屍鬼(4) の商品レビュー
村人たちの精神の歯車が狂いだしてきていると感じます。友人や親子や仲間といった絆が歪むエピソードが多いです。 この巻を読むと屍鬼の計画のぬかりなさを感じます。そんな中、孤軍奮闘を続ける敏夫にとにかく頑張れ、と思いつつ、読み終えました。 次巻でついに完結。長い物語の行く末は一体どうな...
村人たちの精神の歯車が狂いだしてきていると感じます。友人や親子や仲間といった絆が歪むエピソードが多いです。 この巻を読むと屍鬼の計画のぬかりなさを感じます。そんな中、孤軍奮闘を続ける敏夫にとにかく頑張れ、と思いつつ、読み終えました。 次巻でついに完結。長い物語の行く末は一体どうなるのか。 1999年版このミステリーがすごい!4位
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前代未聞の怪異が村に跋扈する中、 閑散とした病院の奥で、連夜ひそかに地獄絵巻が繰り広げられていた。 暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、 愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。 ゆっくり振り翳された杭・・・・・・。 はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。 しか...
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、 閑散とした病院の奥で、連夜ひそかに地獄絵巻が繰り広げられていた。 暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、 愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。 ゆっくり振り翳された杭・・・・・・。 はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。 しかし、そのとき、村人の絆が崩れ始める。 生き残った者たちが選んだ策は―――。 思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。 (あらすじ引用) 次でラスト、さぁ幕と行こう―――。
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村を守るため、どんな手を使っても屍鬼に対抗する手段を探す敏夫 屍鬼を駆逐しなければならないのに、そうすることを好とできない静信 二人のすれ違いは決定的に。 屍鬼の恐ろしいところは、見た目が生前と変わらないって所だと思う。 彼らがバイオハザードのゾンビみたいに腐ったりしたなら、...
村を守るため、どんな手を使っても屍鬼に対抗する手段を探す敏夫 屍鬼を駆逐しなければならないのに、そうすることを好とできない静信 二人のすれ違いは決定的に。 屍鬼の恐ろしいところは、見た目が生前と変わらないって所だと思う。 彼らがバイオハザードのゾンビみたいに腐ったりしたなら、二人がこんなにすれ違うこともなかっただろうに そう思いながら、何とも言えず切ない気持ちで読み終わりました。
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生とは?死とは? 善とは?悪とは? 善の為の殺しは善なのか?悪なのか? ドストエフスキー【罪と罰】もお薦め.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一ページ一ページがとても重い巻。物語の人々が死に怯える一方で疲れていくのが我がことのように感じられます。 死者が増え、自分の周りの知り合いは姿を消し、抵抗は暗中模索、逃げ道は見えない檻に封鎖され。 どんどんと追い込まれていく。周囲を圧迫するような閉塞感。舞台となる、過疎の進んだ村ならではの孤立感が恐ろしいです。
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●感想● 3巻までのネタバレになりそうなので、これ以降はあらすじはなしで。 実は3巻まではかなり読むのが苦痛だったんですが、外場村での惨事同様、止まらなくなってきました…。 わたしには弟がいるんですが、以外と仲が良い兄弟だったと思います。今は離れて暮らしていますし、お互いイイ歳な...
●感想● 3巻までのネタバレになりそうなので、これ以降はあらすじはなしで。 実は3巻まではかなり読むのが苦痛だったんですが、外場村での惨事同様、止まらなくなってきました…。 わたしには弟がいるんですが、以外と仲が良い兄弟だったと思います。今は離れて暮らしていますし、お互いイイ歳なので「仲が良い」とかそういう感じではないんですが。 まぁそんなわけで、昭くんの命運を祈らずにはいられない4巻でした。 幼いころにね、一度だけですが、うちの弟くんが「ねぇちゃんを助けなくちゃ!ねぇちゃんを助けられるのは俺だけだ!」という必死の形相をして、守ってくれようとしたことがありましてですね、それを思い出しました。可愛いころもあったもんだ。今はオッサンですけども。
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5巻完結のサスペンス。屍鬼の撃退法を探る。人間たちの間に亀裂が走り、親しい者を守りたい気持ちと屍鬼を憎む想いが錯綜する。
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貴重なサンプルを手に入れて、ようやく何らかの打開策を見つけたかに見える敏夫。しかし、そこから事態を転換する手が見えない。どうしようもない絶望感に嘖まれていく
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前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭…。はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時、村人の絆が崩...
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭…。はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時、村人の絆が崩れ始める。生き残った者たちが選んだ策は―。思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。 すごくすごくすごく面白いし、続きがあと1巻どうで終わるのか気になる! けどやっぱり長いなあ(笑)
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これまでに沢山の登場人物が死にました。 都度、残された家族の心情とか描かれて、毎回感情移入すると、疲れます。 しかも、死の原因は「屍鬼」… その落差が疲労を助長します。 静信の心理描写とか、敏夫との論議とか、非常に理屈っぽいです。 人物によっては、思考過程とか行動が無理スジな気...
これまでに沢山の登場人物が死にました。 都度、残された家族の心情とか描かれて、毎回感情移入すると、疲れます。 しかも、死の原因は「屍鬼」… その落差が疲労を助長します。 静信の心理描写とか、敏夫との論議とか、非常に理屈っぽいです。 人物によっては、思考過程とか行動が無理スジな気がする。 「屍鬼」の生態が生き々?と描かれていて、変な感じがします。
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