鳥人計画 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2011/02/22

普通に面白かった。
東野圭吾の初期の作品なのかな？すごく緻密に描かれていて、
最後まで真相がわからなかった。

でもすごくやるせない、というかあんまりみんなが幸せになれないところはあんまり好きじゃなかった。

2011/02/11

新進気鋭の若手スキージャンパー楡井明が殺害される。
犯人は密告によって早々に判明するが、その動機、手口、アリバイ、密告者が謎に包まれたまま。犯行動機を探るべく、刑事たちはスキー合宿に参加している選手やその所属企業まで捜査を進める。その過程で最近、異常なほどの急成長をしている若い選手の存在にたどり着く。その選手のジャンプは、殺害された楡井のジャンプに不思議なほどよく似ていた・・・。

東野氏のずいぶん古いミステリー小説。昭和の末期で書かれたものということで古臭いだろうと思っていたけれど、２０年以上前に書かれたものだとは全く思えない新鮮さ！よくある犯人を探していくタイプのミステリーとは一味違って、犯行動機を探りながら事件の真実に近づいていくというスタイル。最後の最後まで目が離せない。ミステリーに飽き気味な時でも大満足できる一冊でした。

2011/02/10

現代のスポーツ界を象徴するような内容です。北京オリンピックでもたくさんの世界新記録が樹立され、特にspeedoの水着は注目を集めましたが、スポーツ界はもはや本人の努力だけでなく科学の力を借りる世界になってきています。どこまでは借りてもよくて、どこからは借りるべきではないのか？
犯人探しというよりは、スポーツに狂った人間たちの世界を表現した小説です。

2011/02/06

犯人は冒頭でわかっているので、
どうして？どうやって？という疑問が好奇心をくすぐります。
３人の視点から事件をみるという流れで話が進んでいき、
さくさく読んでいける作品です。
しかし、登場人物が多いのが難点。ごちゃごちゃになりますね；
スキーほぼ未経験なわたしなのですが、
ジャンプという競技が主体となったマニアック？なこの作品でも
抵抗なく読めて、思わず感情移入しちゃいます。
お気に入りですね！

2011/02/10

最初は専門用語がなかなか頭に入ってきませんでしたが、読み進めていくうちにスキージャンプの選手のことを詳しく知ることができました。中盤で犯人が分かっても、その後の謎解きに引き込まれてしまいました。

2011/01/29

まさに鳥人計画、おもしろい！スキーのジャンプ競技の物語。
こういう流れは東野圭吾らしい、眠りの森でもそうだったがその世界のことを半端無く研究してる。
そしてラストはやっぱりしてやられたーーーーーーそう来たか！

2011/01/10

どれだけミステリとして謎を入れられるか実験というか試みという感じがする。それにしても人の欲が悲劇を生んだのか！？

2012/04/09

これはおもしろい！

安直な推理では当たらないぞ！さぁページをめくれ！
紙で指を切らないようにだけ気を付けて、さぁページをめくれ！痛ッ！

2019/01/16

タイトルから想像した内容とは少々違ってた。
もっとSFチックなものなのかと思いきや、ミステリー小説。
相変わらず、エンジニアらしいというか細部に渡る専門的な描写が魅力かな。

2010/11/10

面白かった！
東野さんっぽくて好き。

題名でワクワクするよね。笑
今度は「変身」を読みたいな・・・