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知的複眼思考法 の商品レビュー

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197件のお客様レビュー

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2021/01/27

自分で考えるための手順書。 自分で考えろ といっても 考えられれば 簡単だ。 考える力をつけない限り、考えることに及ばない。 誰でも、考えてはいると思っている。 まったく、考えていないわけではない。 おもしろい。 考える力を論理的に 突き止めて行く。 発達させる 大リーグギブス...

自分で考えるための手順書。 自分で考えろ といっても 考えられれば 簡単だ。 考える力をつけない限り、考えることに及ばない。 誰でも、考えてはいると思っている。 まったく、考えていないわけではない。 おもしろい。 考える力を論理的に 突き止めて行く。 発達させる 大リーグギブスのような本。 偏差値に こだわるのが 残念だが、 マックスウェーバーが プロテスタントの禁欲が 資本主義の 精神を形成したといい。 マルクスの予言が 共産主義者を弾圧させ 社会福祉を充実させたという。 その切り口の 爽やかさ。 科学的社会主義っていうのも むつかしいものだ。 水戸黄門の印籠が 毛沢東になっているのは おもしろい。 共産党と言う印籠が 通用するうちは 権力を体現する。 しかし、その印籠が 賄賂まみれでは。 主義のかけらさえもない。 批判的建設者が クリエーティブになりうる。 視点をずらして、なぜを問いかけ、 問いかけたことさえも なぜと 問う。

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2015/11/29

つまらなかったよ。 事例が長くて殆ど飛ばし読みでした。物事を多面的に考えられるようになるには、理論を知るだけではなく実例を用いて地道に訓練しなければならない、ということはわかったよ。しかし一冊まるごと実例文で埋められていると、余程興味深い例で無い限り飽きてしまう。案の定飽きちゃっ...

つまらなかったよ。 事例が長くて殆ど飛ばし読みでした。物事を多面的に考えられるようになるには、理論を知るだけではなく実例を用いて地道に訓練しなければならない、ということはわかったよ。しかし一冊まるごと実例文で埋められていると、余程興味深い例で無い限り飽きてしまう。案の定飽きちゃったよ。 論理的に書く力や批判的に読む力は、大学生をちゃんと真面目にやれば論文書いたり指導を受けたりして自然と訓練されるのではないかと思う。あまり訓練出来ていないと自覚しているひとのための入門書としてなら役立つ人がいそう。 私に役立ちそうなのは、1つだけ、「批判で終わりでなく代案を提示できるようになろう」ということ。自分ならこうする、と、そこまで考えれば確かに思考力がより鍛えられるという点に同意だよ。

Posted byブクログ

2015/05/26

常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く―それが知的複眼思考法だ。情報を正確に読みとる力。ものごとの筋道を追う力。受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力。こう...

常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く―それが知的複眼思考法だ。情報を正確に読みとる力。ものごとの筋道を追う力。受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力。こうした基本的な考える力を基礎にしてこそ、自分の頭で考えていくことができる。全国3万人の大学生が選んだ日本のベストティーチャーによる思考法の真髄。

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2015/05/10

情報処理の能力が身につけられる。 豊富な事例と解説があるので、考えながら、ゆっくり読むと効果的だ。 著者からの問いかけを、自発的にできるようになったら、それだけで世界の見え方が変わるはず。

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2015/03/29

読書術,思考に関する方法論の記述がためになる。 「本でなければ得られないものは何か。それは,知識の獲得の過程を通じて,じっくり考える機会を得ることにある―つまり,考える力を養うための情報や知識の格闘の時間を与えてくれるということだ」(p. 70) エッセンスが同書に数多く含まれて...

読書術,思考に関する方法論の記述がためになる。 「本でなければ得られないものは何か。それは,知識の獲得の過程を通じて,じっくり考える機会を得ることにある―つまり,考える力を養うための情報や知識の格闘の時間を与えてくれるということだ」(p. 70) エッセンスが同書に数多く含まれているので,再読に値する書。

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2015/03/22

考えるためのツールを具体的に提供してくれる。 問いを立てる、で終わらずどのように立てるかの道標があってわかりやすい。 クリシンに似ている。互いの理解を補完できていい。 ①知的複眼思考とは? ②複眼思考を身につけるには? ③問いの立て方とは? ① 1、ありきたりの常識や紋切り型...

