整体入門 の商品レビュー
ブックカフェで読んだ。たいていリンゴのコンポートティーを注文して飲んでいたのだけれど、しばらく行っていない間にそのメニューがなくなってしまったので、代わりにフルーツティーのホットを頼んだ。これが予想以上においしくなくて、フルーツティーの味がぱっとしないのと、入っているフルーツの...
ブックカフェで読んだ。たいていリンゴのコンポートティーを注文して飲んでいたのだけれど、しばらく行っていない間にそのメニューがなくなってしまったので、代わりにフルーツティーのホットを頼んだ。これが予想以上においしくなくて、フルーツティーの味がぱっとしないのと、入っているフルーツの色味が悪いので、いつもより読書を楽しめなかったのが残念だ。もとのメニューに戻してくれないだろうか。 この本では「気」などから考えた整体の心得を紹介していて、おそらく東洋医学をもとにした考えではないかと思うが、本当にそうだろうかと疑ってしまう部分も多くてあまりおもしろくなかった。
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『体癖』の方がまだ体系化されてる感じかな。しかし、野口整体も基本的に気なんだな。新体道の青木さんとか氣の研究会の藤平光一とかと通じるものがありますね。こういうのって組織化して普及(布教?)していくのは難しいよね。特に開祖がいなくなった後は。野口晴哉は天下一を名乗れただろう治療家だ...
『体癖』の方がまだ体系化されてる感じかな。しかし、野口整体も基本的に気なんだな。新体道の青木さんとか氣の研究会の藤平光一とかと通じるものがありますね。こういうのって組織化して普及(布教?)していくのは難しいよね。特に開祖がいなくなった後は。野口晴哉は天下一を名乗れただろう治療家だったのに、教育家というか研究家に転向してるのが凄いと思うけど、個人の超絶的な技術を人に伝承することの難しさは超えられなかったかなぁ。今の整体協会ってどうなってるのだろうか?
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体が持つ本来の力を引き出すという考え。背骨,腰,首,肩の可動域の拡大。部位に集注(この表現が面白いと思った)するとゆっくり伸びていく気がする。写真がついているが実際の動きを見てみたい。体癖の12分類はイメージしにくいが,著者の中では理論になっているようだ。 著者も指摘する体に及ぼ...
体が持つ本来の力を引き出すという考え。背骨,腰,首,肩の可動域の拡大。部位に集注(この表現が面白いと思った)するとゆっくり伸びていく気がする。写真がついているが実際の動きを見てみたい。体癖の12分類はイメージしにくいが,著者の中では理論になっているようだ。 著者も指摘する体に及ぼす心理的な影響は,心を整えていけば改善されるという。体の癖と心の癖,その対応関係。エンボディメントという研究領域で行われている。 病気(不調)は自分以外の専門家に治してもらうという思い込み。人に心があるならば,それも人間という生命体が生きるために必要な仕組みで豊かな力を持っているだろう。その力の発揮を阻害している要因がありそうな気がする。
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何年かぶりに読み返したが、改めて多くの発見があった。 「脳からの命令で身体が動く」と信じ込まされている近代以降の人間には、なかなか理解できないかもしれないが、真理が詰まった一冊である。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
だいぶ古い本なので、今の医学に照らしてみたら無茶なことも書かれているかと思われる。整体とはどういうものであり、どのようにすれば各種の症状や痛み、問題が解決するか、ということが様々、書かれています。 実際の体の動かし方や息の吐き方、体の捻じれやゆがみへの対処法など、いわゆる「整体のやり方」については、実際に道場に行って習ってみないと会得しがたいかな、という印象ではあります。 ちなみに著者が設立した社団法人整体協会は今も現役で活動中らしい。ただ、整体のやり方を学べる道場に参加できるのは協会の会員のみということで、ちょい敷居が高い。 ただ、本文中に何度も出てくる「病は人に治してもらうものではなく、自分の体は自分で管理せよ」というメッセージには共感。かといって自分で管理できるすべのない自分は、やはり整体やマッサージに通ってしまうのだが、メンテナンスを何もしないでほっとくよりは良いだろう。
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実践してみないことには本当の価値は分かりませんが、体や健康のことをこんな風に考えたことがなかったので、興味深く読ませてもらいました。 力を抜くことが大事なんですね。
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この著者である野口晴哉氏は天才的洞察力にて「体癖」を発見した方であります。 この本は「体癖」の他、「活元運動」、「整体体操」、「愉気法」などを初心者向けに解説したものです。 ただし、本としては文章だけでは伝わらない感じがしますので、直接指導を受けたほうがよさそうです。 公益社団法...
この著者である野口晴哉氏は天才的洞察力にて「体癖」を発見した方であります。 この本は「体癖」の他、「活元運動」、「整体体操」、「愉気法」などを初心者向けに解説したものです。 ただし、本としては文章だけでは伝わらない感じがしますので、直接指導を受けたほうがよさそうです。 公益社団法人整体協会というところでご指導いただけるそうです。 自分としては体癖に強く関心を持っています。巷ではエニアグラム等のタイプ論的なものが出回っていますが、「体癖」ほどの妥当性はないと思います。 レベル:525 やはりちゃんと勉強しておいたほうがよさそうです。
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随分前に読んだ本。 今日の職場の朝礼で紹介しました(内容うろ覚えなのに…)。 日本の整体の創始者といわれている先生が書いた本です。 風邪は万病を防ぐ、みたいな目から鱗なこととか、寝相が悪いのは体調を整えるように自己治癒力なんだとか、「気」の通し方?みたいのが書いてあったような...
随分前に読んだ本。 今日の職場の朝礼で紹介しました(内容うろ覚えなのに…)。 日本の整体の創始者といわれている先生が書いた本です。 風邪は万病を防ぐ、みたいな目から鱗なこととか、寝相が悪いのは体調を整えるように自己治癒力なんだとか、「気」の通し方?みたいのが書いてあったような。(注:うろ覚え) 「風邪の効能」も併せて読むといいのかもしれません。わたしは読んでませんが! 他の人のレビューの方が参考になるから、そっちみてwww って感じで申し訳ないけど、日々の生活の参考になることも多く載っているので、是非一読してみて欲しいです。
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P187・腰椎ヘルニアの正し方と、あとがきの考え方が大いに参考にしたいところ。 身体を生んだ身体自体によって治す心がけと方法の思考を忘れないこと。
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整体協会の創始者である著者による本書の初版は1968年にもなり、この手の本としてはある種の古典と言って差支えない一冊。著者は東洋思想を価値観の根底に置いておいるが、やはり「気」の力や精神論的な面については幾らか首を傾げたくなる所もある。しかし本論である整体、姿勢や身体の調子の整え...
整体協会の創始者である著者による本書の初版は1968年にもなり、この手の本としてはある種の古典と言って差支えない一冊。著者は東洋思想を価値観の根底に置いておいるが、やはり「気」の力や精神論的な面については幾らか首を傾げたくなる所もある。しかし本論である整体、姿勢や身体の調子の整え方については明晰かつ明快な語り口で、特に体癖から見た特徴についてはきちんと定量的分析と身体的根拠を土台としており、不現代的視点からでも信頼性のある分類法に思える。例えるならサプリメントと言うより漢方的役割な書物だと言えるだろう。
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