屍鬼(4) の商品レビュー
一転します。 っていうかアザーサイドもきっちり描ききってる。 さて、AとB、どっちが白でどっちが黒なのさ?みたいな。
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全5巻の文庫版シリーズ、その第4巻目。ついに物語は大きく傾く。尾崎、室井、夏野、田中姉弟だけでなく、村人の間にも屍鬼という「敵」が形を持って認識されていく。 ここに来て自然、屍鬼側の描写も増えてきましたが、それらのなんと心地の悪いことか。起き上がった似たもの同士の二人は勿論の...
全5巻の文庫版シリーズ、その第4巻目。ついに物語は大きく傾く。尾崎、室井、夏野、田中姉弟だけでなく、村人の間にも屍鬼という「敵」が形を持って認識されていく。 ここに来て自然、屍鬼側の描写も増えてきましたが、それらのなんと心地の悪いことか。起き上がった似たもの同士の二人は勿論のことですが、それ以上に葬儀社の対応が非常に不快で、この辺り、「敵」に対する印象付けが巧いな、と感じられます。 一方でじわりじわりと村を包み込んでいくその手法が不気味で、かと思えば、人の命を啜らなければ生きながらえない存在になったことに苦悩する姿が非常に人間的で。その存在が恐ろしくもあり、悲しくもあり、ただのホラーとは一線を画しています。 次巻、ついに物語は終焉を迎えますが、いったいどのようにしてこの惨劇が幕を下ろすのか。ページがとまりません。
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イケイケどんどん!っていう展開になってきました。一緒に戦ってきた静信と敏夫の間にだんだん亀裂が。。。他の人は、どちらに共感するんだろう? 2004/10/21
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