ゲームの名は誘拐 の商品レビュー
誘拐ゲームは失敗して終わりか、成功してハッピーエンド(?)かなぁーなんて 漠然と思いながら読んでたけど、大どんでん返しには参った。
Posted by
しっかり映画化されましたね…。 私が東野圭吾さんの本にハマったきっかけがこの本なのです。推理小説モノからは長い間…離れていたので最初は手を出すまでものすごく躊躇しました(+_+)でも読み始めると最後の最後までドンデン返し続きで「あっ!」という間に読み終わってしまいます。
Posted by
今度、映画(主演:仲間由紀恵と藤木直人)になり公開されるというので、ちょっと興味を持ち読んでみました。東野圭吾さんの本は初めてで、他の本がどんな感じかはわかりませんが、私には取っ付き易く簡潔な文に、スピーディーな展開で読みやすかったです。ただ、いつものごとく、途中で先の結末が気に...
今度、映画(主演:仲間由紀恵と藤木直人)になり公開されるというので、ちょっと興味を持ち読んでみました。東野圭吾さんの本は初めてで、他の本がどんな感じかはわかりませんが、私には取っ付き易く簡潔な文に、スピーディーな展開で読みやすかったです。ただ、いつものごとく、途中で先の結末が気になり、先を飛ばし読みしてしまい、それから元のページに戻り、読むという邪道なことをしているので、それ故におもしろみが欠けてしまいましたが、それでも楽しめました。 主人公は、広告代理店で働いている佐久間駿介。この方、キレ者なのでしょうが、もうとってもとってもとっても自信家で、また、少し歪んでいるというかなんというか(笑)部屋の掃除についても「習慣になれば何でもない。肝心なことは物を増やしすぎないことだ。余分なものはほとんど捨てていく。そうすれば掃除だってそれほど大変じゃない。ものの三十分もあれば終わる。一週間は一万八十分だから、三十分がんばれば残り約一万分を快適に過ごせるわけだ。逆に三十分の努力を惜しめば、不愉快な一万分を過ごさなければならなくなる」と語っています。ああ。そう、その通りなのよ、そう思うのよ。。。でも、そう思っていてもなかなか実行できないのよーーーーー!と突っ込み入れながら読んでいました。でもその通り。ってことで掃除がんばりまーす(笑)←でも実は意外に綺麗な私の部屋(笑) この佐久間さんが手がけたゲーム「青春のマスク」というのが出て来るのですが、いわゆる人生ゲームで、人生経験によってキャラクターの顔が微妙に変化していくのが最大の売り。顔相学というものがあり、顔がその人物を取り巻く環境や、それまでの敬けんを表現しているとする考え方で、たとえばある特定の職業についている人々の顔をコンピューターに取り込んで平均化すると、その職業人にしか見えないという顔が出来上がり、政治家顔、銀行員顔、風俗嬢顔がたしかに存在するらしい。でも、顔によって運命が決まるのではなく、辿ってきた道のりによって顔は決まるのであり、そして、このゲームの楽しみどころの一つは、様々な人生経験を積み重ねることで最終的にどんな顔を得るかという点なのだそうだ。なんかおもしろげ。「経験が顔を作り、その顔が運命を決める」なんか説得力あるなぁ、、、さらに、佐久間さんいわく、「誰もがその場に応じた仮面を被っているということさ。その仮面を剥がすようなことはしちゃいけない。誰かの行為に一喜一憂するなんて無意味だ。所詮、仮面にすぎないんだから。」で、佐久間さん自身も、その場にもっともふさわしい仮面をずっとかぶってきたらしい。悪戯っ子、反抗期、思春期、将来に悩む青年、、、そして、被り続けるのは大したことじゃないらしく、被っていることのほうが楽なことが多いらしい。誰が何をいってきても、相手は仮面に話しかけてるだけで、こっちはその下で舌を出してればいい、、、うーん、わかる。わかるけど、歪んでる(爆)でも、仕事上では皆多かれ少なかれそんなものかなとも思うけれど。 なんだかんだ言って、この自信家佐久間さん、結構好きですな。
Posted by