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口語訳 古事記 完全版 の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2025/10/31

佐藤優 の「新約聖書I」のあとがきでこの本が紹介されていたので、読んだ。かなり時間がかかった。 何度か登場した少年の髪型に関して、最近観た映画「もののけ姫」の冒頭で、アシタカが散髪するさりげないシーンがあった。少年から大人(青年?)への象徴だと理解できて、うれしかった。 正直...

佐藤優 の「新約聖書I」のあとがきでこの本が紹介されていたので、読んだ。かなり時間がかかった。 何度か登場した少年の髪型に関して、最近観た映画「もののけ姫」の冒頭で、アシタカが散髪するさりげないシーンがあった。少年から大人(青年?)への象徴だと理解できて、うれしかった。 正直、人名をほとんど覚えていないが、読んでよかった。

Posted byブクログ

2025/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神代(かみよ)篇と人代(ひとよ)篇の合本なので、完全版です。 本来なら上中下巻の3巻もので、上巻が神代篇、中下巻が人代篇になります。 面白いのは、神代篇と言えますが、神も天皇もやっていることは恋愛か戦。 子どもの頃ローマ神話を読んで、「ローマの神さまって恋愛してるか戦ってるかじゃん」と思ったことが、ブーメランのように返ってきました。 天武天皇が、国の成り立ち(歴史書)を作ろうと決め、語り継がれてた伝承をもとに記したのが『古事記』で、最初から歴史書を作ろうと漢文で記したのが『日本書紀』です。 『古事記』が推古天皇のころまでしかないのに対して、もう少し先のことまで『日本書紀』には書かれていますが、それを差し引いても大きな違いがこの二つにはあります。 国が認めている正当なこの国の歴史書である『日本書紀』は極めてお行儀がよく、儒教の影響もあり、天皇は(もちろん神も)よい存在です。 『古事記』はもう少しエンタメ寄りで、繰り返しのことばや対句などを駆使して、物語性を高め、時には破綻したストーリーや人物(もちろん神も)もいたりして、ちょっと体制批判な部分もあったりします。 特に出雲の国譲りのおおもとである大国主命の部分は『日本書紀』にはないんですって。 では、『古事記』が面白いかと言うと…それほどでも。 大昔のことなのでわからないといえばそうなのでしょうが、事績の記載が本当に少ない。 誰が誰と結婚して誰を産んで…と言うのは詳しいけれど、何天皇が何をして…と言うのが仁徳天皇くらいしかない。 それも、民が疲弊して貧しくて、ろくに食事もとれていないありさまを見て、3年間税の取り立てをやめた、というもの。(今の政治家に見せたいね) 天皇の住まいが雨漏りしても、修繕に民を煩わせることなく、漏れていないところで生活した天皇は仁も徳もある方なのです。 ところで、神様の数え方の単位は柱ですが、これの理由が分かりました。 昔の日本人は、人間に事を「人青草」といい、植物だと思っていたのだそうです。 神様も出自としては人間と混ざってしまったものだから、植物由来の頑丈なもの→柱で数えるのですって。 ちなみに天皇も柱です。 今は人間だから人かもしれないけど。 日本の神話から天皇家の始まりみたいなのを読んでいていつも思うのは、「で、卑弥呼はどこに?」なんです。 300年ころの日本に邪馬台国があったなら、本来なら歴史書にその記載があっていいはずなのに、ない。 天皇が統べる政権とは別に邪馬台国という小国が魏に貢物をしていたということで、大陸と交流はあったはずなのに、大和政権と魏、大和政権と呉がどういう関係だったのかが分からない。 倭の五王のちょっと前の時代、ヤマトタケルよりは200年以上あとの時代、知りたいよねー。 継体天皇が越前で即位して、都を越前に置いたら…と考えていたけれど、大国主が国を譲らず出雲の国がそのまま残っていたら、やっぱり都は日本海側にできたんだろうと思う。 そうしたら大陸との交流の仕方も変わってくるだろう。 でも、平地が少ない場所なので、人口が増えたら鳥取側に移るか、山口側に移るかしないと大きな都は作れないね。 北海道が、小樽の限界を見越して札幌を中心にしたみたいに。 本編の内容よりも、たくさんの『IF』を考えるのが楽しかった。

Posted byブクログ

2018/11/24

グッと、グッときたぜ古事記! 神代編なんてとんでもない イザナキが自分の子のカグツチを切った刀の先についた血がまわりの岩に飛び走りついて成れる神、刀の手元のあたりについた血も岩に飛びつき成れる神、握りの指の間からしたたった血からも成れる神、切られた死体の頭からも成れる神、腹から成...

