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ゲームの名は誘拐 の商品レビュー

3.6

133件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

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2015/12/03

前代未聞の誘拐小説。 事件は犯人側からのみ描かれている。 果たして警察は動いているのか? (本文より) 仕返しというふうに解釈しているんなら、それはちょっと心外だね。最初にいっただろ。これはゲームなんだ。おれはおたくの父親にゲームでの勝負を挑んでいる。どちらがゲームの達人かはっ...

前代未聞の誘拐小説。 事件は犯人側からのみ描かれている。 果たして警察は動いているのか? (本文より) 仕返しというふうに解釈しているんなら、それはちょっと心外だね。最初にいっただろ。これはゲームなんだ。おれはおたくの父親にゲームでの勝負を挑んでいる。どちらがゲームの達人かはっきりさせようということだ。 やはり読み出したら止まらない「東野圭吾作品」。主人公の頭の回転の良さには毎回驚いた。後半は「なぜ?」「もしかして?」がどんどん膨らみ、これまた読書を夢中にさせる。

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2015/09/10

あっという間に読めた。人の顔と名前が一致しないと恐ろしいことになるって話。小説だし話的に面白いから満足。現実にはないだろう。

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2014/11/24

何かあるだろうなと思いながら読んでいたから、やっぱりと言う感じはある。 それでもテンポのよい感じで進み、どんどん読めるので楽しい。 主人公も周りの登場人物も性格が悪くて、いろいろ共感できないけど。 最後の終わり方が唐突過ぎて、もうちょっと何かなかったかなぁ。。。 広告代理店で...

何かあるだろうなと思いながら読んでいたから、やっぱりと言う感じはある。 それでもテンポのよい感じで進み、どんどん読めるので楽しい。 主人公も周りの登場人物も性格が悪くて、いろいろ共感できないけど。 最後の終わり方が唐突過ぎて、もうちょっと何かなかったかなぁ。。。 広告代理店でイベント企画をしている佐久間駿介が、取引先の副社長を相手に仕掛けた「狂言誘拐ゲーム」。駿介の計画は、完璧に遂行されるのか?

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2014/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

またまた、見始めたら止まらなくなってがーっと読んでしまいました。なにかある、そう感じさせながら、やっぱり最後までトリックは読めない。伏線が張り巡らされすぎていて、物語のすごさに感心する前に、「登場人物一人ひとりが賢いんだ」なんて思ってしまう。 本当に頭の良い人は、というべきか、ビジネスができる人というのは、きっとこういう事件に巻き込まれても、考えに考えて浅はかなことはしない、でも時間はかけずに、正解に近いことを遂行していく人なんだろうなぁ。いろいろと恵まれていない環境で育った人って強いのかなとも考えてしまった。佐久間も、千春も。パパも、ママもかな。『青春のマスク』と仮面をかぶって生きてきたという話はなんだか気味が悪いと思ったけれど、きっと多くの人は仮面をかぶっていて、意識している人としていない人に差があるのかなと思った。仮面を意識している人は、仮面の下の顔について考えるだろうから、相手に対しての思考が深くなって、それが仕事や私生活の場で生かされるんだろう。 そう考えると、推理というのは、たくさんの仮面の下の顔をいかに見つけていくかという作業であって、小説を読んでも全然犯人が分からない私はまだまだだなぁと思いました。

Posted byブクログ

2014/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

千春恐ろしい… 樹理可哀想… そして、佐久間の自信に満ちてるのか、 非常に歪んだ人間性がイヤ… 東野圭吾的に、こういう男がいい男なのか!? でも、なんだかんだ言って、夢中になって一気読みした。

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2013/08/26

登場人物がみんな薄っぺらくて 性格悪くて、共感出来ず。 誘拐云々の設定は、この本が書かれた当初読めば 新鮮だったのかな? 今読むとネットやメールの話しは古く感じました。 東野さんの描く『デキる男像』の男性キャラが 嫌いなんだと今回の作品で確信しました。

Posted byブクログ

2013/07/29

母が古本屋で買って読み終え、おもしろかったからというので借りて読んだものです。東野圭吾のミステリは粒が揃っていて好きですが、たしかにこれはまたよく練られていて面白かったです。 どんでん返しについては、まあそういう展開になりそうだなという予想はついたのですが、誘拐の身代金受け渡しの...

母が古本屋で買って読み終え、おもしろかったからというので借りて読んだものです。東野圭吾のミステリは粒が揃っていて好きですが、たしかにこれはまたよく練られていて面白かったです。 どんでん返しについては、まあそういう展開になりそうだなという予想はついたのですが、誘拐の身代金受け渡しの工夫だけでもなかなかのもの。 でも何より、最後の1ページの衝撃が最高。なるほどその伏線がそうなったのかとうならされました。実に鮮やかなエンディング。この本は、文句なくお勧めです。

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2013/07/29

主人公や葛城氏は仕事ができるからなのか、性格あまりよろしくない感じがした(。-∀-)何よりも本物の樹理かわいそう(T_T)千春まじ性格歪んでるな

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2013/05/31

最近、文章がダラダラしてる本を読んでいたせいか、東野圭吾のスカッとした簡潔な文章を読んでスッキリ★ 相変わらずリズムがいいというか、余計な描写がなくて読みやすい。 ゲームとして誘拐を実行する主人公。 全て犯人側からの描写だったので 必ず裏に何かあると思わせる展開でした...

最近、文章がダラダラしてる本を読んでいたせいか、東野圭吾のスカッとした簡潔な文章を読んでスッキリ★ 相変わらずリズムがいいというか、余計な描写がなくて読みやすい。 ゲームとして誘拐を実行する主人公。 全て犯人側からの描写だったので 必ず裏に何かあると思わせる展開でした。 ただ、途中からなんとな~く読めてきて、思っていたよりも 「そうだったの~~~」 というビックリ感がなくて残念。。。 佐久間があの写真を撮った訳は 無意識な保険だったのか それとも本当に樹理(千春)を愛しいと感じたからなのか。 そして、結局佐久間はあの後どうなったんでしょう??

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2013/03/25

すごく面白くて思わずのめり込んで読んでしまいました! 主人公の緻密な計画や最後のどんでん返しなど、綿密でありながら、大胆なストーリー展開には東野家語ならではな感じがしました!

Posted byブクログ