人形式モナリザ の商品レビュー

森博嗣(著者)

2011/05/07

終わりの方はなんだか少しぐるぐるした。
読めば読むほど、もっとこの紅子と保呂草のやり取りを見たい！と思わされる。

2011/03/30

夜中に急に読みたくなって再読。初読の時はしこさんくらいの年齢だったのに、だんだん保呂草さんが見えてきました。この渋い落ち着きで28歳って…嘘だろ…（慄然）。

トリックは忘れようがないものなので、今回は事前知識を確認しながらなぞって読める楽しみを味わいました。相変わらず大人気ない大人達が「七転八倒方式」で静かに葛藤してて面白い。天才が一つの感情に振り回される、て描写が好きです。真賀田博士の場合は私自身が振り回されるパターンが好きだけど。

犀川先生と萌絵ちゃんの会話が一番好きだけど、実はその次に気に入ってるのは大学生２人のオトボケ会話です＾＾しこさん、可愛いよ＾＾

2011/03/22

蓼科に建つ施設博物館「人形の館」に常設されたステージで衆人環視の中、「乙女文楽」演者が謎の死を遂げた。２年前に不可解な死に方をした悪魔崇拝者。其の未亡人が語る「神の白い手」。美しい避暑地で起こった白昼夢のような事件に瀬在丸紅子と保呂草潤平ら阿漕荘の面々が対峙する。大人気Ｖシリーズ第２弾。（紹介文参照）
-----------------------------

2010/12/27

魅力的な主人公たち（バツイチ美女、探偵、学生）。妙に女性にもてる愛知県警警部。長野の人形博物館を舞台にした殺人事件。呪い？うらみ？亡くなった大芸術家もからんで、なかなか面白いストーリー展開。ただこの作家にしては、もうひとつ・・・　他の作品に期待。

2010/12/01

Ｖシリーズ第２弾。
第１弾よりもやっぱり落ちるのかと思ってたけどそうでもなかった。ただ、犯人というかトリックというかそんなところにはあまり重きがおかれてなかったり。それが味なんだけどね。
で、おいおいおいという展開。ということで☆４かな。

2010/11/19

殺人事件自体の犯人はすぐにわかってしまうケド、読むべくなのはそこじゃないんだ。星３つのつもりだったケド、終わったつもりで気を抜いて読んでいた最後の一言で鳥肌。星４つに。

2017/03/29

Vシリーズ第2弾。
やっぱひねりが効いてる。
犯人探しという点に限れば、
極簡単な話だったけど、後半で...
「保呂草、お前...」ってなる笑。
完全に予想外。

前作もそうだったけど、
なんとなくほんわかした
雰囲気というか、
気を抜いて読み進めてしまう
空気感を持ってるシリーズで、
そのまま読み進めると
後半に気持ちいいカウンターを
喰らってしまう。やみつきになる。

2010/09/28

タイトル通り人形がテーマの中心にある話。計算してのことだとは思うけど、最後の一言をちゃんと次ページに繰り越したのはよかったと思う。ぞくぞくにやにやきた。紅子も凄いけど保呂草もなかなか凄い奴なんじゃねーの、これ。

2010/08/31

散らばる森博嗣の世界観. 個人的には収拾がつかなくなってしまった. 予測不能な(周囲の人間の)人物描写に驚いたが, かえって紅子の人間らしさが際立って良かった.

2010/08/30

Vシリーズ第二弾。

…ということで、何気に読むのに時間がかかりました･･･。
動機が何だか微妙でした。

絵を盗んだ犯人とか、紅子さんを襲った犯人が
意外すぎてそこはおもしろかった。
あとモナリザのトリック（？）も。

七夏さんはぶっちゃけ嫌い（笑）
保呂草さんは、本物になりましたが
何考えているかいまひとつ理解ができない感じだなぁ。
しこさんとか分かりやすいから大好きなんだけど。
でもれんちゃんが一番好き。笑