考えるためのツールを具体的に提供してくれる。 問いを立てる、で終わらずどのように立てるかの道標があってわかりやすい。 クリシンに似ている。互いの理解を補完できていい。 ①知的複眼思考とは? ②複眼思考を身につけるには? ③問いの立て方とは? ① 1、ありきたりの常識や紋切り型の考え方に捉われずに、物事を考えていく方法 2、「常識」に捉われないためには、何よりも、ステレオタイプから抜け出して、それを相対化する視点を持つことが重要 3、知識も大切だが、「正解」がどこかにあるという発想からは複眼思考は生まれない ② 1、多面性に注目・分解し、その要素間の関係を考える 実体論→関係論 2、意図せざる結果を見つける(「にもかかわらず」を探す) √副産物、副作用への視線 √抜け道の誘発ー裏をかく人々への視線 √小さな出来事大きな意味 √当たる予言、外れる予言 3、問題を問うことを問う(問題の捉え方をずらす) メタの視点に立つ 「何が問題か?」ではなく、「なぜ問題になったか?」を探ることで、その問題が問われる文脈に目を向ける ex.パソコンを使いこなすにはどうしたらいいだろう?→なぜ今、パソコンを使いこなす必要があるのか? √「ある問題を立てることで、誰が得をし誰が損をするのか?」問題を取り巻く利害関係を捉える √「問題が解けたらどうなるか?」考える ③ ・6つのなぜ →よく言われること。だが、最初のなぜに対する答えの方向がずれていると、どんどん変な方向へ深掘ってしまう ・なぜという問いからの展開 1、因果関係を問う 〈原因と結果の関係を確定する原則〉 √原因は結果より先行しなくてはならない √原因の現象も結果の現象も変化している √原因以外の他の要因が影響しない 2、疑似相関を見破る(=重要だと思っていたことを疑似相関と見抜く) 同じ原因、違う結果/違う原因、同じ結果の事象を探す 「なぜ?」という問いを「◯◯はどうなっているか?」に置き換える ビッグワードを禁止する

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2015/03/20

私にはレベルが高すぎた。 批判的に本を読むことが大切だというところから話が始まるが、1冊読み通すだけでヒーヒーいっている私には無理。 本を書いた人と対等の立場で読むなんて、はるか彼方の地点である。 もし私が進化できたら、その時に再読するのがいいと思う。 本書の内容と関係のないこ...

私にはレベルが高すぎた。 批判的に本を読むことが大切だというところから話が始まるが、1冊読み通すだけでヒーヒーいっている私には無理。 本を書いた人と対等の立場で読むなんて、はるか彼方の地点である。 もし私が進化できたら、その時に再読するのがいいと思う。 本書の内容と関係のないことを書く。 『どんな本でも、書いている過程には、さまざまな試行錯誤が含まれます』という一文があるのだが、それを読んで、唐突に、私にとってのわからないが(わからないから)理解したい著者の代表ミシェル・フーコーを思った。 挑戦するたび挫折する『言葉と物』『狂気の歴史』。 これらの書物をフーコーは時間をかけて何度も書き直しながら仕上げたのではないだろうか(そうではなかったのなら「失礼しました」とお詫びして退散しますが)。 そんな本を一度読んで理解しようというのが横着な考えなのではないかと思った。 わからなくても絶望する必要はない。 わかるまで何度読み返したっていいんだ。 そう気づかせてくれたので、ありがたい本だ。 著者の言いたいことと関係ないことを感じていて、著者には申し訳ないけれども

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2015/02/28

分かってはいるけど、なかなか実践できていないことが整理されている。事例とともに解説されていて理解しやすい。あとは実践あるのみ

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2015/02/24

情報や常識を鵜呑みにしない「批判的精神」を手にいれる本。必要なのは、ナゼなのか?という問いををもつこと、と説いている。複眼的な思考を実践する上で、ひとつの物事を「ナゼ?」と問いながら分解し、鵜呑みにしがちな事実に隠れた答えにたどり着くことがゴールとなる。たえず問いかけることが、思...

情報や常識を鵜呑みにしない「批判的精神」を手にいれる本。必要なのは、ナゼなのか?という問いををもつこと、と説いている。複眼的な思考を実践する上で、ひとつの物事を「ナゼ?」と問いながら分解し、鵜呑みにしがちな事実に隠れた答えにたどり着くことがゴールとなる。たえず問いかけることが、思考停止のステレオタイプ脱却になる点に頷いてしまった。

Posted byブクログ

2015/01/11

ありきたりの常識や紋切り型の考えかたにとらわれずに、ものごとを考えていく方法。それが「知的複眼思考法」。 1)「問題」はどのような要因が集合したものか 2)それぞれの要因の間にはどのような関係があるか 3)そうした要因の中で、問題はどのような位置づけにあるのか 具体的な例を紹...

ありきたりの常識や紋切り型の考えかたにとらわれずに、ものごとを考えていく方法。それが「知的複眼思考法」。 1)「問題」はどのような要因が集合したものか 2)それぞれの要因の間にはどのような関係があるか 3)そうした要因の中で、問題はどのような位置づけにあるのか 具体的な例を紹介しながらの解説でわかりやすい。

Posted byブクログ