すみれの花の砂糖づけ の商品レビュー
ふわっとした感じが良…
ふわっとした感じが良かったです。エッセイの方が好きだなと思いましたが。
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期待を裏切らないなん…
期待を裏切らないなんとも江國さんらしい詩集です。単純なようで深い言葉に魅せられてください。
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江國香織さんの詩集。…
江國香織さんの詩集。おとなのようでこどもだったり。こどものようでおとなだったり。切なくて、きゅんとする詩集です。
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江國香織の世界観にと…
江國香織の世界観にとっぷり浸れる、かわいいだけじゃない詩集。
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表紙かわいいですし、…
表紙かわいいですし、題もすてき。少女の詩みたいだったり、大人の女性の詩みたいだったり。
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江国さんが、詩も書い…
江国さんが、詩も書いてるなんて知らなかった!!(笑)「キス」と「あたしにお説教をするのはやめて」が、かわいらしくて良かった。
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p136 無題 あのひと をつい私の中のあのひとに当てはめていた。 純粋でほろほろとしていて恋人に対していろんな感情を持てることが羨ましくなった。
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江國香織さん初の詩集 昭和のジェンダー観がありありと感じられる部分があって、懐かしく感じる 今なら違う表現になるんだろうなぁ 表題から受ける印象とは裏腹に 甘々なだけではない詩も多い 父を亡くす「父に」という詩がよかった 父との思い出、衰弱していく父 そして喪失感 私...
江國香織さん初の詩集 昭和のジェンダー観がありありと感じられる部分があって、懐かしく感じる 今なら違う表現になるんだろうなぁ 表題から受ける印象とは裏腹に 甘々なだけではない詩も多い 父を亡くす「父に」という詩がよかった 父との思い出、衰弱していく父 そして喪失感 私の両親は二人共未だ健在だけど、いづれ亡くなる時がくるのだよなぁ…… あと、夫婦の会話の詩も多い 自らの夫婦生活を綴ったエッセイ集「いくつもの週末」がどこまで本当の事なのかわからないけど この詩集も自身の体験があってこそのアイデアなのかと疑うものがいくつかある 旦那さん、どんな人なんだろうね? 江國作品に出てくる夫の人って、まともじゃない人の割合が多いけど どうなんですかね? 一番印象的なのは、「無題」という詩 無題 どっちみち 百年たてば 誰もいない あたしも あなたも あの人も このメンタルでいられれば、大抵の事は許せる気がする 表題についての言及 ----------------------- すみれの花の砂糖づけをたべると 私はたちまち少女にもどる だれのものでもなかったあたし ----------------------- 「あたし」というあたりに江國さんっぽさを感じる 「すみれの花の砂糖づけ」は実際にあるお菓子なので、一回食べてみたいと思うのだけれど 味の感想が「トイレ」という意見があったりするので、ある程度の味の想像ができてしまう 実際、どんな味なのでしょうね?
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ふわふわしているようで鋭い言葉。 「私はとても身軽です」で思わず ほろっと来てしまった 少女の時の自分が顔を出したような気がする。 雨の日ってなんか、江國さん読みたくなるよね #すみれの花の砂糖づけ #江國香織
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男の子用のおまけみたいなあなたと 女の子用のおまけみたいなあたしが恋をしたから 世界は急に遊園地になった 【遊園地】 私をうしないたくない と あなたはいうけれど 私をうしなえるのは あなただけよ 遠くにいかないでほしい と あなたはいうけれど 私を遠くにやれるのは あなただけよ 【うしなう】 あの日。 しじみちょうと とかげだけは すこし 仲間だった。 【退屈】 いくつもの日々のヨロコビを かみくだき かみちぎり しゃぶり あじわい ながめ なめとり かみしめ たのしみ のみこんで あたしはこんな にんげんになった 【おやつの時間】 あー、なんて清々しい。真っ直ぐ、真っ直ぐ。 江國さんの詩集、とてもとても、良かった。
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