整体入門 の商品レビュー
知識や専門の他人に頼りすぎる時代となったが、本来身体のことは自分が感覚的に最もよく知っており、治し方は人それぞれ、自分で治すもの。 問題となっている症状を改善するために、そもそもの身体の在り方・使い方を治すのが体癖別の活元運動。 趣旨に賛同する一方で、体癖論は共感できなかった。分...
知識や専門の他人に頼りすぎる時代となったが、本来身体のことは自分が感覚的に最もよく知っており、治し方は人それぞれ、自分で治すもの。 問題となっている症状を改善するために、そもそもの身体の在り方・使い方を治すのが体癖別の活元運動。 趣旨に賛同する一方で、体癖論は共感できなかった。分類すること、未成熟なこと、自分が未熟な可能性。
Posted by
甲野善紀さんの本で知って読みました。確かにところどころやってみたいものは出てきますが、やや宗教的なところや、意味がよくわからない言い回しがあり、これまた、知りたければ道場に行け、ということかと思いました。 しかし、体系のことはいわゆる西洋科学的には割り切れないものが多いはずで、ま...
甲野善紀さんの本で知って読みました。確かにところどころやってみたいものは出てきますが、やや宗教的なところや、意味がよくわからない言い回しがあり、これまた、知りたければ道場に行け、ということかと思いました。 しかし、体系のことはいわゆる西洋科学的には割り切れないものが多いはずで、まだまだ探せばいろんなことが出てくるのでしょうね。
Posted by
「気」というものに対する意識を呼び起こせ 書物として参考になったのは最初50ページでしょうか。 あとは、主観性が強く、実際に道場に行かないとわからないだろうな、 というかたちになってしまったのですが、その最初の部分が参考になりました。 去年、竜馬がゆくを読んだ際に、竜馬が意識...
「気」というものに対する意識を呼び起こせ 書物として参考になったのは最初50ページでしょうか。 あとは、主観性が強く、実際に道場に行かないとわからないだろうな、 というかたちになってしまったのですが、その最初の部分が参考になりました。 去年、竜馬がゆくを読んだ際に、竜馬が意識していたのが「気」なんですよね。 相手の気を読んで動くので、非常に効果的にことが運ぶのです。 それを考えると、昔も今も変わらず、「気」を意識して、察知することが出来る人間が 強い、と感じます。 まずは、意識をすること、認知することから はじめてみたいと思いました。 自分の気に正直に。それが健康への近道なのでしょう。
Posted by
難しかったけど、大きなところはわかったと思う。病気を作るのも自分であれば、健康を作るのも自分。誰かや何かに頼ろうとするから力が出ないし、病人でいることによって都合がいいことがあるから治らない。ううむ、耳が痛い…… それを考えると、医学というのは西洋にしろ東洋にしろ、苦しみを取り除...
難しかったけど、大きなところはわかったと思う。病気を作るのも自分であれば、健康を作るのも自分。誰かや何かに頼ろうとするから力が出ないし、病人でいることによって都合がいいことがあるから治らない。ううむ、耳が痛い…… それを考えると、医学というのは西洋にしろ東洋にしろ、苦しみを取り除いてあげたいという優しさから生まれてるんだなあ。
Posted by
数年ぶりに読んだ。(齋藤孝さんの『自然体のつくり方』で活元運動が紹介されていたが、ちょっと間違ってるようだったので) 12体癖の分類は面白い。(私は1種に当てはまる。やや12も入っているかも。)
Posted by
興味深い内容だったが、 差別的な表現なども多く、時代を感じた。 自分の脳内で 現代に合った表現に置きかえる必要があるかな、と思った。
Posted by
10年前に読んだ本。噛み過ぎは胃の適応能力に良くないと書く野口さん。とにかくよく噛めと書く中村天風さん。単純に、どちらも個性的でおもしろい。1人の意見に執着する方が気持ち悪い。
Posted by
姿勢をただす。病を治す。その為には整体師からの施しを受けたり、高い金を払って医者に診て貰い、薬を飲んだりするなど、外部からの刺激が必要である…。と、いつの間にか、誰に教わった訳でもなく大半の方はそう思い込んでいる。自身の持つ活力を利用し、そういった問題を乗り越えよう なんてこの本...
姿勢をただす。病を治す。その為には整体師からの施しを受けたり、高い金を払って医者に診て貰い、薬を飲んだりするなど、外部からの刺激が必要である…。と、いつの間にか、誰に教わった訳でもなく大半の方はそう思い込んでいる。自身の持つ活力を利用し、そういった問題を乗り越えよう なんてこの本を読むまで思いつかなかった。 世間様はなぜこういった視点を持つよう、子供達に教育をしないのだろうか。可能性に気づいてしまうと、既成の世の中がまわらなくなってしまうからだろうか? 野口さんは、整体を通じて、世界を変えようとしている。 彼はもはや整体師ではなく、革命家であるといえる。
Posted by
前回の「風邪の効用」に続き、養生の大家、野口先生の本。人間の身体の使い方の癖である「体癖」に沿った整体方法、身体の使い方を説く。 色々健康関連については勉強してきたが、今まで読んだ事無い世界が広がり、楽しかったが、あまりにもかけ離れていて、何言っているのか分からない個所もちらほら...
前回の「風邪の効用」に続き、養生の大家、野口先生の本。人間の身体の使い方の癖である「体癖」に沿った整体方法、身体の使い方を説く。 色々健康関連については勉強してきたが、今まで読んだ事無い世界が広がり、楽しかったが、あまりにもかけ離れていて、何言っているのか分からない個所もちらほら。 そもそも整体師で身体(特に骨格)を日常的に診ている人や、相当身体の感覚に敏感な人で無いと、本書を見て「よし、やってみるか」とは思えない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
気というと中国のイメージがあるが、この本を読むと覆る。 その文化にあるから発生するものではなくて、周囲にいる人間が持っているという事実を丁寧に述べる。 火事場の馬鹿力は自分が窮地にいる状態から跳ね返るような勢いのことである。または自分の好きなことはずっと続けられるが、嫌いなことは全く続けられない。外面的な体力とは別に内面的な体力が確かに存在することを述べ、それは気がそこにいくか、いかないか、ということだけだということを語っている。 植物でも動物でも気は通っており、両方でも治療が可能であるとのこと。 私も自分の植物に気を送り続け、少しだけ治ったことがある。やはりエネルギーは万物に通っており、それをコントロールすることが治療に繋がるのだと考えるようになった一冊。
Posted by