コーチングのプロが教える「ほめる」技術 の商品レビュー
・企業のマネジャ ーに 「人からどのように働きかけられると 、いちばんやる気があがるか ? 」と聞くと、圧倒的多数が 「任された時 」と答える。アクノレッジメント(=存在承認)の種類に優劣があるわけではないが 、このリサーチを見る限りにおいて 、やはり 「任せる 」はスーパーアク...
・企業のマネジャ ーに 「人からどのように働きかけられると 、いちばんやる気があがるか ? 」と聞くと、圧倒的多数が 「任された時 」と答える。アクノレッジメント(=存在承認)の種類に優劣があるわけではないが 、このリサーチを見る限りにおいて 、やはり 「任せる 」はスーパーアクノレッジメント。 ・任せるのがうまい上司は 、常日頃から部下に何を任せられるのかを一生懸命探している。このレベルにいるのだからこれなら任せられるというものを何気ない観察の中で模索している。このことで失敗しても責任は自分が取れる、もし失敗してもそれは部下の成長にとって大いに役立つだろうというものを探している。とりあえず振ってみる、ではなく戦略がそこには存在する。明瞭に伝え、そして期待も伝える。ちゃんと叱ると相手は 「自分のことを大事にしてそれをいってくれた 」「自分のためにあえて苦言を呈してくれた 」と思える。アクノレッジメントを伝えられたと感じる。あなたは部下を怒っているか、叱っているか、あるいは見過ごしているか? ・コーチングの哲学を表現するフレ ーズの一つに 「答えは相手の中にある 」というのがある。上司が一方的に指示を与えるのではなく、少し我慢して部下に問いかければ 、実はそこにすばらしい答えが眠っている可能性があるのではないか 。 ・最近 、ドクター、看護師など、医療の世界でコーチングを学ぶ人が増えてきている。特に重視されている点は 、ドクターがコーチングの手法を生かしながら 、どういう治療を施すのがいいのかを最終的に患者さんに決めさせると 、経過が良くなるケースが多いということ。治療法を選定させると 、一方的にドクターが治療法を決定する場合に比べて、患者が早期に回復するというリサーチが出ている。相手に治療方法を決めさせることには 、さまざまな意味合いがあると思うが、おそらく何よりも大きいのは 、患者が自分の判断をドクターが信頼してくれているという想いを抱くことにある。 ・上司に対してもアクのレッジメントを与える・・・一に報連相 、二に報連相 、三四がなくて五に賞賛。報連相 (報告 、連絡 、相談の略 )は上司に 「あなたのことを信頼しています 」 「頼りにしています 」ということを伝える最も効果的な手段。皆さんの上司は皆さん以上に賞賛に飢えている。なんでも構わないからほめてみる。
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定期的にこういう本を読んでる気がする。 自分のマイクロマネジメントぐせを直すには、行動と習慣化しかないことは分かっているのだが、今ひとつ信頼し切れてないのかなあ、、
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Kindleの安すぎるセールで購入。この手の本ってば読んだ上でのやりすぎは見透かされてしまいそうなリスクがあるとはいえ、人として本能的に大切な人間関係の築き方ってば平たくいうとアクノレッジメント、っていうワードで定義できるなと共感できるし200円程度で大きな気付きと学びのある本。
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コーチングのぷろが教える、人を褒めるスキルの本。 相手のタイプによって着眼点を変え、相手を存在を認めて、こまめに褒めていくことで人間関係をスムーズにしていく。 大変参考なった、あとはどれだけ実行していけるかだろうと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いろいろなことが繋がって行くことを理解するに至った アクノリッジメント 人を承認することの重要性と 人の力を利用する環境の整備 ある意味ファシリテーションに繋がる部分があり、チームのモチベーションを上げる方法論とリーダー、マネージャーとしてのあり方が面白かった。 この世の中には二種類の人がいる。一方はすきあらばアクノリッジメントしようとしている人で、もう一方はアクノリッジメントされることを待っている人 私はたぶん今までは後者だったはず、しかし そう思うからこそ他人も後者のはず であれば、私は前者になれるように気をつけるべきだと思う。 明日からどこまでできるか!! やってみなければ!
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褒めるの苦手です。自分が褒められて育てられたことが、あまり無いからだと思います。 怒られっぱなしの人生でしたから。 社会人になっても、基本的には怒られて、なにくそ!っとがんばってきたタイプなので、いざ、自分が上司になり、非常に苦労しています。 とりあえず、本を読んで勉強...
褒めるの苦手です。自分が褒められて育てられたことが、あまり無いからだと思います。 怒られっぱなしの人生でしたから。 社会人になっても、基本的には怒られて、なにくそ!っとがんばってきたタイプなので、いざ、自分が上司になり、非常に苦労しています。 とりあえず、本を読んで勉強しようと、読みました。 なかなか、役に立ちそうです。とりあえず、書いてあることをそのままやってみています。 物語形式部分があったりするので、すっと中身は入ってきます。
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相手をしっかり見る、観察する タイプに合ったモチベーションのくすぐり方がある とにかく声をかけて気にしてあげる あいさつ 別れの挨拶をしっかりしてあげる
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人は皆、ほめられて育つ。 努力、理屈、結果…。タイプによってほめるポイントは違う。 コーチングのひとつ。 人の欲望の中で自分ひとりではどうすることもできない欲望。 それは、他人からほめられること。 ほめられる人間とほめる人間。どちらの人間になるべきか。
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私は高校でOBとして部活のコーチを務めていました。コーチ歴は短く、部員のコントロールに一苦労しました。コーチを経験して痛感したこと、それは私は人を褒めることが苦手だということです。どちらかというと部員に喝を入れたり、練習で追い込むことによって奮起を促していました。この本を読みなが...
私は高校でOBとして部活のコーチを務めていました。コーチ歴は短く、部員のコントロールに一苦労しました。コーチを経験して痛感したこと、それは私は人を褒めることが苦手だということです。どちらかというと部員に喝を入れたり、練習で追い込むことによって奮起を促していました。この本を読みながら振り返ってみると私の部員への接し方は自己満足な方法でしかありませんでした。人を褒めることは確かに難しいことですが、この本を読んで、褒め方は相手を認めることでありやり方は無数にあるのだなと気づかされました。後輩に対する指導だけでなく、普段から接する相手の信頼をどのように勝ち取っていくかというヒントが沢山詰まっています。位置づけとしては、そのツールとして褒める技術が用いられているのではないでしょうか。とにかく人の心を動かすにはどうすればよいかと考えさせられる良書でした。
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コーチングに関するシントピックリーディング10冊中の1冊。オフィスでどのように人と接するか、どのように人を動かすかを、褒めることを中心に説明。ざっと飛ばしたので星三つ。
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