グッと、グッときたぜ古事記! 神代編なんてとんでもない イザナキが自分の子のカグツチを切った刀の先についた血がまわりの岩に飛び走りついて成れる神、刀の手元のあたりについた血も岩に飛びつき成れる神、握りの指の間からしたたった血からも成れる神、切られた死体の頭からも成れる神、腹から成れる神、陰に成れる神、左の手に成れる神、右の手に成れる神、左の足に成れる神、右の足に成れる神、もうそこらじゅうに神が!!!

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2018/01/27

非常に読みやすかった。訳者の補足、説明が注釈に加え本文にも語り部の語りとして加えられている。巻末に系図に加えて地名解説、氏族名解説、地図、神人名索引、動植物名索引と資料も充実していて、本文に出てきた植物や生き物の挿絵がチラっと入るのも楽しい。

Posted byブクログ

2013/05/25

三度目の再読。 私を、古代史の世界にいざなった書。 古事記と書紀の違いは漠然とは理解していたが、三浦訳は見事にそれを表現したと思う。 この本を読んだあと、何冊か、三浦氏の本を読んだが、どれもわかりやすく面白かった。 これからも、おりに触れて、本書を読みたい。

Posted byブクログ

2012/10/15

とっても読みやすかった。 私、実は古事記の内容は、オオクニヌシまでしか覚えてなくて・・・ あとは、神武天皇、ヒコイマス、イクメの大王、ヤマトタケルあたりをブツ切れで知っているだけで。 「古事記ってどんなの?」と思っている人に軽く読めてお勧めの1冊☆

Posted byブクログ

2012/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

詳しく事細かな内容が良いものでした。 読み応えもたっぷりで、口語訳なだけあって読みやすいです。 ただ、口語訳ならではかもしれませんが、自己解釈のところがあって(´・ω・`)…?というところもありました。 けど、中身がたっぷりで読み応えのあるものでした。

Posted byブクログ

2012/08/10

古事記、が発売されたときに、「おおー!」買ってしまいました(T▽T;) 読破するには、神話のながーーい名前を覚えねばならぬので大変? ですが、日本の有名な本は一冊は持っていたいのです。 一見、造られた神話ではないか、と思うかもしれないですが、歴史と合わせていくと、背景がわかってき...

古事記、が発売されたときに、「おおー!」買ってしまいました(T▽T;) 読破するには、神話のながーーい名前を覚えねばならぬので大変? ですが、日本の有名な本は一冊は持っていたいのです。 一見、造られた神話ではないか、と思うかもしれないですが、歴史と合わせていくと、背景がわかってきて、結構面白いものです☆

Posted byブクログ

2011/10/18

解説や訳が本文と同ページにあるため、解説を調べるためにいちいち巻末を調べないで済むのが高評価。 又、口語訳なので読みやすいというのも良かったです。

Posted byブクログ

2011/08/30

すっごい面白かった♪ 「その言葉は必ず消えてしまいますが、不確かな耳しか持たない私達の世界とは別の世界にも届かせようとする言葉、それが語り事」 と言う言葉が印象的で全編にその心が漂ってる気がした。 語りのパワーを感じる古事記って初。 語り部のじいさんの個を通して語ってる筈が、かえ...

すっごい面白かった♪ 「その言葉は必ず消えてしまいますが、不確かな耳しか持たない私達の世界とは別の世界にも届かせようとする言葉、それが語り事」 と言う言葉が印象的で全編にその心が漂ってる気がした。 語りのパワーを感じる古事記って初。 語り部のじいさんの個を通して語ってる筈が、かえってフラットにさえ感じた。 それにしても、神代編の面白さと引き換えに人代編て… しょうがないのかな。

Posted byブクログ