ベルナのしっぽ の商品レビュー
私はきっと幹太くんと同い年くらいだろう。私が生まれた頃に盲導犬と出会った筆者。その頃はまだ盲導犬が知られていなかったという。今でこそ、飲食店でもスーパーでも盲導犬はOKの表示があるが、そのころはまだまだ周囲の理解がなく、辛い思いもたくさんしたことだろう。 正直、最初のほうは筆力...
私はきっと幹太くんと同い年くらいだろう。私が生まれた頃に盲導犬と出会った筆者。その頃はまだ盲導犬が知られていなかったという。今でこそ、飲食店でもスーパーでも盲導犬はOKの表示があるが、そのころはまだまだ周囲の理解がなく、辛い思いもたくさんしたことだろう。 正直、最初のほうは筆力のある人ではないな・・・と思っていた。物語ではなくエッセイなんだから当然なのかな。言葉遣いが一世代前のような・・・なんというか、昭和感があった。 でも、最後は号泣!犬が苦手な人にも、盲導犬を見たことがない人にも、本を読むのが嫌いな人にも、みんなにもっともっと読んでほしい作品。
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郡司かなえさんと盲導犬ベルナに物語。犬嫌いのかなえさんが盲導犬を使う決心をした理由、世間の偏見、家族の絆など優しい文体で綴っている。
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作者の郡司ななえさんは「お母さんになりたい」という夢があった。そのために苦手な犬を克服し盲導犬と暮らすことを決意する。盲導犬ベルナと作者郡司ななえさんの愛のつまった物語です。
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ドラマや映画にもなったらしいこの作品。 盲導犬を持ちながら子育てしている著者の話、すごく興味深く読みました。 視覚障碍者が子育てをすることについても、盲導犬と暮らすということについても、 今以上にたくさんの壁があった時代。 こんな風にがんばってくれていた人たちのおかげで、今があ...
ドラマや映画にもなったらしいこの作品。 盲導犬を持ちながら子育てしている著者の話、すごく興味深く読みました。 視覚障碍者が子育てをすることについても、盲導犬と暮らすということについても、 今以上にたくさんの壁があった時代。 こんな風にがんばってくれていた人たちのおかげで、今があるんだなぁと思いながら読みました。
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このお話し自体、どうやって書いたんだろう。 夕食に天ぷらを揚げたと当たり前に書いてあったが、目が見えていても扱いか怖いのに、すごい。 盲導犬ベルナ以外の私生活にも、もっと触れてほしかった。
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失明したななえさんは、子育てのために盲導犬と生きると決断‼ 最後まで盲導犬という仕事をやりぬこうとするベルナとななえさんの感動物語です。 盲導犬のことをよく知れるので、たくさんの人に読んでもらいたいです(*^^*)
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盲導犬について知る機会になった本。 エッセイに近い文体で、読みやすいので子供に是非読んでもらいたい本。 泣いた。
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物語じゃなくてエッセイだった。盲導犬はやっぱり感動的す。でも、最後は死に別れなんですね。作者一家の気持ちも凄く良く分かるし、ベルナにとっても良かったのかもしれません。ただ、感動ものという括りで考えるならば、老齢になってしまったから泣く泣く引き離される、っていうストーリーの方が、圧...
物語じゃなくてエッセイだった。盲導犬はやっぱり感動的す。でも、最後は死に別れなんですね。作者一家の気持ちも凄く良く分かるし、ベルナにとっても良かったのかもしれません。ただ、感動ものという括りで考えるならば、老齢になってしまったから泣く泣く引き離される、っていうストーリーの方が、圧倒的に「くる」ものはありますが。
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動物に関するノンフィクションにはまっていた時期に。 街中で一度も盲導犬を見かけたことがありません。 沢山問題があるのだろうけど、もっとメジャーになればいいのにと純粋に思います。
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