ラッシュライフ の商品レビュー
2016年7月12日読了。 まさに伊坂さんの真骨頂と呼ぶべきかな。どこでどう繋がるんだろうかとワクワクしながら読み進められる。時間軸がいろいろあるから、ん?なんかおかしくないか?とも思うところがあったけど、しっかり整理したらきっとおかしくない。 時間があったら次に読むときには紙に...
2016年7月12日読了。 まさに伊坂さんの真骨頂と呼ぶべきかな。どこでどう繋がるんだろうかとワクワクしながら読み進められる。時間軸がいろいろあるから、ん?なんかおかしくないか?とも思うところがあったけど、しっかり整理したらきっとおかしくない。 時間があったら次に読むときには紙に書いて整理してみよう。と思ったけど多分やらない。
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イロイロな話が展望台に集まる話。 イロイロ解決してなかったりするけど、こんな感じで終わるのがいい気がする。 希望がもてる終わり方が多い。 泥棒が好きだけど、主役は犬だな。
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つじつまのあわないぶっ飛んだ話なのか、時間コントロールした錯覚なのか?途中で悩みましたが、いいようにまとめてくれました!さすがです。
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これを読んだのは高校生のときだっけ? この群像劇にびっくりしたんだよなぁ 昔は夢中で読んだのに、今回はなかなか読みきれなかった 作品の空気は今も昔も変わらないけど作品を読む僕は変わったのかな 老犬と豊田は幸せに暮らせたんだろうか 黒澤は他の作品にも出てくるけど老犬の行き先が気に...
これを読んだのは高校生のときだっけ? この群像劇にびっくりしたんだよなぁ 昔は夢中で読んだのに、今回はなかなか読みきれなかった 作品の空気は今も昔も変わらないけど作品を読む僕は変わったのかな 老犬と豊田は幸せに暮らせたんだろうか 黒澤は他の作品にも出てくるけど老犬の行き先が気になるな
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金が全てか?魅力の群像劇 志奈子…画家。恩人(佐々岡)を裏切り、画商戸田と契約を結ぶ。 戸田…画商。「金で買えないものはない」という心情で生きているが…。最後に、豊田を動かせない。 黒澤…泥棒。一見当たり、20~30万円を取り、証明書と領収書をおいてくる。 白人...
金が全てか?魅力の群像劇 志奈子…画家。恩人(佐々岡)を裏切り、画商戸田と契約を結ぶ。 戸田…画商。「金で買えないものはない」という心情で生きているが…。最後に、豊田を動かせない。 黒澤…泥棒。一見当たり、20~30万円を取り、証明書と領収書をおいてくる。 白人女性…大学の留学生。好きな日本語を日本人に聞いている。 河原崎…ブラジルのサッカー選手がトレードマークにしていた真っ赤な帽子をかぶっている。父が自分とおそろいでくれたもの。その父は、3年前、17階から飛び降り自殺している。高橋に心が救われて、彼のグループにいるが…。 塚本…高橋グループの幹事。高橋が神であることを証明するために高橋を殺し、バラバラにする。 高橋…超総力者。連続殺人事件を解決して、有名になる。スリムな体型。背中に×印のような傷をもっている。 京子…夫(豊田)を愛人と殺すつもりが、電話で愛人から別れ話を持ち出される。あとは愛人(青山)の妻を殺すのみなのだが…。拳銃をネットで購入するが、手違いで手に入らない。精神カウンセラー。膀胱炎をもつ。 青山…サッカーの現役選手。京子を愛人としているが…。 青山の妻…青山より5才年下。 豊田…無職。再就職を希望してハローワークへ通うが、40回連続で不採用。京子の拳銃を手に入れる。「here comes the sun」と聞いて、奮起する。駅前の野良犬を拾うことで、彼の中で変化が訪れる。 舟木…豊田を首にした上司。黒澤が泥棒に入る。 野良犬…仙台駅前をさすらうが、豊田になついていく。 タダシ(泥棒の若い男)…黒澤を尊敬している。自力で引力の法則を発見する。 電話の男…京子に「カウンセラーになりたい」と電話する。実は、黒澤。 鋏をもった女…30代。細身のパンツに紺のセーター。「人の身体がばらばらになって、いつのまにかくっつくのよ。バラバラがくっつくのよ」という。実は、京子。 老夫婦…拳銃を持ち、強盗を路上でしている。「人生の思い出」として実行している。河原崎や黒澤と会う。 親分…黒澤より10歳年上。泥棒グループの管理職。 河原崎の父…動物園に毎日通う。深夜の動物園に忍び込み、「動物園のエンジン」といわれる男を見る。 佐々岡…戸田のところにいて、独立するが、戸田につぶされる。黒澤の家に泥棒に入る。黒澤とは大学の同級生。 井口…豊田の同期。リストラされる。 こんなメンバーが入り乱れて、個々の物語を展開するが、時間軸がバラバラなので、初めはわからないのだが、全てがつながっていき、最後に「お金が全て」という戸田の信念が壊される。 伊坂幸太郎、レギュラーメンバー総出演、という感じ。ファンにはたまらない! 2009-04-18
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5組の登場人物の非日常が絡み合い、複雑怪奇なストーリーが展開されていきますが、ラストはキレイに着地してて、流石の一言。 少しずつ、少しずつ、登場人物たちの物語が交錯していく展開には興奮しました。 読後に、伏線や人物の心情、作者の思惑を整理したくなる作り方が、数々の作品が映像化され...
5組の登場人物の非日常が絡み合い、複雑怪奇なストーリーが展開されていきますが、ラストはキレイに着地してて、流石の一言。 少しずつ、少しずつ、登場人物たちの物語が交錯していく展開には興奮しました。 読後に、伏線や人物の心情、作者の思惑を整理したくなる作り方が、数々の作品が映像化される理由なのかもしれません。
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またもう一回最初から読んで確認したくなる。ああ、そういうわたしはまんまと伊坂幸太郎のワナにはまっている…。
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後半話が繋がってくると、ページをめくるのがもどかしいほど夢中になって読みました。暗い人生が集まった話だな、と思う一方で、どの登場人物の展開も誰の人生にも起こり得る事なのかもしれないと思いました。面白かった。
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11ヶ月前に文庫本を読んだ。 話の締め方などは覚えていたが、トリックの内容はほとんど忘れていたので楽しめた。 文庫本にはない豊田の名言。
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☆以前に読了 私が伊坂作品に出会った最初の物語であり、伊坂作品に惹かれた一冊でもある。 多種多様な人々が交差し物語が進んでいく様は読んでいて気持ちがよかった。 バラバラに散りばめれたピースがパチパチとはまり、一つの軸を作り上げていく快感がこの作品の魅力だと思う。 卒業論文にも使...
☆以前に読了 私が伊坂作品に出会った最初の物語であり、伊坂作品に惹かれた一冊でもある。 多種多様な人々が交差し物語が進んでいく様は読んでいて気持ちがよかった。 バラバラに散りばめれたピースがパチパチとはまり、一つの軸を作り上げていく快感がこの作品の魅力だと思う。 卒業論文にも使わせていただいた記憶に残る一冊である。
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