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四日間の奇蹟 の商品レビュー

3.5

44件のお客様レビュー

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    8

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2024/06/12
  • ネタバレ

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「このミステリーがすごい!」大賞第1回大賞受賞作。 ミステリー……?と思いながら読み続けましたが、読破した後もミステリー……?と首を傾げてしまうような内容。煽り通り感動作ではあるものの、少なくともこのミス大賞受賞作と知らずに読んでいたらミステリーカテゴリには絶対に含めないような内容だった。 描写の綺麗さ、繊細さはとても素晴らしかったけれど序盤〜中盤にかけて読む手が進まず何度か中断してしまった。 真理子さんのキャラクター性が魅力的で、主人公と少しずつ距離が縮まっていく丁寧さは良かったけれど、ちょっとなんでもかんでも喋りすぎでは…と思う場面もちらほらあったかな。 正直そこそこ読み飛ばしてしまった(病気に関するところとか…)ので全てを理解できていないんだろうな…。反省。 星空や音楽に対する知識皆無でもうっとりするほどの描写力は本当に素敵だった。

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2023/03/15

挫折した音楽家の青年と脳に障害を負ったピアニストの少女との宿命的な出会い。そして山奥の診療所で遭遇する奇蹟-。癒しと再生のファンタジー。第1回「このミステリーがすごい!」大賞金賞受賞作品。

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2022/05/29
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再読。 内容的には割と良くある。 でも、音楽の世界と上手く溶け合って、独特な雰囲気を醸し出してる。主人公の苦悩も良くわかるし。 最初読んだ時は真理子より年下だったけど、今は超えてしまった。真理子のキャラがちょっと都合良すぎるというか、鼻につく感じも…。 喋りすぎてうるさい、というか、真理子1人に物語を引っ張らせすぎてるからかしら? 奇跡はいったい、誰の願いで起こったものなんだろう? 敬にピアノを弾かせたい千織の願い? 死ぬ前に人生を振り返る猶予が欲しかった真理子? 素敵な感じに描いてるけど、子供産めないからって離婚した(させられた)元妻の臨終の場に現妻と赤ちゃんを伴って現れるってどういうことなの? みんな良い人すぎる… 最後まで何故これが「このミス」受賞なのか謎。 ミステリーと言うよりファンタジーのような…。

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2021/02/20

指を失ったピアニストとサヴァン症候群の少女 の話ではなかったのですね。 大人のラブファンタジーでした

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2016/03/07
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脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が、山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。 (アマゾンより引用) これはね~、映画を観に行きました(*´∀`*) 友達がエキストラで出る映画だってんで、映画館に 結婚式のシーンだからって聞かされてたから… 私のイメージの結婚式って椅子・テーブルで、ウェディングドレスで…みたいな。 違ったんですよ!! 昔の田舎の結婚式だったもんで、畳の上に正座でしたよ!! 友達見に行くつもりで行った映画だから、あんまり真剣にストーリー観てなかったんだろうなぁ(´・ω・`) 見事に結婚式のシーンを見落として(笑) 結局友達見れなくて(笑) 的な思い出のあるお話です(笑) だから、ラストとか全然覚えてなかった< ;`∀´> あんな終わり方やったんやね< ;`∀´> 本で読むぶんには面白かった(*´∀`*)

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2014/02/01

第1回(2002年) 『このミステリーがすごい!』大賞受賞 脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する奇蹟。 ひとつの不思議なできごとが人々のもうひとつの顔を浮かび上がらす .... このミス受賞作品を全部読もうと決めたので。

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2013/11/24

第一回このミス大賞作。後半の盛り上がりとスピード感はよかったです。 前半はとても退屈で、何回読むのやめようと思ったか。たんたんとしていて、スッと頭に入ってこない文章でした。 あと、医学的な部分がとてもいいかげんで、そんなところに引っかかってしまったので、もったいなかった。 あり...

第一回このミス大賞作。後半の盛り上がりとスピード感はよかったです。 前半はとても退屈で、何回読むのやめようと思ったか。たんたんとしていて、スッと頭に入ってこない文章でした。 あと、医学的な部分がとてもいいかげんで、そんなところに引っかかってしまったので、もったいなかった。 ありきたりな感じしたけれど、ずっとある透明感のようなものがきれいな感じでした。

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2013/09/20

感動ものを表わすかのようなタイトル。‘奇蹟’がつくだけで前向きで明るい印象を持つのは何故でしょうか。 読んでいるうちに音楽を聴きたくなりました、特にピアノ。 前半は話が前後したり、状況を理解するのに時間がかかりましたが、後半は一気に読ませられました。作者のいいたことが登場人物の口...

感動ものを表わすかのようなタイトル。‘奇蹟’がつくだけで前向きで明るい印象を持つのは何故でしょうか。 読んでいるうちに音楽を聴きたくなりました、特にピアノ。 前半は話が前後したり、状況を理解するのに時間がかかりましたが、後半は一気に読ませられました。作者のいいたことが登場人物の口から力強く伝わってくる気がしました。優しい本だと思います。心がじんわりと温かくなりました。 ミステリーよりもファンタジー。 でも、第1回このミステリーがすごい大賞なのですよね。確かに上手い作家さんだと思いました^^

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2013/08/17

脳に疾患を持つ少女が完璧なピアノを演奏する。事故で品詞の重症を負った女性がその少女に乗り移り最後の四日間を過ごす。その過程で女性の自分の生きてきた過去を肯定的に考えるようになって行く。

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2013/04/15
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ぐいぐい引き込むようなストーリーではないし、心躍ることもないけれど、心安らかに静かに読める小説。あたたかな気持ちになれます。 忙しい貴方、隙間時間にどうですか、と薦めたくなるような一冊。 後ろの講評で思い出す作品として挙げられたミステリー好きなら知っている有名作品、が気になり調べてしまいました。「秘密」なんですね。けれどこのネタってよくあるありふれたものだし「秘密」以前にもこれを扱った作品は沢山あると思うけどな…というのが小説からは外れますが気になりました。

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