鳥人計画 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2010/11/09

楡井、沢村、翔、出てくる人みんな生きてる人間みたいに描かれてて、すごく入り込んで読めた。そしてやっぱり騙された！そんなお話。

2010/09/27

久しぶりの東野先生作品。
なんか世界観にすんなり入れなかったのはスキーのジャンプという縁のない世界だからか？
まぁ、最後のあたりは相変わらずさすがというところです。

2010/09/23

内容（「BOOK」データベースより）
「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。精緻極まる伏線、二転三転する物語。犯人が「密告者=探偵」を推理する、東野ミステリの傑作。

2010/09/22

初めに犯人を名指しした手紙から始まるんだけど、、

まさか…って感じ。

最後まで楽しめるなー

あぁでもない、こうでもないって言いながら何とも切ない最後の場面で泣いちゃいました。

2010/09/10

スキージャンプ界のスターが突然死亡した。

犯人に自主を促す告発文が届く。警察にも届いていた。犯人が告発文を書いた人間を

推理する。の動機はいまいちわからない。

ただ、手に入らないものに対する嫉妬だろうか。そして鳥人計画を阻止するため。

スポーツに科学的研究はいまや欠かせない。しかし行き過ぎると人間をモノ扱いすることになってしまう。

犯人は正しい。ただ、方法が間違っていた。

楡井の彼女が結果的に楡井を殺すことになるのだが、楡井はとても純粋だった。

純粋ゆえに利用されてしまう。しかし、コーチを信頼したりスキーをとても楽しんでいた。

それゆえに自分の息子を改造するために人体実験をしたり息子が人間味をなくしていく姿は許せなさを感じる。

こんなコーチが現実には存在しないことを切に願う。

2010/09/07

天才ジャンパー楡井が殺される。
犯人はコーチの峰岸。

って、これを書いちゃったら身も蓋も無いんですが、
普段なら。

犯人はかなり早い段階で作者によって明かされます。

警察を煙に巻き、完璧に近い犯罪をやってのける峰岸。
しかし、「密告」と言う形で峰岸の犯行が明るみに出る。

「なぜ密告者には自分が犯人だと分かったのか」
峰岸は頭を抱え、何度も推理を重ね、
ある人物の証言の嘘に辿り着く。

もちろんそれだけで簡単に片付く訳もない東野ミステリー。
秘密裏に進められる計画も絡んで、予想外の結果が見えてくる。

ちょうど東野氏のミステリーに
変化が見え始めた時期の作品と言われているらしいです。

ただ、ジャンプを科学的に分析する場面は
読むのがちょっと億劫ですわ…。

2010/08/31

最強のスキージャンパーを育てようというお話。
スポーツやってる人のはおもしろいかもしれません。

ミステリーとしても意外性があって楽しめました。

2010/08/27

日本ジャンプ界のエースの楡井が毒殺される。
捜査が難航する中、密告状によりコーチの峰岸が捕まる。
コーチが逮捕されてから話しが急展開していき、二転三転して面白くなる。
東野さんの作品は時々、終わり方が『？』と思うのがあるけれど、これは良かった。

2010/08/22

スキーのジャンプ界に現れた新星。楡井。
彼が殺された。
いろんな画策が蠢く中でなぜ殺されたか、誰に。

犯人は意外な人物でした・・・。

2010/06/06

スキージャンプのオリンピックに向けた合宿で毒殺されたエース、密告されたコーチ。
密告者は誰だ？
最後には大掛かりな計画が明かされる。

理論×理論×理論。
スキージャンプの天才を科学的に解明していく、東野圭吾は理系だなと思わせる作品だった。

毒殺の方法とか推理小説な部分も含まれるので読み辛くもなく、読後感は良かった。