月の裏側 の商品レビュー
私は何者か? スピ系に興味がある。 人は言葉を発しなくても、感覚的にわかってしまうのでは?といったことは、ずっと感じていたけれど (そのせいで生きづらい) 目に見えない意思により、潜在最終的には、みな同じことを考えるように、意識を操作されて?いるのであれば 「人間はそのままで完...
私は何者か? スピ系に興味がある。 人は言葉を発しなくても、感覚的にわかってしまうのでは?といったことは、ずっと感じていたけれど (そのせいで生きづらい) 目に見えない意思により、潜在最終的には、みな同じことを考えるように、意識を操作されて?いるのであれば 「人間はそのままで完璧」という自己肯定感低めの人向けの言葉と相反する。 さて、私はナニモノか? どう生きていったらいいんだろう? 読んでいて、ところどころ、ツジツマが合わないところがあって、ん?って思ってしまった。 そこは、読んでいる人が落ち込まないように、現実には戻すために、あえて、なのか? 笑
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忽然と姿を消した人がある日突然失踪中の記憶を失って戻ってくる…こんな事件が3件連続で発生。 結局多聞はすでに盗まれていたのかそれとも長靴のおかげで盗まれていなかったのか…。 なんだかちょっと気持ち悪いホラーのようなお話でした。
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個人的には怪談小説のような印象を受けた。 失踪ののち、ひょっこり戻ってくる。まさに怪談の神隠し系の話である。 恩田陸特有の叙情的な文章も相まって、余計にそのような感じを受けた。 なによりも文章が綺麗。内容としてはホラーとかSFのジャンルになるだろうし、映像化したら結構どぎついシー...
個人的には怪談小説のような印象を受けた。 失踪ののち、ひょっこり戻ってくる。まさに怪談の神隠し系の話である。 恩田陸特有の叙情的な文章も相まって、余計にそのような感じを受けた。 なによりも文章が綺麗。内容としてはホラーとかSFのジャンルになるだろうし、映像化したら結構どぎついシーンとかあるんだけど、この文章のためか、ずっと綺麗な物語を読んでいるような感じだった。 個人的に好きな文章。 「都心のマンションの中で、ラジオやTVを点けっぱなしにして読む本と、こんなに静かな闇の底で、畑の真ん中の一軒家で一人読む本って同じなのかな」 今自分が住んでいるのが、畑の真ん中の一軒家で、夜になれば本当に真っ暗な場所に住んでいるためか、この一文が凄く印象に残った。
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えーん。。申し訳ないけどなんか恩田陸さんって全然読み進まないときある。これもそのひとつでぐだぐだしながら読んだ。読み切っても意味わかんなかったーー。映画もそうやけど、こんなに気持ち悪いものを心とか頭の中から創って生み出せる人間ってすごいなって気持ちになった。
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面白くて一気読み 水と異世界の関係性思い出した。 町中に水脈がめぐってる話恩田陸であった気がする… 何も知らずにみんなと同じタイミングで盗まれたい。
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訪れたことのない、九州・福岡県柳川市の、湿度の高い空気が流れてくる。ひとびとの不自然な、いえ、もしかすると自然よりも自然な営為。恐怖と好奇が入り交じる。
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衝撃的な展開の底知れぬ恐怖に怯えました。 感化されやすいのか、読み終わってしばらくは何かずっと怖かった。 こうやって感想を書いてる最中も、ナニカがどこかで視てるんじゃないかと…
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不思議な雰囲気の主人公が 不思議な雰囲気の街でおこる 不思議な事件を解決する?はなし。 ミステリーなのかSFなのか小説のカテゴリーは わからないけれど、冷や汗がでるような怖さがあった。 わたしはとても好き、でも多分好みがわかれそう。 なんとなーく解決したようなエンディングだ...
不思議な雰囲気の主人公が 不思議な雰囲気の街でおこる 不思議な事件を解決する?はなし。 ミステリーなのかSFなのか小説のカテゴリーは わからないけれど、冷や汗がでるような怖さがあった。 わたしはとても好き、でも多分好みがわかれそう。 なんとなーく解決したようなエンディングだけど、 ほんとは全然解決してなくて、ほったらかしに見える伏線もごろごろある。 すべては「知らなくてもいいこともあるのではないかしら」に収束するんだろうな。
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情景を伝えるというのは多かれ少なかれ小説が目指すところなんだと思うけど、感情を伝える(感情が意図的に想起されたと感じる)作品もあるのか、と思った。ストーリーは、まぁ、それなりに。
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