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顔 FACE の商品レビュー

3.4

36件のお客様レビュー

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2009/10/07

連作短編集。 D県警本部に勤める平野瑞穂はある出来事がもとで、鑑識課の似顔絵作成担当から広報室へと移動になりました。嫌な上司にめげず、また鑑識課に戻り、似顔絵を書きたい!そう思いながら職務に立ち向かっていきます。 瑞穂の心理描写が多いせいでしょうか?地味な話が多いように感じました...

連作短編集。 D県警本部に勤める平野瑞穂はある出来事がもとで、鑑識課の似顔絵作成担当から広報室へと移動になりました。嫌な上司にめげず、また鑑識課に戻り、似顔絵を書きたい!そう思いながら職務に立ち向かっていきます。 瑞穂の心理描写が多いせいでしょうか?地味な話が多いように感じました。 淡々と読んでいたように思います。 しかし警察内部って汚いですね〜。

Posted byブクログ

2009/10/04

この時期にレビューなんて、かなり時代遅れ名感じもするんですけど・・・(苦笑) ドラマ化されてから読んだんですが(というか、ドラマ自体も見てなかったんですけど)、主人公の立場とか切なかったです。でも今まで見たことがない、新しい警察系の小説って感じで面白かったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

仲間由紀恵とオダギリジョーの出演したドラマの原作。ドラマも面白かったけどこちらもまた良かった。ドラマよりも警察内の問題提起色が強かったように思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

相変わらず一気に読ませる。 男性社会における女性。 女性も女性を無意識のうちに差別しているというところがうまくかかれていたと思う

Posted byブクログ

2009/10/04

『陰の季節』の平野瑞穂を主役とした作品です。 警察という男性社会に生きる女性(婦警)を上手に記述しています。 苦悩や葛藤と戦い、段々と成長していく様子を描いています。

Posted byブクログ

2009/10/07

目撃者の証言を元に 似顔絵を描いて犯人逮捕に結びつける。 そんな役割を負う 似顔絵婦警 平野瑞穂の物語。 プロローグとエピローグに挟まれた 5編のオムニバス。 警察という男社会の中で 男達と肩を並べて悪と闘い それよりも尚 警察と言う閉ざされた世界の中で 男達と闘う。 ...

目撃者の証言を元に 似顔絵を描いて犯人逮捕に結びつける。 そんな役割を負う 似顔絵婦警 平野瑞穂の物語。 プロローグとエピローグに挟まれた 5編のオムニバス。 警察という男社会の中で 男達と肩を並べて悪と闘い それよりも尚 警察と言う閉ざされた世界の中で 男達と闘う。 【女】を意識するまいと思いながらも 【女】であることが邪魔をし自らを傷つける。 【男同士】ならなんでもないことが【女同士】であるが故に ささくれのように痛みを伴う。 そうまでして 闘わなければならないのか、という思いと とことん闘って何かを勝ち取って欲しい、という思いがせめぎ合う。 けれどそもそも 勝ち取るものとは何なのだろうか。 瑞穂が似顔絵を描いている時。その時こそが 彼女が自分を生きている時なのだろう。 最後の一文(板垣の胸の内で贈られた言葉なのだが)を私からも贈りたい。 ――若鮎のような婦警、平野瑞穂の前途に幸多からんことを――。

Posted byブクログ