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陽炎ノ辻 の商品レビュー

3.9

81件のお客様レビュー

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2014/01/17

全45巻+読本3冊。 現在進行形の長寿シリーズ。 たぶん現代の時代小説作家の中で、 最も多筆であろう佐伯泰英先生の代表作の一つ。 多筆=浅いみたいに思っていたこともあり、 ずっと敬遠してたけどついに。 いやあ。読ませる。 ぐいぐい。 43冊読むのに1月かからなかった。 多い日...

全45巻+読本3冊。 現在進行形の長寿シリーズ。 たぶん現代の時代小説作家の中で、 最も多筆であろう佐伯泰英先生の代表作の一つ。 多筆=浅いみたいに思っていたこともあり、 ずっと敬遠してたけどついに。 いやあ。読ませる。 ぐいぐい。 43冊読むのに1月かからなかった。 多い日は1日3冊とか。 止まらない。 文学的にどうかとか、 深いか浅いかとか、 そういう次元で見たら物足りないとこも多々ある。 基本はライトな娯楽小説。 ただ、 この読ませるパワーはすごい。 小難しいことなんて吹っ飛ばす勢い。 エンターテイメントとしては一級品。 さすが長いこと続いているだけある。 基本はいわゆる一話完結時代ものなんだけど、 他と少し違うのがすごく長いスパン(10数冊単位)で 起承転結が動いてること。 貧乏浪人だけど実はって構成の「起」 幕府の中枢に舞台が移って「承」 戦いに破れ絶望の逃避行「転」 そして「結」に向けて動き出した現行シリーズ。 特に規定されてる訳ではないけど、 読んでて上記4章に分けられてる気がした。 章が変わるにつれてメインとなる舞台も変わり、 長寿シリーズゆえに飽きさせないよう工夫されてる。 まあ、 正直、少し間延びしてる感は否めない。 個人的には「起」な1章が好き。 物語が進むにつれて舞台が大きくなり、 また、キャラも大きくなったり年取ったりして、 初期のこじんまりしてて温かい空気が 変わってしまったのは寂しい。 とはいえ、続きが楽しみなシリーズではある。 最新刊が待ち遠しい。

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2012/11/17

NHKの時代劇ドラマでもご存知の磐音シリーズ。 あ、私はドラマは見てませんが。 最初は浪人の江戸暮らしモノ、市井モノかぁ、と思っていたら、どんどん武士のドラマチック時代劇になっていきました(こんな表現ですみません)。 私はあんまり登場人物には惹かれないのだけど、物語の進む方向に引...

NHKの時代劇ドラマでもご存知の磐音シリーズ。 あ、私はドラマは見てませんが。 最初は浪人の江戸暮らしモノ、市井モノかぁ、と思っていたら、どんどん武士のドラマチック時代劇になっていきました(こんな表現ですみません)。 私はあんまり登場人物には惹かれないのだけど、物語の進む方向に引かれて(惹かれて、ではない)シリーズを今も読み続けてる気がする。 最後は一体どうなるのかしら???

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2012/10/14

中江有里さんが勧めておられたので読んでみることにした。長編小説の第一巻とは聞いていたが、なんと全部で40巻もあるとのこと!まるでガラスの仮面のようだ。。。(漫画と比べるのは良くないかしら?) 数年かけて、ぼちぼち気長に読んでいこう。 時代劇や時代小説は、どうしてもドラマチックな...

中江有里さんが勧めておられたので読んでみることにした。長編小説の第一巻とは聞いていたが、なんと全部で40巻もあるとのこと!まるでガラスの仮面のようだ。。。(漫画と比べるのは良くないかしら?) 数年かけて、ぼちぼち気長に読んでいこう。 時代劇や時代小説は、どうしてもドラマチックな戦国時代が舞台になりがちだけれど、本書のような江戸の下町の人々を描いたものも親しみ易くて良い。主人公の坂崎磐音の剣の腕前には惚れ惚れする。一方で、おっとり穏やかなところや、食事を始めると何も耳に入らなくなるところなどは、何とも母性本能をくすぐらせるではないか。これから長く続く物語が楽しみだ。

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2012/08/12

2012/8読了 よく宣伝されているため、読んでみた。イワネのキャラが冴えており、テレビ水戸黄門のような安心感、爽快感がある。 このシリーズだけで2~30冊あるとのことだが、全部は読まないだろう。

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2012/08/08

最近日経新聞に載った広告でこの本を知り、とりあえず1冊読んでみました。時代小説は初めてでしたがなかなか面白い。ただ、主人公の磐音が少し頭が切れすぎじゃないか、という気がします。都合よ過ぎ。でも、面白いのでとりあえず2、3巻読んでみます。

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2012/07/31

坂崎磐音の人生がいとおしく、切なく、不器用なりに、生きていく人生 人間性にひかれていく作品です 現在も巻数が多いため継続して読んでいる最中・・・

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2012/07/05

居眠り磐音シリーズの第一弾。山本耕司主演でテレビドラマ化もされました。江戸の暮らしの様子が楽しい。一冊手に取ると続きを読みたくなります。疲れた神経を休めてくれる一冊。

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2012/07/20

うん、面白かった。同じ作家さんなので仕方のない話なのかもしれないが、主人公の性格が吉原同心とかぶる気がする。でも、それも含めて、主人公がものすごく魅力的だし、ストーリーもメリハリついているので、このシリーズは読みたいかな。現在24巻(H24.7)

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2014/02/15

磐音様がとにかく魅力的。 最初がシビアだったので、ちょっと引きかけたけど、読んでしまえば痛快に読めました。 ★3つかなあ・・・・と思って読み進めてたけど、最後のオチ?で、1個追加(笑)

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2011/12/19

1 静と動。話の中でこの差が大きくどんどん読めてしまう。派手さはないものの、安定感は抜群か。凄腕なのに切られ傷を負うところが人間味溢れてる?? それにしても時代小説にありがちな許嫁との別れ。今巻では国話は最初だけだが必ず読むべき内容。

Posted byブクログ