四日間の奇蹟 の商品レビュー
音楽が果たした役割はなんだったのだろう。 音楽が繋いだ縁。 音楽の力はこの3人の間にどのように働いていたのだろう。 救われたのかな? 救われたのかな。
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脳の話とか、障害に関わる介護者やリハビリ施設の現状など、とても良く説明できていて、なるほどと納得。途中で出てくる農家のコミューンの捕らえ方も共感できました。 ただ、特殊な状況を生み出しておきながら、こちらまでえぐり込んで来るような問い掛ける力が「少ない・浅い」と感じてしまった。読者に委ねなければいけない部分に、とりあえずの答えを用意してしまっている感じがしました。文学作品て、筆者の経験と技量と度胸を引出し集約させる大変な作業になるのでしょうね。心技体を鍛える修行みたいですね。
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第1回「このミステリーがすごい!」大賞「金賞」受賞作。 著者は北海道出身。 なんとも癒される、読後感の爽やかな作品。 選評にもあったが、モチーフはかの作品を想像させるが、ほとんど気にはならない。描写、ストーリー展開など非常にスマートで、最後にビックリするようなどんでん返しもなく...
第1回「このミステリーがすごい!」大賞「金賞」受賞作。 著者は北海道出身。 なんとも癒される、読後感の爽やかな作品。 選評にもあったが、モチーフはかの作品を想像させるが、ほとんど気にはならない。描写、ストーリー展開など非常にスマートで、最後にビックリするようなどんでん返しもなく、ほんとに心地よい読感であった。 休日の午後にゆっくりと読むには最高だった。
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左手薬指を失ったピアニストと知的障がいのある女の子のお話 と思いきや、死にそうな真理子さんの奇跡のお話 なんのために生きるんだろうね 誰かのために生きれるのは人間だけで、そこが人を人たらしめているのだとしても 人のためばっかりでは生きてけないしなぁとか 千織はこんな素敵なパパが...
左手薬指を失ったピアニストと知的障がいのある女の子のお話 と思いきや、死にそうな真理子さんの奇跡のお話 なんのために生きるんだろうね 誰かのために生きれるのは人間だけで、そこが人を人たらしめているのだとしても 人のためばっかりでは生きてけないしなぁとか 千織はこんな素敵なパパがいて、しあわせだ 続きが気になって気になって。予想はできちゃうんだけど、読まずにはいられない 脳の話とか音楽についてとかは難しくて、さぞや知的な人が書いているんだろうと思ったらとうだいー\(^o^)/ 自然の美しさが、目に浮かぶというか、体験できる本だった
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、第1回『このミステリーがすごい!』大賞ですね。かなり好きなんですが、オチがどこかで知っているような。ちょい、評価が難しい
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■挫折した音楽家の青年と脳に障害を負ったピアニストの少女との宿命的な出会い。そして山奥の診療所で遭遇する奇蹟。選考委員も泣いた!これぞ癒しと再生のファンタジー。第1回『このミステリーがすごい!』大賞金賞受賞作品。 ■■静かで温度の低い文章だなというのが第一印象。ミステリーとある...
■挫折した音楽家の青年と脳に障害を負ったピアニストの少女との宿命的な出会い。そして山奥の診療所で遭遇する奇蹟。選考委員も泣いた!これぞ癒しと再生のファンタジー。第1回『このミステリーがすごい!』大賞金賞受賞作品。 ■■静かで温度の低い文章だなというのが第一印象。ミステリーとあるけど、ファンタジックなお話でした。面白いといえば面白いけど、淡々とした語り口にあきる場面も少々。あと主人公と少女は関係はものすごく可愛い。が、わたしはどうにももう一人の登場人物(ヒロイン)に好感が持てず、読むのに苦労した。思ったこと垂れ流しっぽいところと、悲劇チックに自分のことを語りすぎなところが煩く感じてしまう。ってか主人公が無口なだけに、しゃべるしゃべる。からよけいうるさく目立つ。でもラストは感動。
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ある少女を救うために自分の指を失ったピアニストの卵。彼の家族は身寄りの無いその少女を引き取り暮らすことになる。少女はピアノを覚え医療施設などへ演奏に出向くようになった。ある医療施設で事故が起き、それをきっかけに不思議な事が起きる。
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真理子が良いと思う。 実際にいたらかなり慕っているんじゃないかな-。 ピアノを弾くシーンがあって、専門用語は分からないけど表現がすごく上手いからなんとなく分かった気がする。ってかピアノを弾きたい。
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「月光」をこの本で初めて知り、CDをわざわざ購入して聞きながら読んだ記憶があります。 悲しくて、涙がボロボロ出てしまって、胸が苦しくなりました。 いろいろな奇蹟が重なることで、人生って出来ているんだなって。おわりかたも、ちょっぴり驚くけど好きな感じです。 出逢えた奇蹟に感謝...
「月光」をこの本で初めて知り、CDをわざわざ購入して聞きながら読んだ記憶があります。 悲しくて、涙がボロボロ出てしまって、胸が苦しくなりました。 いろいろな奇蹟が重なることで、人生って出来ているんだなって。おわりかたも、ちょっぴり驚くけど好きな感じです。 出逢えた奇蹟に感謝。 優しく、なろう。
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選考委員はなんだ「秘密」のようだと、言いたいのか? 私はまったく別物に思えたけど。 とは言え「このミス」と言う割には、これってミステリーじゃないような・・・。 真理子の快活で底抜けに明るい感じが、とても好印象だった。 それだけに、最後はやるせない。 私自身はまったく読んでいて...
選考委員はなんだ「秘密」のようだと、言いたいのか? 私はまったく別物に思えたけど。 とは言え「このミス」と言う割には、これってミステリーじゃないような・・・。 真理子の快活で底抜けに明るい感じが、とても好印象だった。 それだけに、最後はやるせない。 私自身はまったく読んでいて、気付かなかったのだけど、他の方が『君の名残を』の由紀が登場してる」というのを聞いて読み直してみたら、なるほど出てる。ちょっと感動してしてしまった。あまり本編には関係ないんだけども。 余談。15歳の千織には29歳の主人公を「敬パパ」ではなく「敬兄」と読んで欲しかった。ああいう終わり方なら、なおさら。
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