秘密の花園 の商品レビュー

3.4

85件のお客様レビュー

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2026/04/04
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那由多に淑子に翠 女子校に通う3人の話 洪水のあとに 那由多 地下を照らす光 淑子 庭園の花守りは唄う 相手には伝わっているような、伝わっていないような、、、 それぞれの世界かわある。 那由多は、多感な時期に母を亡くしている。 その中で、〝女性〟だから犯されることも経験しており、とても悲しくなった。 こんな経験、誰もが警笛を鳴らし、忘れられているだろうか。 どちらも出来てない人は居そうで、想像しただけで悲しくなる。 淑子の、あの感じなんとなくわかる気がする。 あの中学生や高校生の時期って、 家族ではなくて、その他に自分にとっても相手にとっての特別な存在を求めている気がする。 私の場合、それは異性ではなかったけど、 そうゆう特別な安定している友情、 那由多と翠の中がとてつもなく羨ましかったかもしれない。 那由多や翠よりも、家は裕福でもそこは全然満たされなった。 淑子自体もそれで満たされようとしていた。 翠 私も翠のよう人、好きだなぁ。 〝まず美しく清楚で凛とした容姿。また本屋さんの娘でもあり、同級生とあまりしゃべったりせず、一人で本を読んでいることこが多い。〟 そんな翠には、那由多という友情に当てはまりきれないほど、 愛おしい那由多がいた。 翠には生まれてこなかったお兄ちゃんが居たり。 そっけなく性格の自分を、淑子が家出して振り返ることがあったりと、 なんというかちゃんと心を持っていて、向き合う気持ちがあり、良かった。 笹塚という先生が出てくる。 恐らくコムデギャルソン着てるのかなぁ? なんだか登場人物のビジュアルが自分にはしっくり来て好みだった。 パンドラの箱やノアの方舟が気になった。 引用文献には ・ハムレットマシーン ・草原妙子歌集 ・岡井隆歌集 三浦しをんさんのあとがきかでは、 〝女子校物の漫画が好きです。『純情クレイジーフルーツ』『櫻の園』『blue』〟 〝いったい少女というものは、男性によって、いや男性に限らずだれかによって、救われるということがあるのでしょうか。救われるのならもちろんそれに越したことはありませゆが、残念ながらそんなことはあまりあり得ないのではないでしょうか〟 翠も言っていたけど、解決や傷は癒えなくても、 ただただ帰って来ただけで良かった気がする。 装画は落田洋子さん 幻想の植物の絵だろうか。

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2025/08/15
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三浦しをんさん好きすぎる。翠の言葉に共感が止まらない。少女たちが過ごしていく中で起る出来事や、感じた事が鮮明に描かれている。世の中を達観しているようで、心理的には不安定で幼い思春期特有の感じがリアルで好き。主要な登場人物3人の未来が気になる。カトリック系の学校に通っているからこその思考の巡らせ方が新鮮だった。

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2019/03/02

三浦しをん、、、おそるべし! こんな小説も書けるんだぁ~~と、感心。 三人の女子高生が軸になっているのだが それぞれに家族像が描かれ、家族からの影響も 色濃く描かれている。 女子高生と言う、華やかな、瑞々しい はかなげでありながら、手も切れるような替刃のような 危険さも持ち合わ...

三浦しをん、、、おそるべし! こんな小説も書けるんだぁ~~と、感心。 三人の女子高生が軸になっているのだが それぞれに家族像が描かれ、家族からの影響も 色濃く描かれている。 女子高生と言う、華やかな、瑞々しい はかなげでありながら、手も切れるような替刃のような 危険さも持ち合わせているこの年代の女子。 いったいどうなるんだろうと怖いような痛いような。 女子におすすめです! 共鳴できる感情が描かれていて 10代の頃の、目をつぶって階段を下りるような怖さ 引き込まれてしまいます。 ある意味、ホラーより怖し!

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2018/12/04
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*幼い頃に受けた性的いたずらによるトラウマを抱える那由多、教師との不倫に悩む淑子、那由多にひそかな思いを寄せる翠。カトリック系女子高に通う17歳の3人の少女たちが織りなす心理&青春小説* 友情、恋愛、不安、欺瞞、怒り、絶望。不安定なあの頃が凝縮したような世界。

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2018/02/12

3.7 横浜にある、幼稚舎から高校までの私立女子校・聖フランチェスカに通う女子校生・那由多、翠、淑子。 作者自身が語っているように少女漫画の世界感。 舞台背景や主人公達のキャラ設定から、原田マハさんの「でーれーガールズ」を思い出したのて、ちょっと調べたら花園の方が先でした。 マハ...

3.7 横浜にある、幼稚舎から高校までの私立女子校・聖フランチェスカに通う女子校生・那由多、翠、淑子。 作者自身が語っているように少女漫画の世界感。 舞台背景や主人公達のキャラ設定から、原田マハさんの「でーれーガールズ」を思い出したのて、ちょっと調べたら花園の方が先でした。 マハさん、これ読んでインスパイアされてたり・・。 性別・年齢に依らず、 人は皆、己の中に潜む異常性に怯え、凡庸さに安堵し、醜さに嫌悪しているのだろうか?

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2017/08/21

カトリック系の私立女子高に通う、那由多、翠、淑子の3人の視点から物語られる、決して他人には覗き見ることを許さない心の奥の物語。 密やかな愛と性と命の悩みが絡み合う彼女たちの心は、装丁に描かれた花々のよう。ひとつひとつはそれぞれ美しく、けれど黒に近い背景。 花が美しい事が、そん...

カトリック系の私立女子高に通う、那由多、翠、淑子の3人の視点から物語られる、決して他人には覗き見ることを許さない心の奥の物語。 密やかな愛と性と命の悩みが絡み合う彼女たちの心は、装丁に描かれた花々のよう。ひとつひとつはそれぞれ美しく、けれど黒に近い背景。 花が美しい事が、そんなにありがたいの? それが私の望みと違う花なら、美しかろうが枯れていようが何の意味があるの?と問われているような気持ちになった。

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2017/02/04

少女たちの生きてる記録…記憶?苦々しくて、おどろおどろしくて、鮮やかで。 弱いから、強くあらなきゃと思うのかな。 強いのかな。だから弱さに負けそうになるのかな。 みんな(3人の主人公)、誰かに寄りかかるようで、寄りかからない。 正しくひとりで、なんかしんみりした。 良かった。

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2016/09/18

翠、淑子、那由多、三人の女子高生それぞれが主人公になる三つの話からなる 重くて暗かった〜 那由多は昔あった痴漢を、淑子は想いを寄せる先生を、翠は生まれることなく亡くなった兄を軸に高校時代をおくる 女子高生ってこんな深くいろいろと考えられるもんかな〜

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2016/02/18

3人の女子高生の心情を綴った物語。共感もなし、これといって面白い話しでもない。これがいいって人もいるだろうが、なんだかなあ。

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2015/10/16

10年くらい前に一度読んでた。 女子高の女子高生三名の群像小説。 吉田秋生あたりの少女漫画的な空気。

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