王国(その1) の商品レビュー

よしもとばなな(著者)

2009/10/04

シリーズものみたいですが、単作でも十分楽しめます。雫石（サボテンの名前から）が、おばあさんと暮らした故郷の山から下りて、都会で暮らす。大好きなサボテンたちに守られて。やがて占い師楓の助手として働くのだが…。「本人は孤独を感じたり悲しみや試練に大騒ぎしてじたばたといろいろな感情を味わっているが、大きな大きな目で見れば、実はいつでも守られている」

2010/07/11

2010.06.27.　ああ、初めて読んだのは3年も前だったのか。雫石に近寄る私の気持ち。

2007.10.　ばななさんに、弱い。独特であったはずの言葉の選び方や運び方が、体にすんなり入ってきて、なんだかしくしくする。悲しいんではなくて、なんと言うかうまく表せないんだけど。眠れない夜に読んで、ひとり、しくしくする。あたたかい気持ちに包まれて。

2009/10/04

その３までありますが全く長さを感じさせません。するすると読めてしまいます。登場人物がみんな純粋でうつくしくて優しくて。温かい気持ちになれます。よしもとばななは本当に文章が上手い。

2009/10/04

自然が恋しくなります。
せわしい社会で生きていくパワーをもらえます。サボテンを育てたくなります。この本は好きな人多い。

2009/10/04

雫石のやわらかな感覚が、おばあちゃんやサボテンたちとキラキラしてる生活を感じ取っていて、あったかくなる。
暖かい人たちに囲まれている雫石が羨ましくなる。

2009/10/04

ばななさんは欲しい言葉をくれる。きゅっと胸が痛くなる。『永遠に続く夏休みみたい』な関係って表現は「巧い！」とうんうん頷いてしまった。

2009/10/04

なんか読んだ時、あんまりいい精神状態じゃなかったので、ひどく入れ込んで読んで救われた気になれました。テレビにハマった気持ち、なぜかよくわかる。（笑）

2009/10/07

その３−−まであります
王国シリーズはページ数もすくなく、自然にするすると読んでいってしまう話でした
続きもすぐに読んだ！！
読み終わるとあわ〜いせつな〜い気持ちになった
登場人物みんなスキ
雫石ってなんかいい名前だな〜

2009/10/04

不思議で　とても大切な力を持っている人たちの、だけど素朴な
淡々とした日々のお話

この本を読んで　ものすごく単純だけど
植物とか、そういう自然の力というものを　もっと尊敬して
生きたいなって　そう思ってしまいました　（笑）

またしばらくしたら　読んでみたいと思う
自分と向き合うように　向き合って読みたいって
思わせるような本
生きるうえでのtipが　たくさん散らばってます★

登場人物が　本当によしもとばななさんらしい・・・

2009/10/07

仕事や生活に、つまずいて転んだ時に
姉が勧めてくれた本。

彼女の作品は、効くときには、本当にしみわたるように、効く。