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博士の愛した数式 の商品レビュー

4.2

761件のお客様レビュー

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映画と一緒に

かつて、数学と仲良くなれなかった人にも読んで欲しい一冊。80分しか記憶を維持できない老数学者「博士」、家政婦の「私」と息子「ルート」。三人が紡ぐ物語は、静かな発見と喜びが満ちていて、美しい。

abtm

2024/10/16

数字に一途な優しい博士と、会話も仕事も丁寧な家政婦さんと、感性が大人な息子の穏やかな掛け合いと日常にほっこりときた作品だった。 数学は苦手だけど、数字に親近感が湧くような不思議なお話だった。

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2024/09/02

数学の知識が無くても楽しく読める。数字のことをロマンチックに表現していることが印象的だった。読後感が良い作品。

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2024/08/17

ルートが博士の愛に応える姿が印象的だった。数学というものに少し思いを寄せるきっかけになるかもしれない。

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2024/08/05

心地よい微睡みの中で過ごしているような印象の序盤、数学に興味を持てそうになる中盤、野球描写にちょっと飽きてしまった終盤前。 大きな展開があるのではないが、 家政婦さんの素直さやルートの無邪気さ、博士の魅力、読み終えてもちょっと身近な世界にある物語に感じる。

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2024/08/18

巻末が近づくにつれて、博士と私と、そしてルートのやりとりが終わるのが寂しくて、いつまでも見続けたいと思った。 博士の記憶は80分しかもたない。その事実に打ちのめされる朝を毎日乗り越え、博士の紳士的な行動がより哀愁を誘う。障害を優しく包む親子のかかわりに涙が出る。 数学と文学が...

巻末が近づくにつれて、博士と私と、そしてルートのやりとりが終わるのが寂しくて、いつまでも見続けたいと思った。 博士の記憶は80分しかもたない。その事実に打ちのめされる朝を毎日乗り越え、博士の紳士的な行動がより哀愁を誘う。障害を優しく包む親子のかかわりに涙が出る。 数学と文学がここまで調和するとは思わなかった。 優しくも、厳しい世界。 最後の章は鳥肌が止まらなかった。 感動的な一冊でした。

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2024/06/12

今まで読んだ本の中で十二国記の次に好きな本でした。 大きなサスペンスや大事件などは起こりませんが淡々と上品な優しさが心を打ってきてなにも無いところで号泣してしまいました。 子どもは尊く何よりも大切に守る存在 これが現代では当たり前に実行出来る人間が自身を含めて居なくなってる事...

今まで読んだ本の中で十二国記の次に好きな本でした。 大きなサスペンスや大事件などは起こりませんが淡々と上品な優しさが心を打ってきてなにも無いところで号泣してしまいました。 子どもは尊く何よりも大切に守る存在 これが現代では当たり前に実行出来る人間が自身を含めて居なくなってる事も心を揺さぶる原因だと思いました。 博士の記憶は80分しか持たずそれ故に苦悩や葛藤と寂しさも描かれていましたが博士は決して不幸な人間でも寂しい人生を送ったわけでもなく未亡人を含めて周りから掛け替えのない存在だというのがた伝わってきました。 小川洋子先生のお話をもっと読みたくなりました。 あと中学校の頃に死別した祖父にも会いたくなりました。

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2024/05/22

心が温かくなるお話。 数学が苦手なので、数学の説明が続いたところは少し流し読みしました。 天才で奇人?の博士がルートをとても大事にしたり、決して人をばかにしたりしないところが素敵で愛すべきキャラクター。 ルートもまた子供らしいけど思いやりのある良い子。 主人公のわたしも博士の数学...

心が温かくなるお話。 数学が苦手なので、数学の説明が続いたところは少し流し読みしました。 天才で奇人?の博士がルートをとても大事にしたり、決して人をばかにしたりしないところが素敵で愛すべきキャラクター。 ルートもまた子供らしいけど思いやりのある良い子。 主人公のわたしも博士の数学講釈を流さず素直に受け止め考える素敵な人。 母屋のお姉さんと博士は昔恋人関係だったのかな。 映画も見てみたくなりました。

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2024/05/19

心があたたかくなる、良い作品だった 数字好きな自分としては博士の感性の素敵さについ微笑んでしまったり、感嘆することが多かったと思う 数字好きで相性が良かったのもあるかもしれないが、活字嫌いな自分でも楽しんで読めた

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2024/05/12

数には親しみが湧き、 数字は嘘をついたりごまかしたりしない。 そして、数式には必ず正解がある。しかも、世界共通。

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