1,800円以上の注文で送料無料

ベルナのしっぽ の商品レビュー

4

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/09/29

世の中のすべてを理解するのは到底無理だけれど、すこしでも色々な事を知ろうとしなければいけないのだと思います。情報過多の時代、ネットで検索さえすれば瞬時にいろいろな事を見たり,聞いたり,調べたりできるけれど、それで知った気になっている事ってありはしないだろうか。真の理解は頭(知識)...

世の中のすべてを理解するのは到底無理だけれど、すこしでも色々な事を知ろうとしなければいけないのだと思います。情報過多の時代、ネットで検索さえすれば瞬時にいろいろな事を見たり,聞いたり,調べたりできるけれど、それで知った気になっている事ってありはしないだろうか。真の理解は頭(知識)だけではいけないのだと思う。相手に添うことで理解する事の必要を思うと同時に盲導犬や介助犬の忠実さに本当に頭が下がる。人間である私はここまで誰かに忠実に必要な働きを為す事ができるだろうか。悲しいかな、「できない」と認めざるを得ない。

Posted byブクログ

2011/08/29

犬が大嫌いなのに 盲導犬と共に生きるなんて。 そんな不安から始まる。 目の見えない日々は やはり想像がつかない。 きっと辛い事も沢山あっただろうと こちらは推測するにすぎないけれど 盲導犬ベルナと一緒に過ごしていく日々を 描いたもの。 出産、子育てもともに経験し ベルナが...

犬が大嫌いなのに 盲導犬と共に生きるなんて。 そんな不安から始まる。 目の見えない日々は やはり想像がつかない。 きっと辛い事も沢山あっただろうと こちらは推測するにすぎないけれど 盲導犬ベルナと一緒に過ごしていく日々を 描いたもの。 出産、子育てもともに経験し ベルナがその息をひきとる時までそばに居た。 かけがえの無い家族になったその想いは はらはらと涙をさそう。 偽りの無いきもちだから とても素直に言葉が響いた。

Posted byブクログ

2016/07/30

普段は読まないタイプの本なのです。 昨日、持っていた本を往きの電車の中で読み終えてしまい、帰りの電車で読む本が無く、駅のコンビニで購入しました。他に面白そうなのは無かったし、時々見かける題名でしたから。 まだ、今ほど盲導犬が認知されてなかった頃の話です。 ベルナを拒否したりいたず...

普段は読まないタイプの本なのです。 昨日、持っていた本を往きの電車の中で読み終えてしまい、帰りの電車で読む本が無く、駅のコンビニで購入しました。他に面白そうなのは無かったし、時々見かける題名でしたから。 まだ、今ほど盲導犬が認知されてなかった頃の話です。 ベルナを拒否したりいたずらをする人も居ます。しかし一方で、受け入れ援助してくれる人もたくさんいます。そしてベルナの盲導犬としての誇りとかいがいしさ。そうしたエピソードを繋げるだけでも良い本になります。しかし、それ以上に素晴らしいのは著者自身なのでしょう。文章は素人ですが、著者の心の温かさや前向きの姿勢がそのまま現れた本です。 良い本でした。

Posted byブクログ

2011/06/30

確か小4くらいの頃に、小学校に郡司さんがいらしたことがありまして。 バリアフリー教育の一環として、講演いただいたわけですよ。 んで、その時に学級文庫へ『ベルナのしっぽ』がサイン入りで寄贈されたのです。 でも、そうなってくると『ベルナのしっぽ』は、主に女子の間で大人気。 常に誰かが...

