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天切り松 闇がたり(第二巻) の商品レビュー

4.3

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2019/01/16

江戸弁で語られる痛快な話! かっこいい大人たちがいい! 分かっていても泣いてしまう、人情話! 天切り松シリーズの大ファンです! 全巻一気に読めます。最高!

Posted byブクログ

2010/10/15

実は、浅田次郎という作家さんをあまり知らない。 どこかのレビューで、彼の「泣かせ」のテクニックに辟易する、と書かれていた。 それを知らないで、これを読めた自分は幸せだと思う。 思わず音読してみたくなる、小気味よく始まるべらんめえ口調の台詞回しは、一瞬にして、松たちの仲間に組み入れ...

実は、浅田次郎という作家さんをあまり知らない。 どこかのレビューで、彼の「泣かせ」のテクニックに辟易する、と書かれていた。 それを知らないで、これを読めた自分は幸せだと思う。 思わず音読してみたくなる、小気味よく始まるべらんめえ口調の台詞回しは、一瞬にして、松たちの仲間に組み入れてくれる。松が語るそれを眺めるのと同時に、松が見た風景を、ひとを、もう一度見られる。 今回も、文字が読めなくなるほどに泣かせていただきました。

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2010/06/06

1巻に続いて、しびれるほどにカッコいい義賊の皆様。 何度読んでも惚れ惚れです。 読んでいるうちに思わず背筋が伸びてしまう。 久々に読んだら8話中3話が恋物語で、「あれ、こんなにあったんだっけ」と意外な気分になりました。 恋模様すら粋でいなせで洒落ていて、なんでこんなにカッコいいん...

1巻に続いて、しびれるほどにカッコいい義賊の皆様。 何度読んでも惚れ惚れです。 読んでいるうちに思わず背筋が伸びてしまう。 久々に読んだら8話中3話が恋物語で、「あれ、こんなにあったんだっけ」と意外な気分になりました。 恋模様すら粋でいなせで洒落ていて、なんでこんなにカッコいいんだ(*゚∀゚)=3 解説の中に「声に出してみたくなるセリフ」とあったけれど、まさに! 朗読劇もあったもんなぁ。 ドラマも舞台も毎度チェックが甘く見逃しているので、一度見てみたいものです。 『第三夜 目細の安吉』の女の子が歌う中での中抜きシーンなんて、本当に映画でも見てるみたいにビシッと決まった情景が目に浮かぶもの。 天切り松の教えのごとくカッコよく生きていきたいけれど、修行がまったく足りません……

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2009/10/07

天切り松の2巻目.幕末の侠客が登場して渋い話があり,一家 のメンバの様子に描いた話が進んで,前巻よりもより詳細に様 子が分かります. 話の傾向がまとまっているわけではありませんが,期待を裏切 らない出来になってます. 2009.07.05(Sun)読了

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2011/09/26

シリーズ2作目。今作では、留置場の房の中以外の場所で語る機会が増えてますね。主要人物順々にスポットを当てていきつつ、主人公の青春(っぽい)部分のエピソードも少し。面白さは今回も文句無しではありますが、前作の方がちょびっとだけ面白度が高いかな?、と。作品世界の空気に慣れてしまったせ...

シリーズ2作目。今作では、留置場の房の中以外の場所で語る機会が増えてますね。主要人物順々にスポットを当てていきつつ、主人公の青春(っぽい)部分のエピソードも少し。面白さは今回も文句無しではありますが、前作の方がちょびっとだけ面白度が高いかな?、と。作品世界の空気に慣れてしまったせいもあるのでしょうが・・・。んで、「天切り」松はいつ仕事をはじめるのだろう?なかなか一本立ちしませんが・・・。

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2011/09/17

天切り松闇がたり2巻。またまた気っ風のいい安吉親分達やその天才的な職人芸に惚れ惚れさせてもらった。どの話も本当に引き込まれてしまって、気分は闇がたりが始まると留置所に鈴なりになる看守や刑事達だ(笑)話の中で何度か出てくる切なくなるほどの純愛が美しく胸を打つ。最後の松蔵が父親と心の...

天切り松闇がたり2巻。またまた気っ風のいい安吉親分達やその天才的な職人芸に惚れ惚れさせてもらった。どの話も本当に引き込まれてしまって、気分は闇がたりが始まると留置所に鈴なりになる看守や刑事達だ(笑)話の中で何度か出てくる切なくなるほどの純愛が美しく胸を打つ。最後の松蔵が父親と心の中で和解する話も目頭が熱くなる想いで読んだ。続きがますます楽しみ☆

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2009/10/04

今回も目細の安吉一家皆に見せ場があります。 寅弥は只者じゃない人連れ込んでくるし、 親分はお国とはりあうし、 常兄ぃは恋するし、おこんは恋されるし 栄治は松蔵に仕事教えてくれるし、 何より松蔵も着実に成長してます。

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2009/10/07

情の篤さと粋な計らい。どこまで惚れさすの?っていうか。表題作が好き。漢前すぎる。あと黄不動のやつ。獄中の松じいも超かっこいい。

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2011/09/13

松っちゃんのすべらない話。天切り松の話はほんとにすべりません。この第2巻では親分や黄不動の栄治、寅兄ィ、おこん姐御、書生常と『目細の安吉』一家の一人ひとりにスポットがあたっています。みんな粋でカッコいいです。『すべらんなぁ…』

Posted byブクログ

2009/10/04

前作に引き続き、傑作です。安吉一家のそれぞれのストーリーが描かれていて、松蔵も少し大人になります。恋の話がチラホラ入り、常兄ィとおこん姐さんの章は思わずニンマリ。それにしても「清水の小政」の話はすごい。これぞ任侠道なんでしょうね。掛け値なしにかっこいい。

Posted byブクログ