です。 「シエ」や「トラブルメーカー」等 不思議な話もありましたが、「オリンポスの聖女」等 涙してしまう話もありました。 浅田氏は競馬が好きで馬主でもあります。 一番最後の「永遠の緑」は「KEIBA CATALOG vol18」に掲載された話で、競馬好きな大学助教授が主人公です。 家族愛がテーマになっていて、この話も涙が出てきました。
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浅田次郎らしい、優しくほっこり感が残る短編集。 「ママを、愛してるんです」 この人の作品てほんの時々、重松さんを思い出すときがある。 重松さんよりももっと夢見がちな感じv オススメは「シエ」(漢字でない) と、「永遠の緑」 なんだか哀しいような、微笑ましいようなそんな優しいクリーム色の作品。
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こういうぞくっとさせるファンタジーも書いちゃうんですね。最後の話はほっとしましたけど。こういう浅田次郎さんも好きかも。
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「ぽっぽや」で知り、「天国までの100マイル」「月の雫」 に次いで4冊目の、浅田次郎さんの小説である。 既に読んだ3冊と比べると、かなり読み味が軽い印象。 同じ短編集でも、「月の雫」には深く感動させられる作品が 多かったので、期待が大きかったせいかもしれないが。 それでも、こ...
「ぽっぽや」で知り、「天国までの100マイル」「月の雫」 に次いで4冊目の、浅田次郎さんの小説である。 既に読んだ3冊と比べると、かなり読み味が軽い印象。 同じ短編集でも、「月の雫」には深く感動させられる作品が 多かったので、期待が大きかったせいかもしれないが。 それでも、この作者の作品に触れる度に彷彿とさせる作者の あたたかさは、「シエ」や「永遠の緑」で感じられた。 「感動もの」が好きな私にしては珍しく、アン・ハッピーエンド で終わってしまう「トラブル・メーカー」が、印象に残っている。
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悲しみを吸い取ってくれる麒麟。 この物語は最高に感動します。 オススメの一冊。 浅田次郎なら、鉄道員よりもこの本でしょう。
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浅田先生の作品に出てくる人達にほんと憧れる 汚れてて、土臭くて、俗っぽい けど、たまにすごく美しい マダムの咽仏が一番好き 「いいか、カオル。ひとつだけ教えといてやる。人間、ちいせえ嘘をつかぬためにはな、でけえ嘘をつき続けにゃならねえんだ。男の器量ってのは、そういうもんだ...
浅田先生の作品に出てくる人達にほんと憧れる 汚れてて、土臭くて、俗っぽい けど、たまにすごく美しい マダムの咽仏が一番好き 「いいか、カオル。ひとつだけ教えといてやる。人間、ちいせえ嘘をつかぬためにはな、でけえ嘘をつき続けにゃならねえんだ。男の器量ってのは、そういうもんだ」 嘘はいいことじゃないと思う 善悪の話じゃなくて、単純に損得でね だから、嘘には覚悟がいるんじゃないか でけえ嘘もつき続ければ、ひとつの真実にだってなり得る と 信じています
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号泣した^q^ 特にシエの攻撃力はハンパない。 不思議な生き物を登場させることで人の幸不幸を幸せに変える作品。 短いけどめちゃくちゃ深い。 読みすぎて暗記しますた^q^
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・ シエ ・ 姫椿 ・ 再会 ・ マダムの咽仏 ・ トラブル・メーカー ・ オリンポスの聖女 ・ 零下の災厄 ・ 永遠の緑
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