確か小4くらいの頃に、小学校に郡司さんがいらしたことがありまして。 バリアフリー教育の一環として、講演いただいたわけですよ。 んで、その時に学級文庫へ『ベルナのしっぽ』がサイン入りで寄贈されたのです。 でも、そうなってくると『ベルナのしっぽ』は、主に女子の間で大人気。 常に誰かが読んでいるもんだから、 僕は「そんなにムリして読まなくても」って斜に構えて、読むことはなかったのでございます。 そして、約15年の月日が経った今、遂に『ベルナのしっぽ』を読んでみたわけでございました。 さすがに二十歳をとうに過ぎたワタクシといたしましては、 この本が本当に大切なことを伝えてくれていることを理解しつつも、 ややその予定調和っぷりに物足りなさを感じることもありまんた。 でも、子どもが盲導犬に興味を抱くきっかけとしては、本当に良質な書籍になっていると思います。 やっぱり、そういう福祉系の事柄に興味を持つきっかけというのは仕掛けなくてはならないもんですな。 かく言う私は、TVドラマ『ラブの贈りもの』で興味を持った経験があります。 いやあ、あのドラマには本当にハマッたなあ。 そういえば、郡司さんは盲導犬利用者ですので、 当然目の見えない方なわけですけれど、本書の描写の巧みさには恐れ入りました。 郡司さんは27歳で目が見えなくなったということで、 もちろんそれまでに見てきたものと、 そこで起きているであろう現象とを結びつけて描写している面もあるんでしょうけど、 それにしても本当に見ているかのような書き口。 小学校で講演してくださった別の盲目の方は 「盲目の人と健常者は、当然違うものなので、  みなさんが目をつぶった状態が盲目であるとは考えないでください。  それで感じるような恐怖心は私たちには無いです。」 というような注意をしてくださいましたが、きっとそういうことなんだろうなあ。 つまり、見えないけれど見えている的なね。 ところで、本書の中には違和感をおぼえる部分もございましてね。 もしかしたら、ネタバレになっちゃうかなあ? そのへんは、各自で注意をば(笑)。 それは「ベルナ」が年老いて尚、盲導犬として頑張るという部分なんですけれど、 いわゆるヨボヨボな状態になってまで、 盲導犬としてバスや公共施設に出入りするというのはどうなんだろう。 誤解を恐れず強い言い方をするのであれば、 盲導犬としての機能を失ってしまえば、それはもう盲導犬ではないわけで。 「ベルナ」の場合、獣医さんからの引退勧告も出ているわけだし。 現在は、そういうことに関して、何らかの明確な基準ってあるのかしらん? 【目次】 プロローグ――お母さんになりたいな 一章 心を通わせて 二章 初めての町で 三章 赤ちゃん誕生 四章 みんな家族 五章 二人はきょうだい 六章 老いていく日々 七章 ベルナの“反乱” 八章 さようなら、ベルナ あとがき (イラスト/きたやまようこ)

Posted byブクログ

2010/07/01

1組の夫婦(しかも犬が苦手!)と1頭の盲導犬の出会いから別れまでのお話。犬人間は間違い無く感涙の滝(涙)

Posted byブクログ

2010/03/24

夜中に熱を出した息子さんを病院に連れて行くため、タクシーをひろうエピソードは衝撃的でした。 目が見えないから、いつ空車のタクシーがくるか分からない。タクシーが停まるまで手を上げ続ける。目が見えるという当たり前な状態に感謝です。

Posted byブクログ

2010/02/15

作者の郡司さんは、成人してが失明され、杖での生活を少し苦手としていて、 子育てには、どうしても、盲導犬の手助けが必要だと思われ、盲導犬申請されたことに始まる、 盲導犬との生活が綴れています。 当初、児童書だったのか、優しい判りやすい文章で読みやすいです。 映画にもなってるのかな?

Posted byブクログ

2009/10/09

今でこそ、盲導犬や介護犬も色んな人が知るようになったけど、ほんとにそれはここ最近の話なんだなあと 「盲導犬」とはいうものの、犬という存在を超えてますよね。 本当に目の代わりに。 本書を読んでいたら、目の代わりだけの存在でもないんですね、きっと まさに「パートナー」 ...

今でこそ、盲導犬や介護犬も色んな人が知るようになったけど、ほんとにそれはここ最近の話なんだなあと 「盲導犬」とはいうものの、犬という存在を超えてますよね。 本当に目の代わりに。 本書を読んでいたら、目の代わりだけの存在でもないんですね、きっと まさに「パートナー」 最後まで盲導犬としての自分とプライドを持っていたことにも驚き、要所要所でその賢さに感心しました。 「知る」って大事なことですよね 小さい子でも読めそうだから、教科書とかに入ればいいのになーとも思いました

Posted byブクログ

2010/01/30

失明した作者は大の犬嫌いでしたが、子育てのため盲導犬とパートナーを組む。困難な日々を共に乗り越え家族の一員となったベルナとも別れの日が来る。盲導犬との出会いで生活が一変した、挫折と栄光のストーリー。

Posted byブクログ

2009/11/17

盲導犬として活躍したベルナ、いっしょにいた楽しい日々などベルナがどういう犬なのかどういう生涯だったのかが描かれていたのかが書かれてる。後半あたりはすごく感動しました。そして死というものをおしえてくれました。盲導犬を飼うにはいくつか訓練が必要です。そして最後はテストに合格しなければ...

盲導犬として活躍したベルナ、いっしょにいた楽しい日々などベルナがどういう犬なのかどういう生涯だったのかが描かれていたのかが書かれてる。後半あたりはすごく感動しました。そして死というものをおしえてくれました。盲導犬を飼うにはいくつか訓練が必要です。そして最後はテストに合格しなければなりません。ここからベルナと出会い、絆を深めていくのです。この本を一度読んでみてはいかがですか。

Posted byブクログ