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ガーデン の商品レビュー

3.2

48件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2009/10/07

帯買いしてみた。ちょっと壊れ気味の奔放な少女が犯罪で闇社会なおっさんダメなチンピラ偏屈じいさん対照的な娘に事件で父親と?に花いっぱいvvv…という少女崇拝テンプレありったけ盛り合わせたら胸焼けしました、という感じ。いや基本嫌いじゃないんですが、スイーツ系は作者のキャラへのドリーム...

帯買いしてみた。ちょっと壊れ気味の奔放な少女が犯罪で闇社会なおっさんダメなチンピラ偏屈じいさん対照的な娘に事件で父親と?に花いっぱいvvv…という少女崇拝テンプレありったけ盛り合わせたら胸焼けしました、という感じ。いや基本嫌いじゃないんですが、スイーツ系は作者のキャラへのドリームが過ぎるときついなあ。盛り込みすぎて段々時系列も理論も訳わからなくなっていきます。蘭て漢字、何画あると思ってるんだ。 この手の設定で強引に押し通した例が「ローズガーデン」、ドリーム捨てた例が「果てしなき乾き」ってとこですか。少女に夢見すぎだろう…それでこその少女崇拝ですが。

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2009/10/04

行方不明になった謎の少女火夜。送られてきた小指をきっかけに探偵今泉が行方を追い別世界のような庭へたどりつく。シリーズもの。 桜姫を読んでからこちらを読んだので、今泉や山本君のイメージにややギャップがありました。しかしシリーズの時系列ではこの作品が一番最初なので、ここから始まったわ...

行方不明になった謎の少女火夜。送られてきた小指をきっかけに探偵今泉が行方を追い別世界のような庭へたどりつく。シリーズもの。 桜姫を読んでからこちらを読んだので、今泉や山本君のイメージにややギャップがありました。しかしシリーズの時系列ではこの作品が一番最初なので、ここから始まったわけですね。決してハッピーエンドなどではなく暗いです。ただあとがきにもありましたが、なぜか破滅へ向かう登場人物たちが魅力的にみえる時があります。本当はそうなりたいのに周囲の目などを気にしてなれない所。そこへ彼女達がいるからかもしれない。

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2009/10/04

ガラスでできているような文章。もろくて、いびつで、とがっているのに、たまらなくきれいで泣きそうになる。

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2009/10/07

「火夜」という変わった名前を持つ少女を取り巻く事件。なんとなく雰囲気が暗い。読み終えたあとどんと残るものがある。 07/10/21

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2009/10/04

ねむりねずみではちょっと影の薄かった気のする今泉ですが、今回は主役(多分)。少し篭った様な、それでいてどこか清清しい様な不思議な話。 とても綺麗だった。

Posted byブクログ

2010/05/24

小函を抱えて今泉探偵事務所を訪れた奥田真波は「火夜が帰ってこないんです」と訴える。燃える火に夜、人を魅惑せずにはいない謎めいた娘だ。函の中身を見て只事ではないと諒解した今泉は、助手山本公彦と共に火夜の行方を追う。やがて探偵は、死を招き寄せるあやかしの庭へ…。周到な伏線と丹念に組み...

小函を抱えて今泉探偵事務所を訪れた奥田真波は「火夜が帰ってこないんです」と訴える。燃える火に夜、人を魅惑せずにはいない謎めいた娘だ。函の中身を見て只事ではないと諒解した今泉は、助手山本公彦と共に火夜の行方を追う。やがて探偵は、死を招き寄せるあやかしの庭へ…。周到な伏線と丹念に組み立てられた物語世界、目の離せない場面展開がこたえられない傑作ミステリ。

Posted byブクログ

2009/10/04

少女と庭と探偵と。スキなアイテムばかりなので手にとったのですが・・・うーーん。謎は深まるばかり。事件は全貌が明らかにならないまま死体だけが増えてゆく。なんか納得できません。描写が少なくてイメージが紡ぎにくいのもその一端を担っているのかも。

Posted byブクログ

2009/10/04

独特な雰囲気が漂う、警察が介入しないミステリー。火夜という魅力的な娘が失踪したころから話ははじまる。視線はよくかわるが、違和は感じない。むしろ、それが謎の部分への興味が大きくなる。しかし、この話は謎解きが主ではない。実際、探偵(たち?)も警察が目くじら立てそうな行動をさっぱりやっ...

独特な雰囲気が漂う、警察が介入しないミステリー。火夜という魅力的な娘が失踪したころから話ははじまる。視線はよくかわるが、違和は感じない。むしろ、それが謎の部分への興味が大きくなる。しかし、この話は謎解きが主ではない。実際、探偵(たち?)も警察が目くじら立てそうな行動をさっぱりやってしまう。 様々な個性的な登場人物が出てくるが、心情は細かく細かく描写されたりはしない。だから、余計に興味がわくのだ。事件の結末は何を言ってもネタバレになるため触れないが、この作品が持つ奇妙な雰囲気は変わることはない。 また、事件とは関係ないところの謎解きも、個性的で私の好みだった。探偵ではない職業探偵なんて、滅多に居ないだろう。

Posted byブクログ