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ラッシュライフ の商品レビュー

4

258件のお客様レビュー

  1. 5つ

    85

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    0

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2011/12/05

上手に書かれています。 ミステリーというのも少し判ります。 初期作品という感じです。 最近のものを読んでみます。

Posted byブクログ

2011/11/18

伊坂幸太郎作品に定番?の平行物語かと思えば、時間差があるため解りにくい。この時間差のややこしいとこがミステリーなのか?

Posted byブクログ

2011/10/26

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体・・・。併走する4つの物語、交錯する10人以上の人生、その果てに待つ意外な結末とは・・・。 最...

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体・・・。併走する4つの物語、交錯する10人以上の人生、その果てに待つ意外な結末とは・・・。 最近怒涛の勢いで映像化されている「伊坂幸太郎」作品の中で、僕の最も好きな作品です。点と点が見事に繋がっていく中盤以降の展開が、読み手を「早く次のページへ!」という感覚に誘ってくれます。そして、バラバラだった物語が一つに結集したとき、表紙の絵柄(ハードカバーではエッシャーの騙し絵でしたが、文庫本では違うようなので残念です・・・)に、各人物の物語が収まったときの爽快感はもう格別です。その結果を踏まえて更に読み直すと、登場人物の行動や言葉に秘められた伏線、作者によって微妙に構成された時系列に気づき、一回目読んだときより更に深い面白みが出てきます。 読了後、ふと考えさせられるのは「人生は誰もが主役で、誰もが脇役なのである」という点です。普段生活していて、至極当然なのですがあまり意識することの無い「脇役である他人」の行動がもたらす自分への影響。そして他人にとって「脇役としての自分」の行動が与える影響。誰かの人生が僕の人生の端っこで繋がっていて、結果的に自分の人生を作り上げていっているのだな、と再認識しました。 このレビューを読んでいるアナタは「僕にとっての脇役」で、僕は「アナタにとっての脇役」。一生顔を合わせることがないかもしれないですが、もしかしたら、アナタがこのレビューを読む前にとった行動が、僕の運命を大きく左右しているかもしれません。もちろん、僕がこのレビューを書き上げた瞬間にとった行動が、アナタの人生を大きく左右する出来事になる可能性も・・・。って考えると意外に面白く日々を過ごせそうな気がしませんか?このレビューを読んだ方の人生には、脇役の僕がどう関わっていくのでしょうか?

Posted byブクログ

2011/10/26

はじめはそれぞれの人々の話だったのに、物語が進むにつれてリンクしていくところがおもしろいです。 【熊本学園大学:P.N.なし】

Posted byブクログ

2011/10/04

初めて読んだ伊坂の本で、これ読んでから色んな小説読んでみようと思った色々思い出深い本。今思い返せば展開がバラバラで読むのがめんどくさいけど最後の方の全部繋がって行く爽快感がよかった。

Posted byブクログ

2013/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

画廊のオーナーと新人の画家、空き巣とその友人、新興宗教の幹部と信者、カウンセラーの女とその愛人、リストラされたサラリーマンと犬…5組の人生が絡み合ってラストに向かう。 lush life…lash life…rush life…rash life…それぞれの『ラッシュライフ』があり、人の人生とはエッシャーの『Ascending and Descending (上りと下り)』に似ていると。 文中の言葉で言うのなら『階段を昇ってゴールしてみると、そこは次の兵士のスタート地点に過ぎない…(中略)…みんなが次々に繋がっている。生きていくってのは結局あれだよ。』と…確かにそう思えるような内容だった。 ただ時系列の分かりづらさが人によっては読みづらいかも。 それぞれの順番で物語が混在しているので、最後の最後で話を納得できる点は『伊坂幸太郎ならでは』だとおもう。 終わり方としては好みがあると思うが自分としては好きである。

Posted byブクログ

2011/09/19

5つの物語が絡み合い、ラストに向かって少しずつ繋がっていくところが心地良く楽しめた。時間のずれも面白い。現実の世界でも、気が付かないだけでたくさんの人が繋がり合っていると思うと楽しくなる。数年前に見たエッシャー展を思い出した。

Posted byブクログ

2011/07/12

読み進んでいくうちに、小説内でなぞらえている絵に物語の構造がよく似ていることに気がつき、その絵を見るのと同じようにくるくると読み返してみたりしました。 題材や内容は好きな部類ではありませんでしたが、仕掛けを楽しみながら読んだ感じです。

Posted byブクログ

2011/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私にとっては初めての伊坂作品。仙台は思い入れのある街なので期待して読んだが残念ながら★★。 入り組んだ時系列、バトンを繋ぐように絡み合う赤の他人との人生、「エッシャー」の階段をぐるぐると昇り続ける騙し絵に象徴されるような展開にテクニックは感じるものの どうという感想も持てなかった。 物語りの冒頭に登場する「金で買えないものはない」と豪語する画廊経営者・戸田が最後に登場するところでも、なんとも陳腐なエンディングに思えた。 他の方もレビューで書いておられたが、大事なカラクリの部分を登場人物の会話で説明させてしまうのは興醒めの感を否めなかった。 とにかく登場人物、誰をとっても一貫した人間像が感じられないのが何より物足りない。

Posted byブクログ

2011/06/24

時系列がわやわやになって戻ってたしかめるから 読むのにすごく時間かかりました(^_^;) 最後の感じがいいなぁ

Posted byブクログ