鳥人計画 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2025/02/26

切なかった。
登場人物は多かったが、その一人一人の想いや行動が切なく、人間らしくて、ただただ虚しい気持ちにった。けど、私が読んできたミステリーの中で間違いなく、一番感情を持っていかれた作品だと思った。

2025/02/20

あらすじの段階で犯人を知って、その後どんな感じで話が進むのかと思ったけど、なかなか良かった。
彼が犯行に至った動機。
彼を密告した人間。
事件を引き起こす事になった出来事。
本当の犯人。
少しずつ真相に迫る感じが面白かった。

2024/12/31

人間って弱いからね

この一言に尽きる

怖かったぁ、欲望とそれを断ち切るための方法

実在して欲しく無いね

2024年　最終読本

2024/12/11

序盤から犯人が分かっていたので、これはどういう終わり方なのだろうかと普段とは違うミステリー感を感じながら読み進めていました。
なるほど…人間は弱い

2024/11/28

スキージャンプの有力選手が合宿中に毒殺された。犯人が物語前半でわかってしまうようで真相は最後の最後に明らかに結末までわからない。
ありきたりなストーリーかと思いきや最後まで飽きずに読める内容だった。

2024/11/01

途中で犯人が明かされ、あれ？倒叙ミステリーなのかな？と思ってたら、その動機や真相に迫っていくにつれ、スポーツの闇に触れて少し悲しくなった。
どんどんのめり込めるミステリーでした。

2024/10/17

とにかく、スキージャンプが見たくなりました。

おもしろかったです。
半分のところで犯人がわかって、その後じわじわと動機を明らかにしていく様が。

2024/10/13

楡井君は日本にいないといけないジャンパーだったし、何で殺されなきゃならないの？と感情移入しながら読んでた。
天才肌な感じが沼る

コーチの楡井君が離れていっちゃうのが怖いみたいな感情すごく共感できた。

ほんとに面白くて人生本になった。読む手が止まらなかった。

2024/10/04

スキージャンプの話

・楡井明　　→スキージャンパー
　　　　　　　遠縁の藤村に引き取られ
　　　　　　　本格的にジャンプを始める
・杉江泰介　→スキー監督
・杉江翔　　→スキージャンパー　泰介の息子
・杉江夕子　→楡井の恋人　泰介娘　翔の姉
・沢村亮太　→楡井の後輩ジャンパー
・峰岸　　　→楡井のコーチ　　　　→犯人
峰岸に誰かから
「犯人は自首しろ」
という手紙が届く
犯人はわかっているけれど
動機や殺害方法は
わからないまま
話が進んでいく
最後半...
犯人の殺害動機が
わからなくもないけれど...
登場人物にまともな人が
あまりいないというか..
感情の一部が欠落しているというか..
歪んでいるというか..
救われる終わり方ではなかった

楡井→世話になった人を深く考えず裏切る
　　　そして殺される
夕子→結果的にハニトラを引き受けて
　　　突発的に殺してしまう
泰介→自分のエゴの為なら
　　　家族の犠牲も厭わない
峰岸→自分の大切なもの
　　　費やした時間が
　　　コモディティ化してしまう事に
　　　耐えられなかったのか...殺人計画する
少しわかる..殺さないけど..

小説の話だけれど
トップアスリートや
スポーツで勝ち続けている人って
多かれ少なかれ
楡井や杉江監督みたいに
空気読めなかったり..
人の気持ちに鈍感なのかな..
じゃないと人押しのけて
自分だけ勝てないよな..
と思った..自分の思いに貪欲だ
貪欲で自分中心な人が
多数の社会って
トラブル多いよな..必然的に

2024/09/14

スキージャンプの天才少年、楡井明が殺された。
犯人は見つかり逮捕されたが、どうにもおかしい。
犯人としては完璧だったはずだったのに、どうして分かってしまったのか？

ほぼ半分の地点で犯人も殺害方法も分かってきている。
が、最後2回転くらいひっくり返る展開。
ある意味ラストはイヤミス。

東野圭吾さんのミステリは犯人の心情を書いてあるのが魅力的（共感できるかは別）

ミステリを味わいたい人におすすめ。

そしてプロローグがまさかの伏線だった。